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ノート:アーサーの甥、ガウェインの成長記

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編集修正の課題

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ごっそり大幅に直しました。ので、まずは、その是非を議論されそうなポイントをまとめます。

  • ラテン題名を『アルテュの甥、ワルーアンの成長』とありましたが、アーサーのラテン名は、この作品では Arturus (アルトゥルス)です。とあるサイトでは「アルトゥリアス」になっていますが、それも正確ではありません。Waluuaniusのカナ表記は「ワルウアニウス」としましたが、完全な自信はありません。"uu"とのことでは"w"のことではないのかと思うのです。さすれば「ワルワニウス」でしょう。
  • あだ名を「外套の騎士」から「陣羽織の騎士」に改めました。これも日本語文献にあるというわけではありませんが、英訳名"Knight of the Surcoat"の"surcoat"を英和辞典でみると「陣羽織」と出ていましたので採用しました。鎧の上から上衣を羽織ったのであり、「外套」だと後ろに裾が長く垂れているコートを連想するので合わないかと感じた為です。後、「陣羽織の騎士」とそのつど表記するとわずらわしいので、「陣羽織」と書きました。原作では逆に「騎士 Milites」は..、という表現が多くみられるようです。
  • 記事に反映していませんが、この赤いトゥニカ/陣羽織については原文が tunica purpurea であります。じつはpurpureusは、紫でも赤でもありうる色名で、 Bruce 要約では"purple tunic"とあり、Day全訳では"tunic of a deep red color" となっています。
  • 元の記事は、ラテン語発音でなく英語発音でカナ表記するとありましたが、そこは改めました。アーサーとかガウェインなどレギュラーのキャラだけであれば英表記でいいですが、その他のウィアムンドゥス(元の「ビアムダス」は字抜けでまちがい)やミロクラテスなどを英発音表記する気になれなかったのです。ただ、記事名まではまだ記事名変更をおこなっていないので、作品は英語表記のままですので課題は残ります。
  • ミロクラテスのことを「海賊王」としていましたが、これは原文や英訳にはない表現です。訳者が序文の説明のなかで使った通称です。私の読み落としかもしれませんが、文面からは、海賊と呼ばれている奴らのうちにミロクラテスも数えられるのか、歴然とししなかったと記憶します。陸でしか戦っておりませんし、あえて「海賊王」とすることもないとも思います。ちなみにミロクラテスが君臨する島人は身長3キュービットにみたない小人部族です。
  • 不可解な元文「ギリシア火薬の作り方に対しても長々と描写されている[5] 。雑で教育を受けてはいないものの文章ではあるが、オウィディウスの『変身物語』に登場するような魔女メーデイアに現れるような魔法について、民間伝承と文学的な要素を結合させている。しかしこれに記されている処理方法は、結果的にナパーム弾のような兵器を生み出す結果となるのである。」は調べて書き直しました。--2012年12月24日 (月) 08:07 (UTC)

外部サイトを受け売りしたときの弊

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さて、立項者(ゆとりすけさん)の英語記事の和訳ですが、いじっているうちに、「あらすじ」の節などは、英語記事からではなく、Timeless Myths サイトの要約をごっそり流用していることがわかりました。そういう場合、外部リンクの節にあらすじと載せるだけでなく、サイト名(Timeless Myths)や作者名(Jimmy Joe)をきちんと記述してアトリビューションすべきだったと思いますが。後に編集を加える人間(まあ、この場合、私ですが)英語版にない記述がぞろぞろ出てくると当惑しますし。

また、いわずもがなですが、こういうものにのみに頼って書くと、微妙に事実とずれてきます。次は、正確を期すために書き直さなければならなかった部分です(ざっと見直して思いだした分):

  • (子供は)漁師に拾われることになってしまう -> じっさいは、停泊した船に立ち入って盗んだのである。
  • キリスト教徒の名誉を守るため、ペルシアの騎士と決闘を願い出る -> ローマの敵国の勇者との決闘試合が次に発生したおり、自分を代表に選んでくれとねだった。
  • エルサレムに到着したローマ軍は、ペルシア軍とともに両軍の代表選手を試合させることに同意する。->そもそもエルサレムで試合することは決まっていたはずである。
  • 互角の勝負は3日続いたが->じっさいは互角ではなく2日目の最後は主人公に分が悪く、非常に危険だった。しかしこれはぶっとうしで3日戦ったのではない。日没でレフリーストップがかかっていたので命拾いしたのだ。
  • 円卓に加える->作中では円卓騎士と言う表現は使われない。
  • 異教徒軍の奇襲を受けて->これも実際とは少し違う。

上のリスト作製は、単なるあらさがしではなく、差分ログやデータのようなものと受け止めてください。ただ見比べただけでは、前執筆者の表現のしかたを、自分流の表現スタイルで塗り替えただけだと思われるかもしれないので、そうではなくて実質的な訂正も含まれることを明白にしたいためです。--Kiyoweap会話2012年12月24日 (月) 08:29 (UTC)[返信]

--Kiyoweap会話2012年12月24日 (月) 08:29 (UTC)[返信]