ノート:アルベルト・フジモリ

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本名について[編集]

外務省の「主な要人の来日日程」ページ、平成11年4月20日分にも書かれていますが、フジモリ氏の正式名は「Alberto Kenya Fujimori Fujimori(アルベルト・ケンヤ・フジモリ・フジモリ)」ではないでしょうか。たしか現地においては、正式名上の姓は、父方の姓+母方の姓となるので、日本人の場合「父方の姓」+「母方の旧姓」とすべきところ、アルベルト・フジモリ氏の母も「フジモリ」姓で申請したために、フジモリ氏の姓も「フジモリ・フジモリ」となったという話を聞いたことがあります。ただ、私自身、事実かどうか明確に確認はできておりませんので、どなたかご存知の方、フォローお願いいたします。

国際的にはフジモリ、スペイン語圏ではフヒモリなんですね、やはり。BBCのラジオでも「フヒモリ」と言ってましたが。--24.5.188.180 2009年4月9日 (木) 20:29 (UTC)[返信]

逮捕か拘束か[編集]

フジモリ氏の現在のチリでの状況ですが、日本のマスコミの大半は「拘束」という表現を用いており、あえて「逮捕」の表現を避けているかのようです(cnn.co.jpなど一部を除く)。

現在のWikipedia日本語版の記事では「逮捕」となっていますが、果たしてそれで妥当なのだろうか?と考えてます。とても微妙な事ですが。

ちなみに同英語版の記事やcnn.comでは「arrest」という表現ですが、「拘束」「逮捕」のいずれにも訳せますね。(スペイン語の方は判りません。。。) --220.97.171.16 2005年11月20日 (日) 11:36 (UTC)[返信]

スペイン語版で使われている"detener"も、逮捕、拘留いずれにも訳せますが、逮捕の意味合いが強いのではないかと思います。法律に違反した事を理由に拘束されているのですから、逮捕でいいのではないでしょうか。--Hachikou 2005年11月20日 (日) 12:18 (UTC)[返信]

良いご着眼だと感じました。220.97.171.16 さまの慧眼に(というか、どなたかがご指摘下さると思っていましたが)敬意を表します。

執筆の際、わたくしも、英文記事を含め多くの各種報道を参照いたしましたので、相当迷った、というのが正直なところです。ただ、ウィキペディア内の逮捕の定義と概念からは、自動的に「逮捕」ということになります。念を押しておきますが、ペルー政府は「犯罪者引き渡し」を求めていました。チリ政府はこれを受け容れたんですね。弁護側はこれに対し「拘束」は無効だと主張していますが、チリ最高裁は事実上この主張に対して何のアクションも(現在のところ)とっていません。この事実が何を意味するか、というところに議論のポイントがあると思います。

詳細については依然精査すべき点が残っております。けれども、事実関係を各種報道から検証した結果、フヒモリ氏は疑いもなく「令状」によって拘束されたというのは争えない事実だ、とわたくしは判断いたしました。「令状」によって拘束する処分は「逮捕」と表現するのが妥当でしょう。そこで一点、今後注視すべき動向は、弁護側が申し立てている「拘束無効」の主張に対してチリ最高裁はどのような判断を下すか、ということになると思います。

わたくしが知る限りの情報から、チリ最高裁が「逮捕ではない拘束」(違法)だと認定する可能性は極めて低いと判断したんです。

以上の点を総合的に勘案してわたくしは各種報道に逆らい、敢えて「逮捕」といたしました。

ですが、最高裁による最終的な判断いかんで、「逮捕」(合法)なのか「逮捕ではない拘束」(違法)なのかの最終的な結論が出ることになる、とわたくしは考えています。ただし、それは相当先のことになりそうな気がいたします。

念のために申し上げるならばチリも、とりあえずは法治国家だ、という点を指摘しておきたいと思います。
- Opponent 2005年11月20日 (日) 12:49 (UTC)[返信]

フジモリ氏はチリの法律には違反していません。しかし、ペルーが国際指名手配をしていたため、それに従って逮捕したはずです。両国は犯罪者引渡し条約を結んでいるため、ペルーの起訴理由が妥当だと認められれば、ペルーに引き渡されますが時間がかかると考えられています。 Zorac 2005年11月20日 (日) 12:54 (UTC)[返信]

Zoracさまのご指摘: 「ペルーが国際指名手配をしていたため、それに従って逮捕したはずです」

確かにそれはその通りかもしれません。

ですが、それは建て前であって、フヒモリ氏の共犯者とされるチリ国内にいるとされる二名が捜査もされず、逮捕もされていないという点に問題があるような気がいたします。

フヒモリ氏はその事実に加え、ペルー大統領としてチリ政府の状況、あるいはチリの政治に精通していたんです。チリと友好関係を結んだ実績もあった、と各種報道は伝えています。

この事情を判断して、フヒモリ氏はチリに渡航したわけですね。ここにチリ最高裁が最終的な判断を出すのに躊躇する理由がある、と思います。

チリ政府が必ずしも「犯罪者引渡し条約」を遵守していない可能性は依然として残っている、というところに複雑な問題が介在している、と考えているところです。
- Opponent 2005年11月20日 (日) 13:36 (UTC)[返信]
- Opponent 2005年11月20日 (日) 13:40 (UTC): 脱字「犯」を追加[返信]

