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ノート:シベリアのシャーマニズムとトナカイ

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翻訳告知[編集]

チェック ただしテンプレート定義の非対称により出典はほぼ全点、手動で転記が必要です。 --Omotecho会話2019年10月11日 (金) 05:02 (UTC)[返信]

対応を終えました。作業からかなり時間が経ち失礼しました。--Omotecho会話2023年5月23日 (火) 08:52 (UTC)[返信]

ナビボックス動物の権利を削除しました。[編集]

ナビボックス削除の経緯はTemplate‐ノート:動物の権利をご覧ください。また、シベリアのシャーマニズム自体の記事がないので、記事名からトナカイを削り、シベリアのシャーマニズムでまとめたほうが良いように思えます。 末筆ながらOmotechoさん、翻訳 ありがとうございます--Kizhiya会話2023年5月22日 (月) 22:56 (UTC)[返信]

  • ありがとうございます 差分を確認しました。ご配慮に感謝します。中立性と包摂性はたいへん奥が深く、関連の議論はROMの人が多そう。
  • コメント 生命倫理の話題だとすると宗教観や文化摩擦に大きく揺さぶられます。この主題は民俗学、歴史、文化人類学のボーダーラインにありそうです。日本の典拠を探し空振り続きだった記憶があり関連資料にわずかに文献を書き留めました。「トゥナカイ」という言葉自体が借用語だそうです。あるいは日本の記録なら松前屋や紀伊国屋、間宮林蔵など調べ残しました。
余談ながら蝦夷であった時代、あるいは1850年代後半には後発国と見なされることを毛嫌いし、蛮行と判断したら記録から抹消する焚書まで想像すると、空想小説人ってしまいますのでこの辺で。--Omotecho会話2023年5月23日 (火) 08:52 (UTC)[返信]

トナカイの小見出しにするかどうか[編集]

質問 記事名は当初、トナカイの見出しの一つにしようかどうか迷いました。次のように曖昧な疑問のままくすぶらせています。コメントをいただけるとありがたいです。

  • 「シベリアのシャーマニズム」とするかどうか。上記コメントでご指摘あり。
二の足を踏みます。
  • シャーマニズムとして、その一つがトナカイなら、その他の対象物は何か。
  • 英語版典拠の題名から、向こうの編集意図は「アメリカ大陸のトナカイ文化との対照」かもしれません(以下の目次対照をご参照)。
  • 軸足は「シャーマニズム」「シベリア」「トナカイ」のどれか?
  • 記事中の極地方の諸民族にも類例もしくは呪いや祈り、療法、道具があるか調べて拡張できないか
手がかり
  • ウィキデータQ7310283によるとウィキペディア5言語版に記事があります。
  • 日本語版の参考文献は足りない?
    • ウィキペディア
トナカイの目次構成(機械翻訳経由)
他言語版ウィキペディアと比べる

トナカイの記事は110言語版超にあります。主なところを比べると、英語版は先住民文化とトナカイの見出しがあるようです。

  • 極地の先住民社会の例は? インサイダーに当たりそうな少数民族語版の記事はない(フィンランド語版、ロシア語版などは記事題名が違う?)。ウェブ調査は未着手。
  • イタリア語 it:Renna nello sciamanesimo siberiano → 英語版の翻訳。2019-01-28T17:49:26‎ 時点における Sitka1000 による版。+14,033、Creo nuova voce tradotta da en:Reindeer in Siberian shamanism。
  • スウェーデン語 sv:Renar inom sibirisk schamanism → サブスタブ。英語版の導入部分のみ抄訳し、「見よ項」が英語版ウィキペディア。
トナカイの目次構成
仮番 日本語版[※ 1] 英語版[※ 2] イタリア語版 備考(オランダ語版)000
00 top top top top
01 1 分布


2 亜種

1 Description


2 Status


4 Evolution


5 Taxonomy


6 Species and subspecies

分類学
  • ツンドラのトナカイ
  • 森のトナカイ


5 亜種

02 3 名称

3 Naming



7 Physical characteristics

  • 7.1 Antlers
  • 7.2 Pelt
  • 7.3 Heat exchange
  • 7.4 Hooves
  • 7.5 Size
  • 7.6 Clicking sound
  • 7.7 Eyes
説明
  • 寸法
  • 被毛
  • ステージ
  • 鼻とひづめ
  • ビスタ(視力?)
3 目
03 (_____) (_____)

分布と生息地

4 分布
04 4 特徴

8 Biology and behaviors

  • 8.1 Seasonal body composition
  • 8.2 Reproduction and life cycle
  • 8.3 Social structure, migration and range


9 Ecology

  • 9.1 Distribution and habitat
  • 9.2 Diet
  • 9.3 Predators
  • 9.4 Other threats
生態
  • 食べもの
  • 繁殖
  • 移動
  • 捕食者
  • 1 生態
  • 2 繁殖
05 5 人間との関係

