ノート:カイコウビクニン
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この記事は2011年6月16日に削除依頼の審議対象になりました。議論の結果、削除となりました。 |
出典について
[編集]参考文献として挙げられている『深海魚 暗黒街のモンスターたち』(尼岡邦夫、ブックマン社、2009年)には、「カイコウビクニン」という和名、あるいはNotoliparis antonbruuni という学名の魚類についていずれも記載が無いようです。出典をお間違えではないでしょうか? FishBaseにおける N. antonbruuni の記述 [1]とも矛盾点が多いようです。ご確認頂けますと幸いです。--Konowata 2011年4月29日 (金) 09:49 (UTC)
リダイレクト化の提案
[編集]少し調べてみましたところ、「カイコウビクニン」はシンカイクサウオ Pseudoliparis amblystomopsis と同じ種であるように思います。
「カイコウビクニン」という和名の魚類は『深海生物図鑑』(北村雄一、同文書院、pp.246-247)に名前が見えるのですが、同書での記述によれば「サケビクニンの仲間で、深海7230mから見つかっている」となっており、これはシンカイクサウオの情報[2]と一致します。特にご意見がなければ、本項目をシンカイクサウオへのリダイレクトに置き換えたいと思います。(深海魚の記述も改めます)--Konowata 2011年5月15日 (日) 06:11 (UTC)
- こちらでも少し調べてみました。Notoliparis antonbruuniは2005年に記載された種なので、1998年刊行の北村氏の本に出てくるカイコウビクニンとは別物の可能性が確かに高いと思われます。(記載前に和名が付くこともたまにあるが、日本近海に分布しているわけでも日本の研究者が見つけたわけでもないので多分ないだろうと思います。)北村氏がP. amblystomopsisをカイコウビクニンと呼んだ可能性は高そうに思えます。しかし確証がない以上、現時点ではリダイレクト化には反対です。リダイレクト化すると、暗に「カイコウビクニンはシンカイクサウオの同物異名である」と主張することになりますが、その根拠がなければ混乱を引き起こしてしまうおそれがあります。それならばいっそ削除するか、改名してN. antonbruuniの記事として書き直すかすべきです。記載論文([3] (PDF) )はネット上で閲覧できるので、ごく短い記事ならば執筆することは可能です。ただ記載以降に研究された様子がないので内容の乏しいスタブになってしまうのが問題です。改名後の項目名も問題になるので、労力を考えればいっそ削除してしまうべきかもしれません。--Trca 2011年5月15日 (日) 18:36 (UTC)
- ご意見ありがとうございます。Trcaさんご指摘の点を含め、やはりカイコウビクニンと N. antonbruuni は別種であると思います。本記事には何らかの対応が必要と考え、そのためのリダイレクト化提案でしたが、削除であっても特に反対は致しません。削除せずという結論になった際も、改名した方がいいかもしれませんね(ペルー沖深海の1標本のみで記載された種ですので、和名がつく見通しがないのが悩ましいです)。--Konowata 2011年5月21日 (土) 14:39 (UTC)
報告 削除依頼を出しました。(Wikipedia:削除依頼/カイコウビクニン)--Trca 2011年6月16日 (木) 10:51 (UTC)
- 依頼の審議により削除対処しました。--Kinori 2011年7月5日 (火) 16:06 (UTC)