ノート:アンネ・フランク教育センター
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立項に際して
[編集]記事名を暫定としたのは、『アンネ・フランク・ツェントルム』と『アグネス・フォン・マンスフェルト=アイスレーベン』と立て続けにミスし弱気になっているためです。
そう難しくは無いと思って訳し始めましたが、そうでもなかったです。「翻訳疑問点」は、1~2箇所なら使って有用と思いますが、疑問な箇所が多すぎるのでノートにまとめました。
- Schichten der Geschichte
- ”歴史の層”では意味をなさないので前後関係なども考え、苦し紛れに「歴史の扉」としたが、もっと良い訳が分かる人は改善をお願いします。
- → 公式サイトの英語紹介には、They have the opportunity to unravel the individual stories within the broader history. と似た趣旨の説明があるので、「歴史の探求」あたりの方が良さそうなのでそうしました。
- Jugendbegegnungsstätte Anne Frank e.V.
- e.V. は「社団法人」でいいとして、問題は Jugendbegegnungsstätte の方。Jugend は、青年と青少年のどちらが良いか、また、会議と訳したが実際には団体と思われるので、会議と訳すのが良いか。
- Anne Frank. Ein Mädchen aus Deutschland
- ドイツで展示をやるのに何で地元で育ったアンネについて aus Deutschland という説明になるのかと思いましたが、この展示はアムステルダムのアンネ・フランクの家が中心になって作った、と考えると辻褄が合いますね。よって aus Deutschland は「出身の」ではなく、隣国ドイツからオランダに逃れて来たという意味で、結局普通に訳しました。
- mobile Lernlabor
- 巡回展示、と訳した。
- Mensch, Du hast Recht(e)!
- 非常に厄介でした。en:Mensch には、思いのほか複雑な意味があり、Press から
- を見て、特に後者の
die in Netzwerken gegen Diskriminierung aktiv sind. „Mensch, du bist gleichwertig, Mensch, du kannst sein, der du bist, Mensch du kannst mitbestimmen“
- という記述から、アンネ達のようにユダヤ系であるというだけの理由で差別され、逮捕され、強制収容所に送られた、のような悲劇を繰り返さないために、人種や宗教、同性愛だからといって何ら非難されるいわれは無く、人権を尊重すべき、という趣旨の展示かと思い、「男、あなたは正しい」のようにはせず、かなり意訳して「違っていてもあなたは正しい!」としました。この点、人種差別が深刻な日本も見習いたいですね。
- Frankfurter Museumslandschaft
- こういう事らしいのですが、適当な日本語が見つからない。
- Multiplikatoren
- 「乗算器」などではなく、たぶんこちら (de:Multiplikator (Werbung)) の意味。プロパガンダや特定の価値観をネットやマスメディアで広めるオピニオン・リーダーとして機能する人。前後関係から記事中の意味を考え「ネットやメディアを使ったプロパガンダ」と意訳した。
- Austauschprogramme
- 交換留学かなとも思ったが、設立目的からして外国に留学を斡旋しそうもないので、交流プログラムと訳した。生き証人にインタビューする以外に話し合ったりもする、という事では。
- Mit Homestory Deutschland erhielt die Ausstellung zu Schwarzen Biographien in Geschichte und Gegenwart der Initiative Schwarze Menschen in Deutschland (ISD)
- これが記事冒頭にあったら翻訳を断念していたと思います。正直、意味が掴めません。Homestory Deutschland というのは、45分の映画ですね。『ドイツ故郷物語』としましたが、日本で上映されたとか日本語のタイトルが決まっているという話は存じておりません。私などは「ドイツにも黒人の住民が居て、差別されてるのかな」という程度で、ISD (Initiative Schwarze Menschen in Deutschland) は「ドイツ黒人イニシアティブ」という役を当てましたが、自身は無いです。
- einen Platz in der Frankfurter Museumslandschaft は「フランクフルトのある博物館で」としましたが、さてどうだか。
- Schwarzen Biographien in Geschichte und Gegenwart は「ドイツにおける黒人の歴史と現状」としましたが、Biographien は伝記と訳すと意味がズレると思いました。ノンフィクションの過去の出来事、という意味かと思います。
- erhielt die Ausstellung zu ですが、何が何に関して賞を受けたのやら、私の力量ではよく分かりませんでしたので「これかな?」という感じで訳を当ててみました。
ところで元のドイツ記事に出典がついていませんでしたが、これは出典をつけるほどの記事ではないというか、設立の歴史等の事実関係に関しては創作性は無く誰が書いても似た感じになるため公式サイトを見れば「まぁ、嘘は書いてないな」的な書き方になっているのかなと思いましたが、出典ゼロでは寂しいので判る範囲で出典を補っておきましたが、志ある方は追記をよろしくお願いします。
他言語版へのリンクですが、英語版とヘブライ語版は互いにリンクされていますが、肝心のドイツ語版は、英語版にもヘブライ語版にもリンクされていないですね。--114.181.36.77 2015年9月4日 (金) 00:25 (UTC)
- ドイツ語には全く自信はありませんがコメントします。
- 定まった訳のない固有名詞については、私は直訳調で訳すように心がけています。変に意訳してそれが広まってしまっても恥ずかしいですし、こなれた名称は他の人にお任せしようという気持ちでそうしています。
- Mit Homestory Deutschland erhielt die Ausstellung zu Schwarzen Biographien in Geschichte und Gegenwart der Initiative Schwarze Menschen in Deutschland (ISD) einen Platz ...
- ISD(der Initiative ... 属格)の展覧会(die Ausstellung ... 主格)が展示する博物館の場所(einen Platz ... 対格)を得た(erhielt)。(die) Ausstellung(enwikt dewikt) は、ここでも展示(展覧会)としか訳せないかと。ISDについては脚注で触れられているとおり団体のWebサイトがあるのでそれを読むと、黒人の団体ということでよさそうです。
Biographienというのは何人かの伝記的展示を見ることで歴史を知ろう、という意味合いではないかと思いますが、実際の展示を見ていないので分かりません。
- 他言語版については、旧称(リダイレクトページ)のほうが英語版とリンクしているせいでおかしなことになっていたので、修正しました。
--Insanity(会話) 2016年2月2日 (火) 10:21 (UTC) -- 一部修正 Insanity(会話) 2016年2月2日 (火) 10:30 (UTC)