11 Relationship with humans

  • 11.1 Indigenous North Americans
  • 11.2 Indigenous Eurasians
  • 11.3 Husbandry
  • 11.4 History
  • 11.5 Santa Claus
  • 11.6 Mythology and art
  • 11.7 Heraldry and symbols
トナカイと人類
  • 狩猟
  • 農場
  • 経済
  • 美食
  • 歴史
  • 語源
  • 地元の名前
6 民間伝承
06 6 文化の中のトナカイ (_____) トナカイとクリスマス 7 ギャラリー
07 (_____)

10 Conservation

  • 10.1 Current status
  • 10.2 Boreal woodland caribou
  • 10.3 Peary caribou
紋章学
08 7 脚注

13 Notes



14 References

脚注 見出しなし、「出典、メモ、参考文献」
09 8 関連文献

15 Bibliography

参考文献
10 9 関連項目

12 See also

その他のプロジェクト
11 10 外部リンク

16 External links

  • 16.1 Caribou-specific links (North America)
外部リンク

  1. ^ 日本語版目次は 95316463 番、2023-05-22T22:43:20(UTC)時点における Kizhiya さんによる版 (ナビボックス動物の権利を削除)
  2. ^ 英語版目次は 1154642846 番、2023-05-13T19:06(UTC)Citation bot による 19:06, 13 May 2023 の版 (Add: bibcode. | Use this bot. Report bugs. | Suggested by Abductive | #UCB_webform 585/3850)

--Omotecho会話2023年5月23日 (火) 08:52 (UTC)[返信]

返信 Omotechoさん とても丁寧にご対応くださってありがとうございます。(見事な表に驚きました……) 「シベリア」「シャーマニズム」「トナカイ」で、私は完全にシベリアとシャーマニズムにのみ力点を置いて見ていました。 シベリアのあたりは、地理的なコンテンツギャップの対象だそうですし、個人的になぜか気になる地域で、調べようと試みていました。 しかし、記事化は、言った側がやるべきです。たとえば、せっかくOmotecho さんがトナカイ記事を作ってくださったのだから、「シベリアのシャマニズム」という記事を私が書き、そして例えば「シャマニズムと動物」という項を立て、生贄とか、聖なる動物とかについて書き、そこにこの「シベリアのシャーマニズムとトナカイ」の記事を「See also」などにすれば良かったのだろうと思います。しかし最近時間がなく、シベリアのシャマニズムの記事を書くのは非常に難しい状況です。意見だけを述べて、申し訳ないことをいたしました。同時に、若干の手持ちの資料を見る限りでは、トナカイはシャマニズムに使用される動物としては、「交換可能な動物」ではないかと思われます。

  • ニヴフ(ギリヤーク)はマッコウクジラを聖獣視した[1]。ナーナイ族は死後の世界を「プニ」と呼び、シャマンは犬、トナカイ、馬を使ってプニに至った[2]
  • ウデへ族は森羅万象を生き物や神と捉え、シャチは海神の使いだと考えた[3](これは、シャーマニズムとは違うか?)
  • 「シベリアの北端のいくつかの民族は、北米インディアンと同様に、雷を起こすものは、鳥の姿をしていると考えている。トゥルハンスク地方のツングースは、雷鳴は、この巨鳥が飛ぶときの羽の音で生ずる(中略)。この雷の鳥はシャマンが空中を遍歴している間、様々な危険から、シャーマンの魂を守っていると信じられている [4]
  • 「中央アジアの騎馬民族は、ごく最近まで、死者に馬勒と鞍を備えた乗馬をあてがっており、この風習を、ヤクートは、その現在の居住地まで持ち込んできている。他方、北方文化を特徴づけるものは狩猟であり、死者が用いるようにとあてがった、数多くの猟具がその証拠となっている。いろいろなツングース系諸民族の場合がそうであるように、トナカイが、家畜のみならず、乗用としても飼われているところでは、トナカイは死者の供をしてあの世へ行く。ゴルドの場合は、その多くの場所で、唯一の家畜となっている犬だけを死出の旅へ連れて行くのである [5]

そのほかにも、霊魂を鳥とみる習俗もあるようです。 コメント トナカイって外来語なのですか。間宮林蔵まで書いているとは。逆にこちらは 北槎聞略にシャマニズムという言葉が出てきたのを見ました。日本にもイタコもいたし、江戸末期にはシャマニズム的な存在はあまり珍しくなかったのかもしれません。--Kizhiya会話) 2023年5月23日 (火) 20:56 (UTC)ミス訂正--Kizhiya会話2023年5月23日 (火) 21:03 (UTC)[返信]

提案 思いついたのですが、シベリア、シャマニズム、トナカイの3っつの語がタイトルに含まれています。シャマニズムのなかで、トナカイは『交換可能な動物ではないか』と書きましたが、馬や羊が住めない酷寒地帯に住んでいる人たちにとってはトナカイはもちろん重要なはずだと思います。一方でシベリアという地域の範囲は曖昧ですし、日本人がイメージするシベリアとロシアの地域区分によるシベリアはだいぶん違うようです。「北東アジアのシャーマニズムとトナカイ」や「極北のトナカイとシャーマニズム」などに変更するという方法もあるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。--Kizhiya会話2023年5月23日 (火) 21:49 (UTC)[返信]

