ノート:エニグマ (暗号機)
記事名について
[編集]曖昧さ回避のためのページとして、「エニグマ(ミュージシャン)」と「エニグマ(暗号機)」 に分けてはいかがでしょうか。Baffclan 12:32 2003年9月9日 (UTC)
スクランブラとパンフレットの画像の著作権について
[編集]- 内部にローターが入っていて、中の配線が暗号化機(スクランブラー)になっているの説明ですが、スクランブラーなる単語は恐らくサイモン・シンの著作から出てきたと推察します。しかしローター自体がスクランブラーですから無用の説明と思えます。さらに過去の文献ではスクランブラーの単語を一切使わない事からしても、ローターに統一化しては如何でしょうか?
- エニグマの換字メカニズムを示す挿絵が必要と思います。そこでご相談ですが、以下の資料から私がスキャナーで取り込んだ挿絵はパブリックドメイン扱いになるでしょうか?その資料は米国家安全保障局の国立暗号博物館で見学者に無償配布されたパンフレット"Solving the Enigma: History of the Cryptanalytic bombe"です。挿絵はもとよりパンフレット自体にも著作権に関する標記がまったくありません。Tuve74 2004年12月27日 (月) 07:30 (UTC)
スクランブラ(1点目)
[編集]一点目のみにコメント。ロータの中の配線が「スクランブラー」になっている・・・、というよりも分かり易い表現であれば、スクランブラーという言葉を使う必要はないと思います。ロータという言葉で統一することに賛成です。ロータのことをスクランブラーとも説明している書籍はサイモン・シンの本以外に2冊ありましたので、記事中のどこかで「ロータのことをスクランブラともいう」程度の説明があってもよいと思います。個人的には「スクランブラー」よりも「配線が暗号化機になっている」の方に違和感を感じたり、「暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が得られる利便性がある」よりも「暗号化と復号を同じ機械でできるという利点がある」の方が分かり易いように思えます(あえて戻したいほどの差ではありませんが)Sina 2004年12月27日 (月) 15:15 (UTC)
- 「暗号化と復号を同じ機械でできるという利点がある」の記述を敢えて書き換えた理由ですが、同じ機械で出来ない暗号機が少なからずある様な誤解を生むのを恐れました。実際、WW2当時の暗号機は1台の暗号機で暗号・復号処理が可能です。敢えて暗号化しか出来ない機械を運用する利点は無いと思います。但し私の書いた「暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が得られる利便性がある」の記述も推敲しますと、あえて書くほどの「利便性は無い」と思い始めました。エニグマ以外の暗号機もレバーやセレクタの切り替え1つで暗号・復号の切り替えが可能ですから。そのような訳で「暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が得られる特徴がある」の方が誤解の無い記述と思いますが如何でしょうか?Tuve74 2004年12月28日 (火) 10:27 (UTC)
27日15:15(UTC)にSinaが書いたコメントの後半部分に足りないところがあったみたいで不信に思われたみたいです。「暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が得られる」という点は、利点というよりは、暗号方式として脆弱性があるという意味で欠点であるとも言えると思います。利便性(あるいは利点)として指摘するならば、機械が1台ですむ点をあげるべきだろう、という程度のことを考えていました。些細なことを書いてすみませんでした。反転ドラムを持たないロータマシンでもロータを交換したりロータを逆向きに接続する等で、暗号化/復号を1台の機械にできるのはご指摘の通りに思います(・・・当時のことを知らないので想像ですけど)。「暗号文を同じ鍵で再暗号化すると平文が得られる 特徴 がある」でしたら、より良いと思います。Sina 2004年12月28日 (火) 15:23 (UTC)
パンフレットの画像の著作権(2点目)について
[編集]だめです。表記がなくても著作権があります(現在はアメリカでも)。 --Kazov 2005年12月29日 (木) 07:11 (UTC)
反転暗号について
[編集]“反転暗号”という用語を、ここ(本文)で初めて見ました。“反転鼓胴”,“反転ローター”なら、見たことがあります。むしろ、“対合式暗号”と呼ぶのではないですか(釜賀一夫氏がそう呼んでいたような気がします。少なくとも、何かの本にそう書いてありました)。 --Kazov 2005年12月29日 (木) 07:17 (UTC)
- では「何かの本」とはどれのことかを示して下さい。ご参考までに"反転暗号"という言葉は釜賀氏の「暗号学I」の314ページに書かれていて、エニグマやM-209などは反転暗号であると説明しています。Sina 2005年12月29日 (木) 09:45 (UTC)
