ノート:スター・システム (スポーツ)

定義付けと対象が曖昧に過ぎるのでは？

ノート:スター・システムでの議論を経て分離された形ですが、サッカー以外の競技においては「これはスター・システムである」と誰かが呼んだという出典がきわめて少なく、むしろ「こうした事例はスター・システムといえる」という観点から追加されている（あえていえば独自研究）ほうが多いように思います。

問題の一つは、

「実力も人気もない選手をスターのように見せるシステム」
「人気はあるが実力には欠ける選手をスター選手として扱うシステム」
「すでに実力と人気を兼ね備えた選手を興行のメインに据えるシステム」

の３つが明確に区別されず、渾然としたままそのいずれもを「スター・システムだ」としている点にあります。しかも前記の通り、それを「スター・システム」と呼んだという出典が乏しいまま、加筆されています。世界陸上の選手に対する「二つ名」などは、その陸上選手自体と言うよりはイベント自体への関心を高める手段に過ぎないのではないかとも思えます。

また、幼少時から特定の選手に注目してスター扱いする、という例で田村亮子が挙げられていましたが（福原愛も含めていったん除去しました）、彼女の場合、中学3年の1990年の福岡国際女子柔道で当時世界選手権チャンピオンだったカレン・ブリッグスを準決勝で破った上で優勝する以前には全国メディアで取り上げた例はほとんどなかったと思います。それ以降の報道は「実力的にもまだ低いのに取り上げた」のではなく、相応の実績を持つからこそ取り上げたというべきでしょう。

この記事で取り上げられている「スター・システム」に近いスポーツの出来事で、その起こりから終わりまできちんと出典を付けて執筆された記事としてハルウララがあります（なぜかこちらの記事には名前が出てきませんが）。個別の事象と、概括的な説明記事とでは単純な比較はできませんが、執筆する上で参考になるかと思います。--Unamu 2011年8月17日 (水) 12:43 (UTC)[返信]