ノート:エピソード
「エピソード」との関係について
[編集]「episodeは「挿話」です」として「エピソード」の文言を削られた方がおられましたので、気になって手持ちの辞書(旺文社版)とあるインターネット辞書で調べてみたところ、エピソードの中には挿話の意味もあれば逸話の意味もあり、挿話の中には逸話の意味もあるとのことで、原文の構成は別として「逸話」の中にも「エピソード」の文言があるのは一応間違いではないようなので、修正いたしました。この辺りの詳しい情報や参考文献などご存知の方がおられましたら、加筆訂正していただけると幸いです。--Pippi 2007年5月3日 (木) 16:38 (UTC)
- お騒がせいたします。「エピソード」を削った者です。先に謝ってしまいますが、編集の仕方が言葉足らずで、「編集内容の要約」が短か過ぎでした。攻撃的な印象を与えてしまったかもしれませんが、長々書くのが苦手なだけで、そういう意図があるわけではありませんのでご容赦ください。失礼いたしました。正直申しますと、編集後に「少々削りすぎた」とは思っておりまして、直そうかと思っているうちにPippi様の編集が入っておりました。さらに編集するのも編集合戦みたいに見えてしまいそうで、どうしようかと思案していたところへこのノートでしたので有難く参上させていただきました。ところで、内容についてですが、「逸話」と「anecdote」は、どちらもおおまかに言って「知られていない話」や「隠れている話」といった意味の「話の内容」を表す言葉です。対して、「挿話」と「episode」は「大きな流れ(人生や物語)全体の中の一部」といった意味の「その話の構成上の位置」を示す言葉です。ですから、ある「挿話(全体の一部)」の内容が「逸話(知られていない興味深い話)」である、ということは実際によくあることだと思います。ですから、「特定の人物や物事に関する話全体の一部(挿話)」として「特定の人物や物事に纏わる興味深い話(逸話)」が話される、ということだと思います。しかしながら、挿話の全部が逸話であるわけではないので、同義とされるのはさすがに無理があるように思われます。なお、私が使っている資料についてですが、数冊の辞書で、最終確認はなるべくランダムハウス英和大辞典(小学館)と日本国語大辞典(小学館)を使うことにしています。最後に、本当は「エピソード」のノートに書くべきなのでしょうが、ついでに。「連続物の映画やテレビ番組の1編、1回分」は本当に「episode」の意味にあります。「スター・ウォーズ」のエピソード1とかエピソード4といった使い方です。では、今回は意見交換の機会をありがとうございました。螢66 2007年5月4日 (金) 17:33 (UTC)
- ご返答賜り、誠にありがとうございます。少々編集を早まったかと思い、とりあえずこちらでご意見を募ろうかと思っておりました。よろしければ、ある程度ここでまとめてしまいましょう。本題に移りますが、まず、螢66様のご意見はごもっともであり、螢66様の編集が誤りであるとは思っていないということを申し上げておきます。episodeの和訳としては挿話であり、逸話はanecdoteに相当するということは私も間違っているものではないと認識しています。しかし、英語としてのepisodeではなく、これが由来の日本語(カタカナ語)としての「エピソード」として見た場合は如何でしょう。現実、逸話=エピソードとして使われる方もおられるうえに、国語辞典にも逸話の同義語として「エピソード」が挙げられています。語学的には逸話の同義語としてエピソード(episode)を挙げることは誤りかもしれないのですが、前述の通り逸話=エピソードとして使われてしまうことがある以上、エピソードの文言は除去すべきではない。というのが私の意見です。その上で、螢66様のご意見にもあるように、挿話(episode)と逸話の関係(何故「逸話」の同義語として「エピソード」が挙げられるのか)などを本文に挿入すればかなり有用な記事になると思います。なお、エピソードの項目についてですが、「連続物の映画やテレビ番組の1編、1回分」が、1つめの項目「挿話。文章や物語の途中、演劇の幕間などに挟む短い話」に相当するものと判断し、削らさせていただきました。例に挙げられているスターウォーズで考えると、映画作品1本毎で考えるのではなく、スターウォーズという作品全体として考えた場合に、1つめの項目に相当すると思われるからです。それでは、長くなってしまいましたが、螢66様のご返答お待ちしております。--Pippi 2007年5月5日 (土) 04:07 (UTC)
- そうですね。確かに日本語としての「エピソード」を「逸話」と説明する場合がありますね。改めて考えてみたのですが、私が一番初めに編集した理由は、「英語の「episode」と「anecdote」が同義語であるように書かれている。」と感じたことだったと思います。ですから、私の書いた部分は「逸話」というより「anecdote」の説明になっています。どうもこの辺が今回の話の元のようです。自分の中で「訳語」(翻訳として適当な語)と「同義語」(同じ言語上で同じような意味の語)の使い分けが少々混乱してきたので、整理してみたいと思います。以下は手元の国語辞典2種と英和辞典からの部分引用(全文はさすがにまずいでしょうから)です。項目が分かれている部分は原典でも分かれている部分で、※は私の付記です。