- 用語として存在することが確認できてから記載するのがよいと思い、対合式暗号という表現は削除しました。Sina 2005年12月30日 (金) 15:15 (UTC)
- 私も「対合式」は聞いたことがありません。反転鼓胴の反転は"reverse"の和訳であり、反転暗号の反転は"reciprocal, reciprocity"の和訳であり、対合よりも良いと思います。Tuve74 2005年12月30日 (金) 17:32 (UTC)
noncrashingの和訳について
[編集]「不完全換字」が適当かと思いますが、どうでしょうか? ちなみにnoncrashingの語彙はMILITALY CRYPTANALYTICS Part2 vol.2 のエニグマ解説文に使われています。Tuve74 2005年12月30日 (金) 17:32 (UTC)
- 手元のにあった本のエニグマ関係の説明をみてみたのですが「noncrashing」に相当する用語を見つけられませんでした。「反転ドラムの呪い」といっている本もありますがちょっと違いますよね。noncrashingのニュアンスとしては、
(1) 大部分は位数2の元で、中には位数1の元もある ==> クラッシュ(衝突)するものがある crash
(2) 全て位数2の元であり、位数1の元は無い ==> クラッシュしない noncrashing
のような気がします。(1)と(2)のどちらがより完全でどちらが不完全かを選ぼうとすると迷います。文字Aを変換するとB~Zまでのどれかになり、26文字の全てにならない点に注目すると「不完全」な気もします。でもクラッシュがない方が完全な気もします。よく分からなくて申し訳ないです。Sina 2005年12月31日 (土) 01:38 (UTC)
- コメント有難うございます。たぶん"non+crash(【動詞】衝突する)+ing"では無く、"non+crashing(【形容詞】完全な)"からネーミングされたと思います。何れにせよこの手の語彙をきちんと用意してある欧米人には感心しますね。Tuve74 2005年12月31日 (土) 02:02 (UTC)
- あら、形容詞でしたか。noncrashingのような用語があるとエニグマ解読の説明に便利だと思いますが、新用語or新定義を作ってしまうのは一寸躊躇われるので、それでさらに他を探してみて考えてみました。暗号学Iの60ページに「完全変換・不完全変換」「完全記号群・不完全記号群」の説明があり、この「完全~・不完全~」のアナロジではnoncrashingは「不完全~」に入ると思います。でも、noncrashingは「不完全~」の一例であり、noncrashing=「不完全~」ではなく、noncrashing⊂「不完全~」のように思います。なので、「不完全」と和訳するとしても「反転ドラムはエニグマの換字に、2つの特徴、反転性(reciprocity)とある種の不完全性(noncrashing)を与えた」のような表現が曖昧ですけれども、よくなくはないかと思います。いかがでしょうか?Sina 2006年1月8日 (日) 00:51 (UTC)
- 早速採用させて頂きました。Tuve74 2006年1月8日 (日) 05:55 (UTC)
著作権侵害の恐れ
[編集]書籍から一文を引用したにもかかわらず、引用のための条件を満たさない場合には、著作権侵害となる恐れがあると思います。この点について、加筆した利用者は下記のように説明しています。
- 解読のセクションにて:
「<引用部分>」と言われている。<!-- 『暗号の数理』からの引用ですが、「言われている」ことなので、著作権法上の問題はないと判断します。もし問題があるならば、すでに『暗号の数理』が著作権の侵害をしていることになります。 --> - 参考文献のセクションにて:
一松信『暗号の数理』(改訂新版)、ブルーバックス B-1490、講談社、2005年、ISBN 4-06-257490-X <!-- 引用元です。旧版から上記の「ウルトラの秘密を守りおおせたのは~」はありました。この部分について一松氏は著作権をもたないはずです(翻訳権はあるかもしれないので出典を示しました)。 -->
これで大丈夫なのでしょうか?、とりあえず本文から該当個所をコメントアウトします。Sina 2005年12月29日 (木) 09:45 (UTC)
重大な表記ミス?
[編集]解読セクションに『エニグマ解読の成果(bombe等)を披露し』とあるが、ポーランドで制作されたのは「bomba」のはず。
それをもとにイギリスのアラン・チューリングが開発した電動式のものが「bombe」である。--118.104.190.110 2022年8月1日 (月) 05:12 (UTC) 歴史セクションにも、1939年までの歴史に「bombe」の表記がみられる。 1939年7月25日までポーランドは同盟国にも秘密裏に「bomba」を使用しており、同日の情報開示以降設計開発されてのが「bombe」である。