素早い返答ありがとうございます。というか随分議論が進んでいました(汗)。 Wikipedia初心者なもので、IPアドレスのみである事をご容赦下さい。

より有意義なディスカッションのため、ネタを提供しないと申し訳ないと思い、少々調べてみました。 外務省・平成15年3月10日の事務次官会見記録において、 フジモリ氏がICPOから手配された件に関して、以下の談話を発表しています。
「日本の場合には憲法上、令状による逮捕という令状主義というのが原則です」
「ICPOの国際逮捕手配書のみによって身柄を拘束するというのは日本の法律では問題があると理解しています」
[1] (引用やリンクに問題がある場合、指摘頂ければ削除・編集致します)
外務省は、国際逮捕手配書は令状ではないと言う事を示唆しているのでしょうか。あるいはこれがマスコミが「拘束」とする根拠なのかもしれないですね。

念のため申し添えておきますと、私は何でマスコミは『逮捕』って書かないのかな?」と素朴に疑問に思っただけであり、皆さんの意見(ひいてはWikipediaの見解)を尊重したいと思っております。--220.97.171.16 2005年11月20日 (日) 13:49 (UTC)[返信]

あ。なるほど。そういうご質問だったのですね。はっきり申し上げたいのですが「国際逮捕手配書」は令状ではございません。「国際逮捕手配書」に基づき令状を発付するかどうかの権限を持っているのは司法官憲です、つまり裁判所。要するに次のような順序だったと推測できます。
  1. フヒモリ氏ペルーに到着。事前に情報を流し、マスコミに到着場面を報道させる。
  2. チリ当惑。フヒモリ氏の居所を知りながら、手を出せなかった。
  3. ペルー政府が「犯罪者引渡し条約」に基づき引渡しを要求。
  4. これを受け、チリ政府はペルー政府の要求を尊重する判断を下す。
  5. おそらく下級裁判所(いわゆる地裁)が令状を発付。
  6. 令状によって捜査官憲がフヒモリを逮捕。
  7. 弁護団、逮捕無効をチリ最高裁に申し立て(日本でいう「特別抗告」のようなものと考えられる)。
  8. 現在、最高裁は申し立ての判断を留保(おそらく困惑しているとみられる - あくまで推測ですが)。
以上でございます。「ICPOの国際逮捕手配書のみによって身柄を拘束」した、という日本政府の主張にはかなり無理があると思います。少なくともチリの裁判所は令状は発付したはずです(要精査)。warrant (令状、この場合は逮捕状といいます)の表現を文脈を含めて何度も確認したつもりです。
日本のマスコミが『逮捕』とかない理由、これは簡単です。
  1. チリが法治国家であるかどうかの判断ができない
  2. 日本政府が『逮捕』という表現を避けている
  3. 逮捕が合法であり、逮捕でない拘束は違法だという法の概念について理解していない
のいずれか(複数を含む)だと思われます。これが現在のわたくしの理解です。あなたと同様、念のため申し添えておきますが、この理解が「Wikipediaの見解」ではない(汗)ということをお断りしておきます、
- Opponent 2005年11月20日 (日) 14:35 (UTC)[返信]
- Opponent 2005年11月20日 (日) 21:41 (UTC): 誤字訂正。「特別抗告」を注記[返信]


いやぁ、もう2年近く議論がなされてませんが、とりあえず上述のチリ当局フジモリ逮捕の展開について疑問に思った点を指摘・修正させてください。

  1. フジモリ氏×ペルーチリに到着。事前に情報を流し、マスコミに到着場面を報道させる。
  2. チリ当局、ひとまず当惑(というか静観かな?)。フジモリ氏の×居所○渡航を事前に知りながら、表立っての行動起こさず。
  3. ペルー政府が「犯罪者引渡し条約」に基づき引渡しを要求。
  4. これを受け、チリ当局はペルー当局の要求を尊重する判断を下す。
  5. おそらく下級裁判所(いわゆる地裁)が令状を発付。
  6. 令状によって捜査官憲がフジモリを逮捕。
  7. 弁護団、逮捕無効をチリ最高裁に申し立て(日本でいう「特別抗告」のようなものと考えられる)。
  8. 現在、最高裁は申し立ての判断を留保(おそらく困惑しているとみられる - あくまで推測ですが)。

・・・もうすでにチリで保釈されて、日本に戻ってきてますがね・・・
- MAGUNUS 2007年8月14日 (火) 15:45 (UTC)[返信]

つい先日、ペルーに送還され拘束されました。議論終結、という事で。--124.155.19.128 2007年10月6日 (土) 10:52 (UTC)[返信]

日本国籍が喪失されないのは何故?[編集]

ここであえて記述することではないでしょうが、フジモリ氏は何故日本国籍が喪失されないんでしょうか?
日本国国籍法第16条
「国籍の選択宣誓をした日本国民が自己の志望で外国の国籍の必要な公務員になった場合に、その就任が日本の国籍を選択した趣旨に著しく反すると認めるときは、日本国籍を剥奪することが出来る。」・・・
宣誓をおこなった者は喪失され、優柔不断というか、どっちの国籍も持っていたい、というずうずうしい者が得をするみたいで納得がいかない。学校の先生等ですと、通常の会社員・サラリーマンと同一視でき、なにも日本国籍喪失まで・・・という気になるのですが、大統領までなった者が日本国籍とペルー国籍そのまま保持し続けるのはおかしいんじゃないの?
- MAGUNUS 2007年8月14日 (火) 16:00 (UTC)[返信]