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ノート:グリッドパリティ

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グリッドパリティの意味が誤りでは?

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初稿作成者の何度かの記述で「グリッドパリティは多くの場合、発電コストが系統電力の価格(電力料金)以下になること」とされていましたが、これは誤りと思われ修正させていただきました。なお、当該部にはWebアドレスが5つも出典として示されておりましたが、以下のとおり2つがリンク切れの他、3つは「同等」となっていて、かなり大きな読み違いをしない限り、出典の記述を偽った虚偽記述の可能性が高いと思われます。

  • 太陽光発電:5年後にグリッド電力と競合へ、Semiconductor International Japan、2008年5月号 リンク切れ
  • [1] 太陽電池の夜明け、EETimes Japan、2008年9月16日 => 「太陽光発電の発電コストと既存の電力会社による従来の電力コストが同一になる時点(グリッド・パリティ)はいつだろうか。」
  • フォトレポ!シャープの太陽電池~グリッド・パリティーって?、ラジオNIKKEI、2008年11月27日 リンク切れ
  • [2] => ニッポン太陽電池産業が地球を救う?(前編)、アットマークアイティ・モノイスト、2008年6月30日 「太陽光発電業界は、5年以内にグリッドパリティ(発電と送電に掛かるコストと電力売上が同等)を達成するだろう」
  • [3] NEDO海外レポート No.1031, 2008.10.22 =>「太陽光発電のコストが、既存の電力会社による通常の送電線網経由で供給される電力のコストと同等になること」

初稿作成者であり当該編集を行った方のノートに問い合わせました。--Tosaka 2010年3月14日 (日) 14:05 (UTC)[返信]

そうですね、「同等」に直した方が良いようです。ただし、「虚偽」との決めつけは不適切です。

  • この記事の起草当時は、権威ある機関による定義が見つかりませんでした(おそらく、まだ無かった)。このため上記のように各種メディアの記事を引用しましたが、”同等”との定義と並行して、”グリッドの一部になること=電力料金と競争力を持つこと”などの定義も見受けられました(英語ではこのBPの解説など)。このため両者を含めて「以下」とした次第です。(英語版のように、「同等もしくはそれより安く」と書いた方がわかり易かったかも知れませんが。)
  • ただし当時私が調べた範囲でも、"同等"との定義の方が多く見られました。それを示す目的で、5つも出典を付けたと記憶します。他の定義のリンク先が消滅したところをみると、"同等"の定義に収束したのでしょう。
  • また最近の文書で、この分野の権威であるNREL(米国国立再生可能エネルギー研究所)が、”電力小売価格と同等になる点(もしくは境界(break even)コスト)”と定義したものが見つかりました(2009年12月の報告書)。電力料金と同等の範囲、もしくは電力料金の上限値、という使われ方をされています。

以上より、「同等」への修正は適切と思います。

その一方、太陽光発電は電力料金どころか、発電コストで化石燃料より安くなるところまで視野に入っています(例:[4])。強調文字での「虚偽記述」とのご批判は”より安くなる訳が無い”等のお考えに基づいていると思われますが、そのような決めつけはご遠慮ください。--s-kei 2010年3月14日 (日) 21:02 (UTC)[返信]

早速のお返事をありがとうございます。「虚偽記述の可能性が高い」という強い語調を採らせて戴いたのは、元々の英語のParityの意味からも、当時も今もWeb上での情報もごく単純に「同等」としてされているものを、わざわざ「以下になること」と変更した上で、その不自然さを糊塗するかのように、その1行以下の短い表現に5つも出典を示すという編集態度にある種の悪意、つまり、Wikipediaにわざと誤った記述を載せてやろう、5つも出典を書けば誰も手間を掛けて調べて書き換えないだろう、といった愉快犯的な意図が感じられたためです。確かにそういった悪意から行われたという確信はございませんでしたし、素早くお返事いただいたことからも私の考えすぎだったと思います。私の行為にご不満があることは承知しますが、上記でも『虚偽記述である可能性が高い』としましたが、『決めつけ』てはおらず、s-kei様がWikipediaの編集において記事の根幹を成す定義部分で出典とした情報と大きく異なる記述をされていたという事実によって、私のような他の編集者から(たとえいわれが無くとも)指弾される事があるとご了承いただく他ありません。
当該部を「以下になること」と書きそうになる気持ちは判らないでもありませんが、定義でそれをするのではなく、用例として「以下になるような意味でも使われることがある」と書くべきでしょう。不愉快な指摘を行った者から言われるのもお気に障るでしょうが、これに懲りず、s-kei様が今後もご活躍されますようご期待申し上げます。--Tosaka 2010年3月15日 (月) 16:41 (UTC)[返信]
念のため重ねて書きますが、起草当時は(英語圏まで含めれば、今も)「ごく単純に同等として示されて」いるような状況ではありませんでした。
下記のように複数の例が見られ、Wikipediaの出典としてどちらがより信頼できるか判断できない状態でした。
  • 現在の電力料金と同等、それも特にその上限付近のコスト(上記NRELによる定義)
  • 単に他の電源と「競争力を持つ」という、”より安くなる”ことまで含みを持たせた書き方(上記BPなど)
私が調べた範囲での話ですが、前者の定義が数としては多いように思えたものの、出典としてはむしろ後者のBPなどによる定義の方がより「権威のある」出典と思われ、判断に迷う状況でした。”近いうちに化石燃料などよりも安くなるだろう”という見通しも合わせて記述されている例も多く、当時はむしろ「以下」などの定義にせざるを得ませんでした。
定義が収束したことのご指摘には感謝いたします。しかし当時は違いました。それをいきなり確信的な口調で非難されるのはTosakaさんの勇み足ですし、以後もご配慮頂ければ幸いです。
とりいそぎ、記事にはNREL定義と共に、昔のBPの定義も書き添えておきました。こんな感じでどうですかね。--s-kei 2010年3月16日 (火) 00:05 (UTC)[返信]
なお、今となっては笑い話ですが…。当時どうしても「同等」の定義についてauthorizeされた出典が見つからなかったのも、これだけたくさんの出典をつけた理由の一つです。つまり”あまり信頼性のある出典が見つからないけど、これだけたくさんのメディアに記述されているからいいよね”という、特筆性を根拠としてWikipediaに記載した次第です。「同等」の定義は、当時それぐらい信頼性が確認できなかったんです(もちろんそれでも、「同等もしくはそれより安く」などの表現にすべきだったとは思いますが)。ご参考までに。--s-kei 2010年3月16日 (火) 00:18 (UTC) --追記:s-kei 2010年3月16日 (火) 00:43 (UTC)[返信]

この項目を参照している太陽光発電の記述も訂正しました。これで気付きましたが、ご指摘の部分の後に続いていた、「系統電力よりも」の記述が明らかに不適切でした(既にご修正いただいてますが)。これでは「系統電力の最安値よりも」の意味に取れるため、同じ文章の中でも矛盾してしまいます。「系統電力の最高価格よりも」・「昼間の系統電力よりも」等と明確にするべきところでした。

この部分に起因して悪意を感じられたのだとしたら、私のミスです。誠にすみません。(言い訳になりますが、太陽光発電は”系統電力が最高価格になるような時間帯”にしか発電しないもので…。)--s-kei 2010年3月16日 (火) 21:31 (UTC)[返信]