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ノート:サイリーン (競走馬)

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馬名のカタカナ表記について

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恐縮ですが、どなたか、本馬Cylleneを「シリーン」と読むことについての出典をご提示いただけないでしょうか。(私も探しますけども)

私の経験では、この馬は種牡馬として活躍中の時代には、日本ではもっぱら「サイレン」と表記されてきました。20世紀後半には、もっぱら「サイリーン」と書かれてきたと思います。「サイレン」「サイリーン」表記の出典はかなりたくさん出せると思います。あてずっぽうで言いますが、おそらく数だけで言えば「シリーン」よりも圧倒的にたくさんの出典を示せるだろうと思います。

ダンチヒ/ダンジグやリファール、ヌレエフ等など、水掛け論になりそうな馬名というのはたくさんありますし、ゲインスボローのように、かつては「ゲインスボロー」読みだったのがいつの間にか「ゲーンズバラ」のほうが“正しい”ということになっているものもいますので、過去に「サイリーン」表記が圧倒的多数であったからといって、「サイリーン」が正しいと押し切るつもりはありません。

しかし、私の経験の範囲では「シリーン」といえばもっぱらハイペリオンの母のSeleneのことでして、Cylleneをいつから「シリーン」と表記するのが普通になったのか(あるいはそうでないのか)知りたいのです。

急ぎませんが、結果次第では改名提案も視野にいれたいと思います。よろしくお願いします。--零細系統保護協会会話2013年10月24日 (木) 14:24 (UTC)[返信]

  • こんにちは。ご迷惑おかけします。シリーンについて、というかこの記事の出典ですが、たしか「伝説の名馬」を元に適当に書いたようなような感じですね。こちらではもう照合できないので、もしお持ちであれば確認お願いします。--Galopin会話2013年10月28日 (月) 14:18 (UTC)[返信]
Galopinさんこんにちは。お久しぶりです。情報有り難うございます。『伝説の名馬』4巻(巻頭のエクリップス系系統図)で「シリーン」を確認しました。薄々予想はしていたのですが、やはり山野さんでしたか。
私が下に挙げた出典を眺めると、山野氏はサイレーン(70年代)→サイリーン(92年)→シリーン(97年)と表記を変えてきていますね。まあ新しいほうが修正後の見解ということなのでしょうから。古いものは消しておきます。
Galopinさんには言うまでもないことだと思いますが、山野氏は「ゲインズボロー」を「ゲーンズバラ」、「セントサイモン」を「サンシモン」、「エクリプス」を「エクリップス」、「ダンツィヒ」「スペクタキュラービド」「シュターアピール」などなど、目新しいカタカナ表記を生み出してきた方です。かくいう私も山野氏の本を読んで育った山野厨なので、山野氏がそういうんならそれが正しいんだろ、みたいに思っていました。(最近はそうでもありません)個人的には、ひょっとしてこれらは“山野語”なんじゃないかと思っている次第です。
数で押し切るつもりはないと上で書きましたが、サイリーン/シリーンに関して言うと、下に私があげた出典の刊行年をみてもわかるとおり、最近はまず話題になるような馬ではないわけで、私もそれなりに“近年の”文献をあたったのですが、そもそも出てこないのですよ。なので、より新しい記述のほうが正当な、妥当な、修正後の、表記である可能性は高いのだろうと思うのですが、そもそも全部70年代の文献ばかりなので、「正しい」のかどうかはわからないです。ただまあ、少なくとも「かつては“サイリーン”表記が多かった」ことは示せたのかなあと思います。「どっちが正しいか」を論じるのは不毛な予感がするので、「シリーン」表記に対する出典も確認できたということで、ひとまずクローズとさせていただきたいと思います。そのうえで本文中に「サイリーン」表記についても言及させていただくことにします。--零細系統保護協会会話2013年10月28日 (月) 15:27 (UTC)[返信]
情報 2冊ほどカナ表記している書籍を見つけましたので、追記しておきました。―霧木諒二会話2023年7月30日 (日) 01:42 (UTC)[返信]

サイレン表記

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  • 『昭和種牝馬総覧』,中條忠一・編著,競馬ガイド・刊,1936
  • p134 種道の父サイルガッドの父サイレン

サイリーン表記

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  • 『世界の名馬』サラブレッド血統センター、1970
  • 『サラブレッドの世界』サー・チャールズ・レスター著、佐藤正人訳、サラブレッド血統センター刊、1971
  • 『競馬の世界史』ロジャー・ロングリグ・著、原田俊治・訳、日本中央競馬会弘済会・刊、1976
  • 『競馬百科』日本中央競馬会・編、みんと・刊、1976
  • 『世界百名馬』日本中央競馬会、1978
  • 『サラブレッド血統事典』山野浩一・吉沢譲治、二見書房、1992、1996
  • 日本中央競馬会『新・競馬百科』中央競馬ピーアール・センター、2004年。 
    • p.205「種牡馬系統図」での表記

シリーン表記

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  • 『伝説の名馬PartVI』山野浩一・著、中央競馬ピーアール・センター・刊、1997

その他の表記

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  • サイレーン
  • 『最新名馬の血統 種牡馬系統のすべて』山野浩一著、明文社刊、1970、1982
  • シリーニ
    • フィッツジェラルド, アーサー、セス=スミス, マイケル 著、草野純 訳『凱旋門賞の歴史』 1巻、競馬国際交流協会、1995年。 
      • p.43 パースの血統表、p.71 モンタリスマンの血統表での表記

改名提案。

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Cyllene (1895) と Selene (1919) の間に、一方が他方を圧倒するほどの知名度の差はなく、よって平等な曖昧さ回避が妥当だと思います。また括弧の中身も「_(xxxx年生)」よりは「_(xxxx年生の競走馬)」の方がわかりやすいと考え、以下の改名を提案します。

--霧木諒二会話2023年5月27日 (土) 12:14 (UTC)[返信]

コメント 意見がつかないようなので、もう1週間ほど待ってから以下のように移動します。
--霧木諒二会話2023年7月2日 (日) 10:02 (UTC)[返信]
チェック 移動しました。長期にわたって使われていた記事名なので、「シリーン_(1919年生)」のリダイレクトの削除依頼は提出しません。--霧木諒二会話2023年7月9日 (日) 04:11 (UTC)[返信]