ノート:スタンド・アローン・コンプレックス
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スタンド・アローン・コンプレックスについて
[編集]この項を書かせてもらった者です。 スタンド・アローン・コンプレックスについては作中で直接言及・説明しているシーンが限られているので、限定的な意味にとどまっている可能性があります。 また、模倣者については模倣犯と同じ意味としていいのかどうかに疑問が残ります。 自分一人だけの見解では説明不足が否めないので、反論や追加点などが必要かと思うのですが。220.105.169.234 2006年8月31日 (木) 05:59 <--署名追加させていただきました Okc-->
- こんにちは。新記事作成おつかれさまです。興味深く拝読させていただきました。たしかに、直接説明されているシーンってあんまりないんですよね。なんとなく、視聴者の脳内に共通イメージがある、というレベルにあえて抑えているように見えますね(この時点で解釈が入り込んでいる・・・)。英語版を見てみたら、大澤真幸氏の名前が出ていましたので、ためしに検索したら[1]いろいろ出てきました。
- 私は日本語の図書が読める環境にいないので氏の著作にあたることはできないのですが、目を通してみるとおもしろいかもしれません。特に、英語版がWikipedia:独自の調査の項目に引っかかっているので、英語版の翻訳などを参考にしつつ、出典が明記できればよりおもしろい記事になると思います。私も機会があれば調べて加筆したいと思います。宜しくお願いします。__Okc 2006年8月31日 (木) 08:15 (UTC)
適切な加筆修正ありがとうございました。 スタンド・アローン・コンプレックスという言葉を作中で心理学用語として使用しているのか、社会現象の名称として使用しているのか・・・。またその因果関係にも謎が多いので、提供して下さった情報を頼りにまた調べてみたいと思います。
- 現在の版では模倣犯となっていますが,私は違和感があります.確かに,作中では警視総監連続暗殺未遂事件という同現象が登場しますが,「草薙素子も最終的には模倣者として行動してしまった」という場面があるので,社会現象と考えています.「模倣犯」とすると犯罪事件の側面のほうが強くなりすぎ,ややずれている気もします.「模倣者」とするのが適切ではないでしょうか?追記として,青月社が発行している芸術評論誌の「ユリイカ」で「攻殻SAC」(2005年10月号),「攻殻SAC 2nd GIG」の特集が組まれており,バックナンバーが手に入るのであれば,上野俊哉らの批評が載っていますので,参考になるのではないでしょうか.--Delphinidae 2007年2月28日 (水) 04:00 (UTC)
- この記事を初めに執筆させて頂いた者です。Delphinidae様の仰るように私もこの警視総監暗殺未遂事件の解説で暗殺者たちをどう呼称すべきか悩みました。実は模倣犯と書いておいたのには意味があります。社会心理学の用語との整合性との問題なのですが、社会心理学においては「模倣」とは意識的に手本となる相手の行動と同じ行動を取ることです。すなわち模倣者とは「手本と同じ行動を取る人」のことであり、そこには「同じ意思・思想・理念を共有した人々が個別的に行動する」というスタンドアローン・コンプレックスの現象で起こる現象とは本質的に異なります。模倣行動は本来的に行動に限定される概念です。事実、攻殻セカンドシーズンでは「個別主義者」という概念を用いることでこれらの概念を整理しています。模倣犯は模倣という言葉が入っているものの社会心理学の「模倣」という意味は含まず「以前起こったある特定の事件における犯人を真似て行動する犯人」という意味であり、これは厳密には模倣ではなく社会心理学における「同一化」に近いでしょう。(ただしこれはパーソナリティー形成で用いられる概念であり、この用語の使い方は適切ではないと思います)
- 作中では模倣者と呼ばれているシーンがあるのは事実ですが、このスタンドアローン・コンプレックスで発生する現象と警視総監暗殺未遂事件を正確に解説するには、つまるところ「模倣者」でも「模倣犯」でも不適切だと思います。やはり「個別主義者」としか言いようがないものではないでしょうか。ただあまりに用語を増やすと読みにくい記事になってしまいそうで、どのように整理すべきか悩んでいる所です。ご意見があればぜひお知らせ下さい。--Kazu 62 2007年2月28日 (水) 06:33 (UTC)
- 確かに,判断に悩むところではありますね.あまり学術用語との整合性は考慮しなくて良い気もします.「引用の多用」はINNOCENCEで押井監督が用いた技法ですが,それと同じなのかもしれません.個別主義者は擬似SACではないでしょうか?むしろ,クゼと難民の関係にこそSAC的要素を感じるのですが.とはいえ,膨らませすぎると収拾がつかなくなるので,おいおい考えて見ましょう.--Delphinidae 2007年2月28日 (水) 07:53 (UTC)
- 個別主義者については合田にプロデュースされた個別の11人は確かに擬似的な要素を持つスタンドアローン・コンプレックスでしたが、冒頭の個別の11人はそのものであると思います。(この辺りは名称が同じにもかかわらず内容が異なるのでややこしいですが)何だか出しゃばってしましたが、とりあえず仰った記述については、「個別主義」と「模倣者」の概念を使って修正を試みてみます。--Kazu 62 2007年2月28日 (水) 10:23 (UTC)
- 確かに,判断に悩むところではありますね.あまり学術用語との整合性は考慮しなくて良い気もします.「引用の多用」はINNOCENCEで押井監督が用いた技法ですが,それと同じなのかもしれません.個別主義者は擬似SACではないでしょうか?むしろ,クゼと難民の関係にこそSAC的要素を感じるのですが.とはいえ,膨らませすぎると収拾がつかなくなるので,おいおい考えて見ましょう.--Delphinidae 2007年2月28日 (水) 07:53 (UTC)
私なりに,作中での言及などについて記述してみました.チェックよろしくお願いします.--Delphinidae 2007年3月15日 (木) 10:28 (UTC)