題名については、広くご意見を募ると良いか、何に着目するかで切り口が変わると思います(後述、ご指摘)。例えば私ごとながら、この記事を訳したときは動物のトナカイにばかり眼をとられた憶えがあります(人間が家畜化に成功したシカはトナカイのみ→ヒトが極寒の地に移住できた条件)。上の表を編んでみて@Kizhiyaさんの構想がようやくピンときました。
ご指摘のとおり、題名の3要素はそれぞれ上位項目が分散している点が、焦点をぼやかせるのだろうと想像します。
また、英語版の記事を流し読みすると、極地方の人のうち、牧畜をするグループはトナカイに依存して暮らすこと、やや地域限定ながらアメリカとカナダのカリブー(トナカイ)・インディアン[♪ 5]に着目したのだと想像します。
余談ながら、NDLで検索するとトゥナカイはアイヌ語から聞き做し北東アジアの先住民が習い覚えた言葉という説が見つかります[♪ 6]
本題からますます逸れますが、では和人はいつ、「あの鹿みたいな大角の動物は馴鹿([♪ 7]トナカイ)」と記したか? NDLでは1922年の資料あり(ウェブ公開の対象外)。
  • 「北部西伯利亜(*写真五点)」『太陽』第6巻第3号(明治33年3月5日)、口絵。
関連文献
原典は未確認。
  1. ^ * 立澤 史朗「第2回国際北極圏有蹄類会議(IAUC)の報告 —生態系管理志向と研究者コミュニティの役割—」『哺乳類科学』日本哺乳類学会、1998年、第37巻第2号、125-133頁。ISSN 0385-437X。CIRD : 1390001204722794240doi:10.11238/mammalianscience.37.125
  2. ^ * 立澤 史郎「第7回 国際生態学会議と第4回国際シカ類生物学会議の報告 —学会四輪走行のすすめ—,第10回北極圏有蹄類会議と北極圏有蹄類学会の設立」『哺乳類科学』日本哺乳類学会、2000年、第40巻第2号、207-212頁。CRID : 1390001204722905856doi:10.11238/mammalianscience.40.207ISSN 0385-437X
  3. ^ * 孟和扎日嘎拉『エヴェンキ (鄂温克) 族の「創生」と民族の宿命 : 現代中国における民族政治と少数民族の生活』中央大学、2016年。NAID 500000978001https://ci.nii.ac.jp/naid/5000009780012023年5月24日閲覧 博士(学術)甲第732号。
  4. ^ * 孟和扎日嘎拉(ムンクジルガラ)、RASA-アジアの農村と連帯する会
  5. ^ * 前川貴行 文・写真『カリブーをさがす旅』福音館書店〈月刊たくさんのふしぎ ; 第347号〉、2014年。
  6. ^ * 山田 2010, pp. 59–75, 「ウイルタをめぐるサハリンの言語接触についての予備的考察」
  7. ^ * 「トナカイ【馴鹿】」 (日本国語大辞典) じゅん–ろく”. 2023年5月24日閲覧。 “〔名〕(アイヌ語から)シカ科の哺乳類。肩高1~1・3メートル。普通の鹿に似ているが大形で、雌雄とも枝……。”
    :
  8. --Omotecho会話2023年5月24日 (水) 08:22 (UTC)[返信]


    @Omotechoさん昨日書いた意見を、投稿したつもりで投稿できていなかったようです。申し訳ありません。トナカイの小見出しでは、この記事はもったいないです。一方で私が何となく引っかかっているのは、「シベリア」の地域が、日本とロシアで違うことのようです。日本人の感覚だと間宮海峡を超えればシベリアですが、ロシア連邦では、ロシアの東かなりが極東連邦管区に含まれます。シベリア連邦管区はその西になります。
    「トナカイとシャマニズム」「シャマニズムとトナカイ」どちらかならば、何の問題もないし、さらにアメリカ北部先住民や、北欧のサーミ族までさらに記事を広げられるのではないかと思います。また、たくさんの資料のご紹介ありがとうございます。表ページの「極北でトナカイと暮らす」欲しいです。--Kizhiya会話2023年5月26日 (金) 16:24 (UTC)[返信]


    出典[編集]

    文献[編集]

    • 三上, 次男、神田, 信夫『東北アジアの民族と歴史』 3巻、山川出版社〈民族の世界史〉、1989年。 
    • ハルヴァ, ウノ 著、田中克彦 訳『シャマニズム1 -アルタイ系諸民族の世界像』平凡社〈東洋文庫〉、2013a。ISBN 978-4-582-80830-8 
    • ハルヴァ, ウノ 著、田中克彦 訳『シャマニズム2 -アルタイ系諸民族の世界像』平凡社〈東洋文庫〉、2013b。ISBN 978-4-582-80835-3 
    1. ^ 三上 & 神田 1989, pp. 100–101.
    2. ^ 三上 & 神田 1989, p. 110.
    3. ^ 三上 & 神田 1989, p. 119.
    4. ^ ハルヴァ 2013a, p. 215.
    5. ^ ハルヴァ 2013a, p. 330.