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ノート:オリオン計画

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部分的核実験禁止条約の要出典範囲について

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自分の書いたところなので、コメントします。 外部の出典として外部リンクのページに、部分的核実験禁止条約により計画が終わったととれるような記載があります。 英語版にも同様の記載が見られます。これでは不足でしょうか?

ただ、どちらかというと余波というか煽りをくらって中止、的に書かれているようにも見えます。 今の表現だとこの条約で明確に禁止されたと取れる、という意味の要出典範囲であれば同意です。 表現を「1963年の部分的核実験禁止条約の影響を受け」に変更して、要出典範囲を解除しました。 認識違いなどあればご指摘願います。 (英文をはっきり読めるわけではないので、間違って解釈していたらすいません。 出来ればちゃんと読める方に修正していただきたいところです・・・) --Honeplus 2010年12月21日 (火) 14:16 (UTC)[返信]

核分裂パルス推進宇宙船の保有について

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宇宙船を動かす動力に爆弾を使い、その爆弾を船尾で爆発させてその反動により進む宇宙船をパルス推進宇宙船と呼びます。 特に原子爆弾を使用する宇宙船を核分裂パルス推進宇宙船とよび、将来における宇宙開発では有望な推進システムとなりえます。 今回は、もし核兵器削減が開始され、その核兵器を宇宙開発に使用するとすれば、どれだけのことができるか考えてみたいと思います。

①核兵器量

今のところ、強力な核戦力を保有しているのはアメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリスです。 彼らの装備する核爆弾の総量は大陸弾道弾などに使われる大型のものでもそれぞれおおよそアメリカ4千発、ロシア4千発、中国120発、フランス280発、イギリス180発となります。 そこで、威力を大、中、小に分けてみます それぞれジュール変換してみて大が1.25×10^16~3×10^15、中を3×10^15~1.25×10^15、小を4×10^14以下と考えて見ます。 そうすれば、   ①アメリカ 大 0 中 1724 小 2352  ②ロシア 大 0 中 3204 小 784  ③フランス 大 0 中 0 小 280  ④中国 大 72 中 58 小 0  ⑤イギリス 大 0 中 0 小 185 という概算になります。

②宇宙開発に使える宇宙船の性能

宇宙船における性能にはそれぞれの任務においてばらつきがでます。 宇宙探査ではそんなに多くの機材を詰め込まずにおけるでしょうし、逆に人間を宇宙に移住させるだけの設備を整えるには莫大な物資が常時必要です。 ここでは宇宙探査における質量を10トン、宇宙開発における質量を100トンと考え、推進ロケットの総質量を同じく100トンと仮定します。 核弾頭での噴射速度ですが、最高の熱量効率上では毎秒1万キロが出せると考えられており、 その噴射速度を採用するとすれば、熱量から概算して推進力はニュートンを単位として   大 2.5×10^9 ~6×10^8 中 6×10^8~2.5×10^8 小 8×10^7以下  という大規模な値になります。 もし加速度を地球重力と同じ1Gで最高とすれば加速終了時の最終質量はキログラム換算で  大 2.5×10^8~6×10^7 中 6×10^7~2.5×10^7 小 8×10^6以下  になります。 ただ問題点は速度を得るためには常に核爆弾を爆発させなければいけないということでありますが、設定した噴射速度が十分に大きくなっているので太陽系探査や航行に十分な速度が出せます。

③燃料確保量と宇宙船の性質

もし核削減が行われるとすれば、どれだけの核兵器が転用可能となるのでしょうか? まず大陸間弾道ミサイルは宇宙空間に直接核弾頭を運搬できるものですので、削減対象に選ばれるとなればこれをまず転用することを考えましょう。 潜水艦発射型ミサイルは削減に抵抗があると予測されます。 潜水艦は敵に探知されづらく移動可能で、どこから発射されるかわからないということがあり、強力かつ有効な核抑止力になりうるためです。 これを削減するとなれば必要な核戦力に響くことになります。 ではかなり譲歩され、地上発射型弾道弾が核大国間で全廃されると仮定してみましょう。 そうなれば、アメリカが1400発程度、ロシア3000発程度、中国が120発程度、フランス、イギリスともに0となります。つまり米露中の3カ国に核燃料転用の可能性があるわけです。 割合的にはアメリカ3割、ロシア6割、中国1割の計算で燃料が割り振られます。 ですが上記の大中小の比率から言えば、アメリカは小規模核弾頭が多く、ロシアは中規模核弾頭が、中国ではほとんどが大規模核弾頭が転用されることになるでしょう。 このことから宇宙船の性質が決まります。 アメリカ製では比較的近距離の往復船、つまり月や火星に行くための移民用宇宙船が作られ、ロシアではより遠くの木星までいける燃料運搬タンカーのような役割をにない、 中国では高加速度と大出力を生かして深宇宙大型探査機や恒星間探査機の航行に使う船が建造されることになるかもしれません。--Zeniko 2011年4月16日 (土) 02:01 (UTC)