- ご返答賜り、誠にありがとうございます。少々編集を早まったかと思い、とりあえずこちらでご意見を募ろうかと思っておりました。よろしければ、ある程度ここでまとめてしまいましょう。本題に移りますが、まず、螢66様のご意見はごもっともであり、螢66様の編集が誤りであるとは思っていないということを申し上げておきます。episodeの和訳としては挿話であり、逸話はanecdoteに相当するということは私も間違っているものではないと認識しています。しかし、英語としてのepisodeではなく、これが由来の日本語(カタカナ語)としての「エピソード」として見た場合は如何でしょう。現実、逸話=エピソードとして使われる方もおられるうえに、国語辞典にも逸話の同義語として「エピソード」が挙げられています。語学的には逸話の同義語としてエピソード(episode)を挙げることは誤りかもしれないのですが、前述の通り逸話=エピソードとして使われてしまうことがある以上、エピソードの文言は除去すべきではない。というのが私の意見です。その上で、螢66様のご意見にもあるように、挿話(episode)と逸話の関係(何故「逸話」の同義語として「エピソード」が挙げられるのか)などを本文に挿入すればかなり有用な記事になると思います。なお、エピソードの項目についてですが、「連続物の映画やテレビ番組の1編、1回分」が、1つめの項目「挿話。文章や物語の途中、演劇の幕間などに挟む短い話」に相当するものと判断し、削らさせていただきました。例に挙げられているスターウォーズで考えると、映画作品1本毎で考えるのではなく、スターウォーズという作品全体として考えた場合に、1つめの項目に相当すると思われるからです。それでは、長くなってしまいましたが、螢66様のご返答お待ちしております。--Pippi 2007年5月5日 (土) 04:07 (UTC)
国語辞典Aから
逸話
- ある人に関する、世にあまり知られていない話。その人の隠れた面を示す話。
挿話
- 文章などの途中にはさむ、本筋と直接関係ない短い話。エピソード。
- その人の人柄などを表すようなその人の言動についてのちょっとした話。エピソード。
アネクドート
- ある話に関する、本筋には関係のない、おもしろい隠された話。奇談。逸話。
エピソード
- 文章などの途中にはさむ、本筋とあまり関係ないがそれなりにまとまった話。挿話。
- ある事柄について具体的に示すちょっとした出来事や話。
- 【音楽用語】(※以下省略します)
(※こちらの辞典には「エピソード」の項中に「逸話」という表現がありませんでした)
国語辞典Bから
逸話
- 世にあまり知られていない、興味ある話。
挿話
- 文章などの間にはさむ、短い話。エピソード。
アネクドート
- 逸話。奇談。
エピソード
- 物語や事件の本筋の間に挿入する話。挿話。
- ある人の、人に知られていない話。逸話。(※ここに「逸話」が出ていました)
- 【音楽用語】(※以下省略します)
英和辞典から
anecdote
- 逸話、奇談、奇聞。
- (歴史や伝記の)隠れた事実や秘話。
- 【美術用語】逸話を基にした作品。
episode
- (人生・経験における)挿話的な出来事、エピソード。
- (物語や演劇などの)挿話、エピソード。
- (連続小説・連続番組などの)一編、1回分の作品(話)。
- 【音楽用語】エピソード、挿入部。(※以下省略します)
- 【医学用語】(繰り返す)症状の出現。
- ここまでで、日本語の「逸話」と「挿話」は同義語ではない、また、英語の「anecdote」と「episode」も同義語ではない、ということには賛成していただけると思いますが、どうでしょう?
- その上で、混乱の原因の一つが、(英和ではなく)「和英辞典」で、ほとんどの和英辞典には、
逸話
- anecdote(辞典によっては、an anecdote)
挿話
- episode(辞典によっては、an episode)
- としか書かれていません。私の「episodeは挿話」はおそらくこれが頭に強くあったからだと思います。
- しかし、実際には上の引用の通り、日本語の「逸話」と「挿話」、および、英語の「anecdote」が指す範囲は比較的限定的ですが、日本で言う「エピソード」(「逸話」まで含んでしまっている)と英語の「episode」の指すものはかなり広範囲に亘っているのが分かっていただけるかと思います。日本語の「挿話」を「episode」と英訳するのはいいのでしょうが、英語の「episode」の全てが日本語の「挿話」ではない、と再確認しました。
- また、「エピソード」の記事の話になりますが、日本語の「挿話」が「文章の間の本筋にあまり関係ない短い話」を指すのに対して、上記の英語の「episodeの3」(連続小説・連続番組などの一編、1回分の作品(話))は「一部とはいえ、本編・本筋そのもので、ある程度以上の長さがある話」を指します。ですから、「挿話」のところに「episodeの3」の意味を含めるのは、内容が矛盾することになってしまい、やはり少々無理があるように思われるのですがいかがでしょうか。
- あと、一つ分からなかったのが、最後の「心理学用語の一種」で、これだけはどういうことを指しているのか確認できませんでした。「医学用語」(症状の出現)のことでしょうか。
