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ノート:クビレズタ

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項目名について

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本記事を作成しましたと申します。私も当初クビレタで記事を立ち上げましたが、その後環境省レッドリストにてクビレタと紹介されていましたので、環境省に合わせてクビレズタに記事を移動した経緯があります。その後、記事名はそのままで、本文中の名称がクビレヅタに修正されております。 クビレズタとクビレヅタどちらが記事名にふさわしいか、つまり標準和名であるか教えていただけると助かります。-- 2008年2月21日 (木) 03:57 (UTC)[返信]

「ズ」→「ヅ」の変更を行ったるめっくすと申します。どちらが正式な標準和名なのかは実は理解していなかったのですが、次のように考えて、「ヅ」が適切だと判断しました。

  1. 本種が属する科の語源は「海の岩の上に生えるツタのようなもの」なので、「イワヅタ科」の「クビレヅタ(くびれがあるイワヅタ)」の方が意味的に適切ではないか(イワズタでは語源の意味が無くなる)
  2. 現代仮名使いの基本では、「ヅ」は「ズ」と書き改める事になるが、例外として、2語が連合したために濁音化する場合は「ヅ」のままでよい(例;竹+筒→竹筒;たけづつ)。本種は「くびれ+ツタ」なので、例外規則が適用されて「ヅタ」表記すべきである。
  3. 「クビレズタ」の表記は、上述の例外規則を知らない人物が「現代仮名遣いの基本に従って『ヅ』は『ズ』に改めなきゃ」と勘違いして生じたのではないか?

(現代仮名遣いの規則については、「現代仮名遣い」というページを参照しました) あくまでも「意味的に考えたり表記の例外規則に従えば『ヅ』だろう」と思って変えたので、「標準和名は『ズ』だよ」という事があるかも知れません。その場合は記事作成者に謝罪の上、本文訂正します。--るめっくす 2008年2月21日 (木) 09:58 (UTC)[返信]

丁寧なご回答ありがとうございます。私も藻類に詳しい知人からいろいろ情報を集めてまいりました。
まず、海藻類の標準和名に関しては日本藻類学会が発表している雑誌「藻類」に掲載されている日本産海藻目録にならっているそうです。これは5年に一度改訂されており最新は2005年版です(吉田忠生・嶌田智・吉永一男・中嶋 泰(2005年) 日本産海藻目録(2005年改訂版)、藻類、53:179‐228)。これによるとイワタ科イワタ属クビレタになっていました。
どうやら、るめっくす様がおっしゃる通り現代仮名使いの基本で「ヅ」は「ズ」と書き改める事になった際に、和名が変更されたのではないかとのことです。直接論文を見ることができませんでしたが、1995年改訂版までは、イワタ(以下同)で、その次の2000年改訂版からイワタ(以下同)になっているそうです。確かに私の持っている図鑑のうち昭和末期の時代の古い図鑑がを採用していました。
これらと環境省のレッドリストでもを採用していることから、るめっくす様には大変申し訳ございませんが、記述をもとの「ズ」に改めたいと思います。なお、直接論文を提示することはできませんが、著者のうち吉田さんらが作成したHPに2005年改訂版の目録がありましたので、こちらをご参照ください日本産海藻目録(2005年改訂版) 藻類講座HP内
今回は貴重なご意見ありがとうございました。私の無知で混乱(明確な根拠もなく、当初「ヅ」で作成したものを「ズ」に移動した等)させてしまい申し訳ございません。本文中にはヅからズに変更された件も記載しようと思います。-- 2008年2月22日 (金) 20:04 (UTC)[返信]

貘さま。こちらこそ、勝手な思いこみで書き改めてしまい混乱を招きました事をお詫びします。たいへん済みません。また、すでに書き直していただいた様子で(本来は勝手に書き改めたわたしの責任で行うべきでしょうが)、お手間を取らせた事をお詫びすると共に、お心づかいに感謝いたします。有難う御座いました。--るめっくす 2008年2月25日 (月) 08:33 (UTC)[返信]