ノート:ストーム (学生生活)
「学生運動=ストーム」について。海音寺潮五郎が(確か司馬遼太郎との対談だったか)「江戸時代の塾で年に一回塾生を二手に分けて一大チャンバラ合戦をやらせるところがあった」と言った上で「今もしこういうのがあったらあんな学園紛争なんて馬鹿な騒ぎは起こらんでしょうね」と言ってますから、似たような見方があったとまでは言っていいかと。ただ……「一大チャンバラ合戦=ストーム」というところがつながらないからこれを直接出典とするわけにはいかないのが悩ましいところですな。--210.141.167.198 2009年3月15日 (日) 12:55 (UTC)
- ありがとうございます。私も調べてみます。賄征伐なんかも「ガス抜き」かもしれませんね。--Jazzy 2009年3月15日 (日) 15:39 (UTC)
ストームというか寮生活バンカラな寮の行事に馴染めなかった人物として思いつくのは一高の芥川龍之介かなあ。三高の織田作之助は『青春の逆説』で「嵐踊(ストーム)」という表現をしてますね。--Jazzy 2009年3月15日 (日) 15:39 (UTC)--Jazzy 2009年5月17日 (日) 06:45 (UTC)
ストームは戦前に限らないし、集団で行うとも限らない。また、弁償したなんて話はあまり聞いたことがない。 新制大学ストーム経験者 --219.122.115.225 2009年5月16日 (土) 16:49 (UTC)
- まあそうかもしれませんが、基本的には集団で行うものだと思います。また、松本高校思誠寮で戦後を過ごした北杜夫の『どくとるマンボウ青春記』での記述「更に上級生は、ストームなるものを寮に復活した。」にみられるように太平洋戦争中は、長髪禁止・寮祭禁止・ストーム禁止など締め付けが厳しかったことは確かです。--Jazzy 2009年5月17日 (日) 04:25 (UTC)
私が寮に居たのは昭和40年代ですが、その当時ストームといえば、酒を飲んで夜中にストーム!と大声で叫びながら部屋の戸を蹴倒して入って来て、寝てる奴を叩き起こすのが常でした。壊れた戸などはあとで直しますが、本人が謝りに来るとか、ましてや本人を詰問するなどということはありませんでした。 1人でやったこともあれば、大勢でストームをかけたこともあります。 「なんか1曲やれ」ぐらいは、たまにありましたが、歌や踊りが伴うとは限りません。 行事として大勢でやるファイヤーストーム等はストームという名前は付いていますが、分けてとらえたほうがいいかと思いますがどうでしょうか?
- 旧制時代でもストームのやり方や人数は各校異なるし年代によっても異なるようですが、一高発祥だと思われる典型的な寮内ストーム「歓迎ストーム」というのは床を踏み鳴らし騒ぎながら新入生の部屋に押しかけるというやり方で、歌や踊りが伴う高校が多いようです。『旧制高等学校全書 第6巻 生活・教養編(1)』(訂正版、旧制高等学校資料保存会刊行部)によれば、高校によっては、ガラスや器物を破壊すれば弁償しなければならないという不文律が存在した(時期もあった)ようです。--Jazzy 2009年5月20日 (水) 14:50 (UTC)
学生運動とストームはまったくなんら関わりがありませんので、誤解のないよう、その記事を削除したく思いますがいかがでしょうか? 新制大学ストーム経験者--219.122.115.225 2009年5月17日 (日) 17:45 (UTC)
- 要出典タグをつけてしばらく経ってますし、戦後の新制大学の学生運動についての記述は削ってもよいと私は思います。--Jazzy 2009年5月20日 (水) 14:50 (UTC)
そうですね、年代や学校により、さまざま違いがありそうで、特に定義文は記述がむずかしそうですね。特にロートルの人の投稿を期待しましょう。Jazzyさんの言われた「歓迎ストーム」というのはおそらく「ファイヤーストーム」等といっしょで「ストーム」の一種だと思います。 まず単に「ストーム」といったときはどういう行動をさすのか、そこからスタートしたらいい思います。(私が前述した内容が年代や学校によってさまざま変化があるかもしれない) 器物の破損ですが、まあ程度問題かとおもいます。昔は不文律があったんですね。 学生運動についての記述は削除しときます。 --219.122.115.225 2009年5月20日 (水) 18:13 (UTC)
- うーん、私は上手い表現を思いつかず「蛮行」と定義し「バカ騒ぎ」と表現したのですが、しっくりといく記述ではないかもしれません。旧制高校のストームについて私が知っている文献では、上記『旧制高等学校全書 第6巻』で明治期のストーム・大正期のストーム・昭和期のストームという形で各校の寮誌や校友会雑誌などを引いていたり各校OBへのストームのやり方やルールについてのアンケート調査結果を載せており「旧制高等学校の寄宿寮を中心に行われた「ストーム」の習慣は、それが多くの場合衝動的でインフォーマルな行為であるだけに、それについての説明が記録として残るような類のものではない。また調べて見ると、そのやり方等についても各校毎にかなりの相違があり、各校においても年代により差異がみられる。」と書かれていました。ドナルド・T・ローデン著、森敦監訳『友の憂いに吾は泣く―旧制高等学校物語』(原著 Schooldays in Imperial Japan : A Study in the Culture of a Student Elite)上巻では入寮歓迎ストームについての説明や意味について記述があり「慣習的儀式」として「それまでの家族への依存心をすてさせ、自分一人で何かをしようとする身勝手な個人主義を抑えて、共同体の中で心理的に結びついていくべき欲求を培う第一歩に、ストームが果たした意味があるのかも知れない。」と書かれています。寮内でふんどし一枚で手に掃除道具などを持ちストームを仕掛け、やられた方は水を掛けるというやり方は、映画『北辰斜にさすところ』の映像[1]などに出てきます。--Jazzy 2009年5月21日 (木) 23:04 (UTC)