ノート:シクロブタン
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CCの結合角に関する過去の記述は
CC結合の結合角90°は安定な結合角である109°から20°近くずれている。 このためシクロブタンはシクロペンタンなどに比べて不安定で、ハロゲンなどによって結合が切断されやすい。
であり、2007/11/15までの記述は
構造式では正方形で書かれるシクロブタンであるが、実際には4つの炭素原子は同一平面上に無く、 約25°の角度で折れ曲がった構造を取る。その為炭素骨格の結合角はほぼ109°であり、 通常のシクロアルカンの結合と同様である。
であったが、後者はあきらかに間違いであるため修正しました。 安定性などについては、私は知識がありませんが、過去の記述を尊重して復活させました。 --218.221.205.152 2007年11月15日 (木) 14:33 (UTC)
- [1]の3ページに"An ab initio calculation for cyclobutane gives a bond length of 1.555 °A and a CCC bond angle of 88◦."と書いてあるように。実測値ではなくab initio計算したらその角度でエネルギー最小になるという推定ですよ。別途分光学のデータを探さないといけませんねぇ。--あら金 2007年11月15日 (木) 16:06 (UTC)
- 取り急ぎ良さそうな文献のページだけ。"Crystal structure of cyclobutane at 117 K." Stein, A.; Lehmann, C. W.; Luger, P. J. Am. Chem. Soc. (1992), 114(20), 7684-7. DOI: 10.1021/ja00046a012 最初のページは電子ジャーナルのライセンスがなくとも閲覧できると思います。--スのG 2007年11月16日 (金) 06:26 (UTC)
- 二面角は 31(2)°だったそうです。--スのG 2007年11月16日 (金) 06:30 (UTC)
- 数字だけ読んでみました。ディスオーダーのため数値が2セット報告されています。90.4(2)° と 89.6(2)° (平均 90.0(2)°)、それから 88.2(2)° と 87.3(2)°(平均 87.8 (2)°)、と書かれていました。なお H-C-H 結合角は結構ばらばらで、104/85 と 108/109 でした。ともあれ平面ではないようで、反転障壁はIRより約 6 kJ/mol と見積もられているそうです(Mol. Phys. 1970, 18, 631-652 と Spectrochim. Acta 1971, 27A, 947-956. の孫引き)。 あともうひとつ孫引きすると、IRより C-C-C 角 77° というデータもありました(J. Chem. Phys. 1967, 47, 333-334.)。そのJACS中にはデータの比較としてテーブルがあったのですが、ほかに実測値は書かれていませんでした。--Calvero 2007年11月20日 (火) 10:19 (UTC)
- ありがとうございます。執筆時の文献を探索中ですが見つかった分だけ反映させました。--あら金 2007年11月20日 (火) 15:06 (UTC)
- 数字だけ読んでみました。ディスオーダーのため数値が2セット報告されています。90.4(2)° と 89.6(2)° (平均 90.0(2)°)、それから 88.2(2)° と 87.3(2)°(平均 87.8 (2)°)、と書かれていました。なお H-C-H 結合角は結構ばらばらで、104/85 と 108/109 でした。ともあれ平面ではないようで、反転障壁はIRより約 6 kJ/mol と見積もられているそうです(Mol. Phys. 1970, 18, 631-652 と Spectrochim. Acta 1971, 27A, 947-956. の孫引き)。 あともうひとつ孫引きすると、IRより C-C-C 角 77° というデータもありました(J. Chem. Phys. 1967, 47, 333-334.)。そのJACS中にはデータの比較としてテーブルがあったのですが、ほかに実測値は書かれていませんでした。--Calvero 2007年11月20日 (火) 10:19 (UTC)
- 二面角は 31(2)°だったそうです。--スのG 2007年11月16日 (金) 06:30 (UTC)
- 取り急ぎ良さそうな文献のページだけ。"Crystal structure of cyclobutane at 117 K." Stein, A.; Lehmann, C. W.; Luger, P. J. Am. Chem. Soc. (1992), 114(20), 7684-7. DOI: 10.1021/ja00046a012 最初のページは電子ジャーナルのライセンスがなくとも閲覧できると思います。--スのG 2007年11月16日 (金) 06:26 (UTC)