ノート:アチェケ
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2016年7月現在の記事の内容に補足
[編集]第2版をフランス語版から翻訳して追記した者です。翻訳元のフランス語版は、出典が示されていないながらも興味深い内容が多いので翻訳してみました。綴りに間違いが結構あり、内容面で現地の人しか知り得ない内容があるので、コートジボワールに住む地元の人が書いた内容かなと思いました。ただ、フランス語版では「アチェケ」という言葉が指し示す概念が、英語版の内容とは重なる部分はあるけれどもかなり違うので、少し補足しなければ読む人が混乱するかなと思い、その点について注記します。後々誰かが記事を改善してくれることを期待し、また、この補足がその助けになれればと思います。
- まず、フランス語版によると、アチェケは、クスクス状の小粒径のものを含むマニオクを発酵させた食品全体をいうようです。英語版ではクスクス状のものだけがスコープに入っているようです。ヨーロッパで流通しているものがクスクス状の脱水乾燥させたものに限られているからかもしれません。
- cassave は、フランス語ではキャッサバの原種に限定され、manioc は原種から品種改良した植物、その根茎、それを加工したものなどを指すようです。本項ではコートジボワールの食文化を取り扱っているので、マニオクに統一した方がいいかもしれません。
- side dish / accompagnement の訳語について。辞書を引くと「副菜」「付け合わせ」と出てきますが、1回の食事における主な炭水化物源を「副菜」や「付け合わせ」と呼ぶのは、日本語として少しおかしい感じがします。どちらかというと「主食」と呼びたくなるものです。説明的に書けば、「主品となる料理(ガルバとかケジェヌ)に添えて出されるもの」になると思いますが、ぴったりくる訳語が見当たりませんでした。ご存知の方がいれば是非教えてください。私は、最適な訳語は多分、ないと思います。稲作文化圏とはそもそも食事の組み立て方が違うので仕方ないのですが、この点について料理や食文化に詳しい方のお力をお借りできればと思います。