コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ノート:ステファヌス (教皇選出者)

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

教皇ステファヌスの改名提案

[編集]

現行のステファヌス2世 (ローマ教皇)を記事上歴代ローマ教皇として扱うのを止め、ステファヌス3世 (ローマ教皇)からステファヌス10世 (ローマ教皇)までの代数を1つずつ前にずらすことを提案します。以下の説明ではリンクの都合上現在の記事名を使います。

  • まず背景を改めて説明しますと、今ステファヌス2世とされている人物は、教皇に選出されたものの聖別を受ける前に死去した人物です。当時の教会法では正式な即位が成立したと認められなかったため、一般には(後で詳述します)歴代ローマ教皇に数えられず、次の教皇ステファヌスが2世とされ、以降順番に代数がふられています。あるいは括弧書きで2世(3世)と書かれることもあります。
  • 日本語のステファヌス3世 (ローマ教皇)に対応する言語版68言語のうち「ステファヌス2世」が59言語、「ステファヌス2世 (3世)」が5言語あり、「ステファヌス3世」としているのはラテン語、客家語、閩南語、日本語です。この4つのいずれにも「3世」のみの表記を正当化する出典はつけられていません。
  • 日本語版にはわざわざステファヌス2世 (ローマ教皇)に「「二世」という名称の代を示す序数は欧米では付されておらず「教皇選出者(Pope-elect)ステファヌス」か、或いは括弧付きで「二世」と表記される。この結果、日本ではステファヌス二世以降は、序数がずれることになり、例えば日本でのステファヌス三世は、欧米ではステファヌス二世と表記されるか、或いはステファヌス二世(三世)と括弧付きで記載される。」という文章が載せられています。しかし出典が無く、なぜ「日本では」他と違う表記がとられているのか説明されていません。
  • では実際日本ではどう書かれているのでしょうか。まず日本における公式ページに近いカトリック中央協議会の「歴代教皇」ページは先述の『教皇庁年鑑』の2014年版を出典としています。そのためステファヌス2世 (ローマ教皇)にあたる人物は無く、ステファヌス3世 (ローマ教皇)にあたる人物は「ステファノ二世(三世)」と書かれています。以降のステファヌス(ステファノ)も同様の書き方になっています。
  • 日本語文献では、マシュー・バンソン(長崎恵子・長崎麻子訳)『ローマ教皇事典』三交社、2000年, 52頁でステファヌス(二世)の項に上述の歴史的変遷が述べられています。ジェフリー・バラクロウ(藤崎衛訳)『中世教皇史』八坂書房、2012年も「ステファヌス(2世)」「ステファヌス2世(3世)」の表記を採用しています。いずれも翻訳書ですが、特に後者の訳者は教皇史の専門家であり、この表記が日本の学術界でも認められている証左になります。またいずれでも「2世」「3世」という単体表記を認めるような内容は注釈含め見られません。探す範囲を広げれば、また古い文献をあたればその表記があるのかもしれませんが、以上2つがこうなっている時点で少なくとも「日本では~序数がずれる」という説明はあたらないと考えます。

以上を踏まえ、私があたった文献では共通している括弧つきの表記を採用するべきかと考えます。ただ実際に改名するとなった場合、どう記事名をつけるかが問題です。例えば「ステファヌス2世 (3世、ローマ教皇)」のような括弧書きは可能なのでしょうか。また「ステファヌス2世 (ローマ教皇)」はPope-electに相当する肩書をつけられるとよいと思うのですが、何か良い訳は無いでしょうか。以上、改名の是非と改名案についてご意見いただきたいです。--McYata会話2021年4月20日 (火) 09:03 (UTC)[返信]

コメント 現在ステファヌス2世 (ローマ教皇) とされている人物の記事は、ステファヌス (教皇選出者) とすれば良いと思います。また、以後の教皇については、一括で移動依頼にかけて単純シフト(3世→2世、4世→3世、……)で良いと思います。あとは交響曲第7番 (シューベルト)交響曲第8番 (シューベルト) のように各記事の冒頭で、このややこしい状況の説明を加えておけばすむと考えます。--エンタシス会話2021年4月20日 (火) 11:38 (UTC)[返信]
エンタシスさん、ありがとうございます。たしかにその方がすっきりするのですよね。たしか括弧書きなしの書き方をしている本もあったと思うので、出典用に探しておこうと思います。ではあらためて、改名案(現時点の3世以降は移動案)をまとめます。--McYata会話2021年4月21日 (水) 02:14 (UTC)[返信]
コメント 改名後にリンクを修正するのはやっかいそうです。Botで機械的に変換してもらってから、対象記事をチェックして再修正していく、でも良いのですが。実際の記事数自体は多くなさそうなので、Template:ローマ教皇にあるリンクを一時的に全部無効にして、直接リンクしている記事を探しやすくしておいて手で直していき、最後にテンプレートのリンクを回復(その際に○世を修正)、という手順も考えられます。--エンタシス会話2021年4月23日 (金) 10:25 (UTC)[返信]

報告 エンタシスさん、アドバイスありがとうございます。まず改名の合意は成立したと見なし、ステファヌス (教皇選出者)の移動を行いました。(同時にこの記事に少し手を入れたのですが、もともと肖像画のように挙げられていたのは次代のものだったようです・・・。)Template:ローマ教皇は一時的にリンクを乱しました。リンク元の修正は順次行っていきます。他の記事群は移動依頼に出し、完了次第中身を修正していくことにします。その際、各記事の冒頭にステファヌス (教皇選出者)へのリンクと共に説明分を容れたいと思っています。--McYata会話2021年4月28日 (水) 16:00 (UTC)[返信]

@エンタシス: ひとまずステファヌス2世 (ローマ教皇)で改名作業を行いました。冒頭の注記はこんなものでよいかちょっと自信がないので、確認していただけますか。ここで返信していただくか直接手を加えていただければ、それをフォーマットとして他の教皇記事の修正も行っていこうと思います。--McYata会話2021年5月2日 (日) 14:47 (UTC)[返信]
そんな感じでいいと思います。--エンタシス会話2021年5月2日 (日) 15:01 (UTC)[返信]

報告 関係記事の修正作業を終了しました。ご協力ありがとうございました。--McYata会話2021年5月3日 (月) 13:48 (UTC)[返信]