ノート:イングランド共和国

「コモンウェルスと共和制とはそれぞれ異なった概念」とする記述について

現状の本文には、次のような記述があります。

なお、コモンウェルスと共和制とはそれぞれ異なった概念であるので、日本語においてはしばしば見受けられるイングランド共和国という表現には語弊がある。しかしコモンウェルスに対する決まった訳語がなく、また原語でも共和国・共和制を指してcommonwealthの表現が使われることがあり、またCommonwealth of Englandが共和制の政治体制であることは間違いないため、ここではイングランド共和国の呼称を用いる。

ところが、この記事を読んでも、コモンウェルス、共和制などの項目を見ても、コモンウェルスと共和制がどのような意味で「異なった概念である」のかは明確な説明がありません。確かに、「共和制」は曖昧な概念で、古代から現代まで用いられる表現ですから、「コモンウェルス」と、一般的に現代の国家などをイメージして考えられる「共和制」との間に、いろいろ差異があることは当然考えられます。しかし、広い意味での「共和制」の一形態として、この記事で取り上げている意味での「コモンウェルス」があると考えることに「語弊」があるというのは、にわかには同意しがたい断言です。また、「異なった概念」とだけ述べて、説明がないのは、適切とはいえません。

この記述を残すべきとお考えの方には、記述の出典とともに、両者がどのような意味で「異なった概念である」のか、明確な説明を与えて頂くようにお願いいたします。それがなされないままであれば、この記述は残すべきではないと考えますが、いかがでしょうか。--山田晴通 2010年3月22日 (月) 17:51 (UTC)