ノート:シークエンス/曖昧さ回避
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シークエンス(sequence)、シークエンシング(sequencing)、表現揺れとしてシークェンス、シーケンス。何らかの一連になったものを指す。
生物学
[編集]数学
[編集]- 列 (数学) - 特に数列、文字列、順列、点列
- 情報工学においては、抽象データ型としてのリストを意味することがある。
- 系列 - スペクトル分析(周波数スペクトル解析)では、時間、空間、周波数などの特定の次元によって並べられた数列。
工業
[編集]- シークエンスデザイン(建築・土木工学) - 「移動することで変化する景色」、「徐々に変わっていくデザイン」のこと。空間(線、面)や光など、様々な場面で用いられる。例:[1]
- シーケンス制御(制御工学) - あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御。逐次制御とも。
- シーケンス図 - UMLにおける、処理の時系列をオブジェクトごとに表した図。
音楽
[編集]- 反復進行 - 古典的な楽典におけるシーケンス。ドイツ語で「ゼクヴェンツ」ともいう。
- 自動演奏(DTM、打ち込みなど)の分野は、制御工学でのシークェンスに由来する、
- 自動楽器(ミュージックシーケンサー)の制御(または制御データ)という意味で使う。
- セクエンツィア(英語: Sequence、ラテン語: Sequentia)- キリスト教聖歌の曲種の一つ。
ボードゲーム
[編集]シークエンス (ボードゲーム) - Jax, Ltd., Inc.が販売するボードゲーム。日本ではビバリーがライセンスを受け販売していた。
映画
[編集]映画における、またはそこから派生したシークエンスとは、物語上の繋がりがある一連の断片のこと。日本においてはシーンと言われることが多いが、シーンとはシークエンスよりもさらに小さな場面のことを指すため、シークエンスという呼び名が正しい。
通常はカットやショットという最小単位を元にして、そのカットの集合がシーンを構成し、さらにはそのシーンの集合がシークエンスとなり、シークエンスが繋がりを持った束となって一つの映画が構成される。ただし、中にはテオ・アンゲロプロスのように、一つのシークエンスをカット割りすることなく一つの連続したカットで撮り上げる作家や作品もある。