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ノート:ジュゼッペ・ヴェルディ

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例によって固有名詞の表記や事実関係に関する部分はわからないことだらけなのであくまで英文和訳関連の些細な点ですが、幾つか気がついたことをメモしておきます。

  • rendering of his script を 作品の解釈 と訳してあるのは、ちょっと迷いました。
    • 直訳すると「台本を上演したその上演のでき映え」が気にいらなかったというような意味である可能性もありそうに思いました(あまり自信はないですが)。
  • リコルディ家をめぐる文は英文としてよくわからないので訳もどうしたらよいかよくわからないです。
    • 最後のwith 以下がどういう意図で書いてあるのかがわからず、例えばこの2人は実は養子だとか、娘婿だとかなんだろうか、などとも考えたのですが、このサイトによると単に息子と孫ということのようですので、そんな風に書き換えるといいんじゃないかな、と思いますがどうでしょうか。
    • それから、ジョヴァンニ・リコルディさんが存命中に一家の他の2名もこの仕事に携わった、という風にも読める文だと思ったのですが、上掲のページから、孫はジョヴァンニの死後に生まれていてそれはありえないようだとわかります。そこで、今ある訳の「生涯続き、その後も後の世代に受け継がれた」という訳し方でよいと思いました。

ところでリコルディさんというのは、日本語風に言えばレコードさんとか記録さん、録音さん、という名前なんでしょうか。^^) Tomos 02:18 2003年9月1日 (UTC)

翻訳改善ありがとうございます。
> rendering of his script を 作品の解釈 と訳してあるのは、ちょっと迷いました。
> 直訳すると「台本を上演したその上演のでき映え」が気にいらなかったというような意味である可能性もありそうに思いました(あまり自信はないですが)。
すみません。そのような意味で使いました。「解釈(interpretation)」は表記としては本質的に不完全である「楽譜」を「音」に変換する演奏家(オペラの場合は演出も含む)の行為全体を言います。なので「演奏」とか「上演」とほぼ同義ですが、特に技巧のうまい下手とかでなく、その作品をどう扱ったか(テンポとか、歌いまわしとか、オペラなら時代考証なんかも)を主にさすと理解しています。ですが、そのような解説をつけないと誤解される訳語の選択は、やはり悪訳というべきでしょう。
ところで、原文でこの件に関して「運命の力」があがっているのですが、何故なのか事実関係が不明です。運命の力はジャンヌ・ダルク(1845)の17年後の1862年作品なのです。ただ、1869年に改訂版をスカラ座で上演し、これが彼の作品の初演としてはジャンヌ・ダルク以来となりますが、何か関係があるのかも。どなたかご存知の方に補完お願いします。
あと、後半の金銭関係のトラブルの件も果たしてどういう話だったのかは知りません。
> 最後のwith 以下がどういう意図で書いてあるのかがわからず、~(中略)~どうでしょうか。
私もちょっとwith以下の事実については手持ちの資料(10年前のムック本数冊しかないのですが)確認までできませんでした。リコルディ(著名な音楽出版社)とヴェルディの関係は深かったのは確かだったようです。これはそのうち伝記本でも図書館で探そうかなと思います。
> ところでリコルディさんというのは、日本語風に言えばレコードさんとか記録さん、録音さん、という名前なんでしょうか。^^)
意味的にはそうでしょうかね。私も昔初めて知った時には人名とは思わなかったです。sphl 09:17 2003年9月1日 (UTC)

また幾つか気づいた点について。

  • the first soirées を初演と訳していますが、例えばマチネーが先に来ていたりすると実は初演にはあたらないのでは、なんていうことも一応想像しました。かなり重箱の隅をつつくような話ですが。。他の部分の記述から察するにsphlさんが何か公演の資料をお持ちのようにも思えるので、まあ問題はないのだろうとは思いますが念のため。
  • there is no reference to racism 「明らかに人種差別への言及は無い」というのは、訳としてはそれでよいのだろうと思いますが、意味が汲み取れませんでした。タイトルに含まれている「ヘブライの奴隷達」は人種差別とは関係ないのだ、ということなんでしょうか? それとも人種差別的なタイトルであるにも関わらず、そのような問題についての言及がなく、無自覚なままに終わっていることを問題として指摘するようなものなのでしょうか?
  • あと他にもあちこち変更した箇所がありますが、特に説明はいらない気がするので一応差分のリンクだけ張っておきます。[1]
  • とりあえず以上で一通り訳文チェックを終わったことになります。Tomos 07:21 2003年9月17日 (UTC)

Tomosさん引き続き改善ありがとうございます。

  • the first soirées は単純に意訳しただけです。「椿姫」の最初の夜会での主人公たちの出会いに引っ掛けてあるんでしょうかね。特に深く考えてはいませんでした。あと、大失敗したのは最初に公開した際であるはずなので、それ以前に公演はなかったと思います。失敗した理由は主演女性歌手がとても結核で死ぬようには思えないほどの健康な体格だったから、と伝えられますので、その理由ならリハーサル中に何らかの噂にはなっていたのかも知れませんが。
  • 人種差別のくだりはおっしゃるとおり分かりにくいです。ユダヤ人の捕虜(というかバビロン虜囚のひとびと)が祖国の地を想って歌うのが祖国統一を願うイタリア人の心の琴線に触れた、ということなので、ユダヤ人の心境に仮託して歌うことにこだわりを感じなかった、ということなのだと想像しますが、筆力不足で簡潔に表現できませんでした。sphl 23:17 2003年9月17日 (UTC)

しばらく放置状態だったのですが、さらなるご意見も頂いていませんので、英文を削除して一段落つけます。疑問点は英語版または履歴をご参照下さい。sphl 09:20 2003年10月9日 (UTC)

ジュゼッペ・ヴェルディ#黄金の翼で「黄金の翼の合唱では当時禁止されていたアンコールを要求するまで熱狂した」とありますが、ナブッコ#初演時の評判──伝説とその検証では調査結果として異なる記載がされています。こういう場合、ナブッコの該当節への案内をするほうが親切のように思うのですが、このような修正は不適切でしょうか? --AyakoTM会話2016年1月23日 (土) 04:07 (UTC)[返信]

出生名の読み方

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出生名の読み方が

ヨセフ・フォルトゥニン・フランコイス(Joseph Fortunin Francois)

となっていますが、これはブッセート周辺の方言等に基づく発音によるものでしょうか? フランス語で出生届をした、とすれば、フランス語読みになるのでは? すなわち「ジョゼフ・フォルテュナン・フランソワ」になるのではないでしょうか? どなたかこの発音について出典をご存じの方はご教示ください。--Wienerschnitzerl会話2017年4月18日 (火) 02:22 (UTC)[返信]

追記 ラテン語名も

ヨセフ・フォルトゥニヌス・フランシスクス (Joseph Fortuninus Franciscus)

となっていますが、これもイタリア式の読み方ですと「ヨゼフ・フォルトゥニヌス・フランチスクス」になると思います。 上記はフランス式の読み方に基づくのでしょうか?

なお、ラテン名フランス名、双方とももし英語読みに基づくのであれば、フランス式、イタリア式に訂正した方がより望ましいと思います。--Wienerschnitzerl会話2017年4月18日 (火) 02:25 (UTC)[返信]