- これらを考慮して一度本文を編集してみてはどうかと思うのですが、どうでしょう。螢66 2007年5月5日 (土) 18:22 (UTC)
- 原文を見てみましたが、「英語ではアネクドート (anecdote) と呼ぶ。」とあることから、元の執筆者は英語としては何が適切であるのかは解っていたのかもしれません。単純に「逸話」の同義語として日本語の「エピソード」を挙げたかったのかもしれませんね。しかし、その前に存在していた「エピソード(episode)」の文言が良くなかったのだと思います。つまり、日本語の「エピソード」と英語の「episode」をひっくるめてしまうからおかしなことになるわけで、まずは、日本語の「エピソード」と英語の「episode」を別のものとして考えることが前提になるでしょう。日本語の「エピソード」の中には「逸話」の意味がある、しかしながら英語の「episode」についての訳語は「逸話」よりも「挿話」が適切である。とするならば、「エピソード(日本語として)」の文言は残す(残すとはいっても、現在の位置に残すという意味ではありません)代わりに、英語の「episode」の説明(上記の内容・意味が掴み取れる、解りやすい文章的なもの)を本文のどこかに挿入すれば、逸話の解説としては充分なものになると思います。そしてエピソードの項目についてですが、どうも捉え方の問題だったようですね。「挿話」の文言が無ければ「連続物の映画やテレビ番組の1編、1回分」は「文章や物語の途中、演劇の幕間などに挟む短い話」(ある程度長くても全体から見れば短い事には変わりないため)の中に含まれてしまいます。この辺りは改めて記し直し、現在の構成を考慮しない方がよさそうです。例えば
(略記しています) * 短い話 * 挿話 * 連続物の一編 * 逸話 * 医学用語 * 音楽用語
- のような感じであれば、曖昧回避のルート選別は容易になるかと思われます。ただし、日本語の「エピソード」と英語の「episode」がごちゃ混ぜになっている様子がありますので、その辺りも考慮した方がよいかと思います。なお、挿話についてですが、エピソードの全てが挿話に該当するものではないようなので、エピソードの項目へのリダイレクトは少々不適切であると感じます。こちらも何らかの形で解決した方がよさそうです。--Pippi 2007年5月6日 (日) 05:14 (UTC)
- エピソードは全体の中の一部や出来事を指す、といった単語の説明と共存型とする理由説明
- エピソード(挿話)
- エピソード(逸話)
- 簡単に説明の上、「逸話」を参照
- エピソード(連続作品)
- エピソード(医学)
- エピソード(音楽)
- のような感じです。こうすれば、個々について誤解なく説明できると思えるのですがどうでしょう。「共存型」の方が適当ではないかと考えた理由は以下の3点です。
- 1,各分野で同じ語「エピソード」を使っている。
- 2,それぞれについての説明は必要だが、(現状では)あまり長くなりそうにない。
- 3,現在エピソードのページからリンクされている「エピソードについて書かれた記事」が、事実上「逸話」しかなく、「曖昧さ回避」(この先に読みたいページがある)の役割を果たしていないのではないかと思われる。
- 今後、各項目が長く詳しくなるようなら、その時に改めて分割と「曖昧さ回避」化を検討、でいいように思うのですがどうでしょうか。(実はこれは私の当初の考えでして、挿話-エピソードのリダイレクトを起こしたのもそのためで、個々に記事を起こすほどではないと思えましたので、各項目(挿話や連続物について)の内容をもう少し追記したうえで、最終的に共存型に直そうかと考えておりました。ただ引っ掛ったのが先に挙げた「心理学用語の一種」で、エピソードを編集中にこれだけ具体的な内容が確認できず(今も不明ですが)、あの時は一旦細部の編集にとどめました。)ご意見をお待ちしております。螢66 2007年5月6日 (日) 17:16 (UTC)
(インデント戻し)所用で返信ができず、時間を空けてしまったことをお詫びします。さて本題ですが、とりあえず逸話の項目については意見がまとまったということで一端終了しましょう。本文の編集については時間のある時にやる程度のスタンスなので、螢66様のご希望に沿える形にできるかどうかは解りません。一応オフラインでちょこちょこ形成してはいますが、螢66様にて必要と思われるようでしたら、現状の記事を編集して戴いて結構です(誰でも編集できるのがウィキペディアですから、編集について縛る必要性はありませんので)。なお、エピソードの項目については、逸話の項目から外れてしまうので今後はノート:エピソードで行いましょう。無断でコピペするのもよろしくないので、お気づきになられたらそちらに移動してください。よろしくお願い致します。--Pippi 2007年5月10日 (木) 01:25 (UTC)
- 大変遅くなりまして申し訳ありません。少々家庭の事情でネットからほとんど離れておりました。今の状態がしばらく続く見込みですので、当面腰を据えた議論ができそうにありません。話が中途半端になっていて申し訳ないのですが、現状での私の考えは前記のとおりですので、ご参考になれば幸いです。ノートの移動作業はこの後やっておきます。では、よろしくお願いいたします。螢66 2007年5月18日 (金) 12:24 (UTC)