コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ノート:ダイレクト・ボックス

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

統合の提案

[編集]

ダイレクトボックスダイレクト・インジェクション・ボックスの統合を提案いたします。私にはどちらを残すべきか判断がつきかねますが、同一の機器です。--やすとし 2006年8月18日 (金) 21:42 (UTC)[返信]

  • ちょっと驚いていますが、現場でも書籍、カタログでもダイレクトボックスという呼称が一般的であることから存続させるとしたらダイレクトボックスの方が妥当かと思います。他の項目からのリンクもダイレクトボックス宛になっている筈です。--Lcs 2006年8月18日 (金) 23:30 (UTC)[返信]
    • 項目名称は私もダイレクトボックスがこなれており相応しいと思いましたが、現場に携わっていないため記事内容については言及できず、「どちらを残すべきか」との表現になってしまいました。統合するとした場合「どちらの記事内容を主体とするか」と読み変えていただいてもよいかと思います。現場に詳しい方々の議論をお願いしたいところです。--やすとし 2006年8月19日 (土) 00:07 (UTC)[返信]
  • Wikipediaの方針に厳格に従うと「~インジェクション」を取るべきなのでしょうが、実質的に使われていないことを考えるとダイレクトボックスを残したほうが適当かと思います。記事としても「~インジェクション」に削ぎ落とすべき部分が多く見られるのでこちら中心で問題なし。平衡伝送と書けない執筆者に「経験の少ない云々」と書かれてもなぁ。--Mt.Stone 2006年8月19日 (土) 03:03 (UTC)[返信]
  • 和製英語項目名は不可なんですか。ではオートバイMotorcycleエンストEngine stallに改名しないと…--NekoJaNekoJa 2006年8月19日 (土) 08:16 (UTC)[返信]
    • 和製英語ということはないんです。実は製造メーカーでもこのあたりは各社独自の命名法を取っていて、ダイレクトボックス、DI(フルスペルの場合と単にDIのみ記載の場合有り)、ダイレクトインターフェース(!)etc、となります。業界標準のカントリーマンType-85はダイレクトボックス表記です。--Lcs 2006年8月19日 (土) 08:31 (UTC)[返信]
      • 書籍を引用して和製英語のことに触れたのがかえって混乱を招いているようですね。この引用は本来の語を示すために行ったわけで、和製英語だということを指摘するために行ったのではありません。私は、「ダイレクトボックスが和製英語だから項目名にふさわしくない」と述べているのではありません。また、業界標準とされる機種がダイレクトボックスと表記されていても、あるいはそれ以外の製品が独自の命名法を行ったとしても本来の名称はダイレクト・インジェクション・ボックスであることには変わらないわけです。
      • また、業界標準というのは不確かな将来性があります。業界標準に沿って記事の名前を付けるというのは、業界の動向に左右される状態をあえて選ぶことになりませんか?(それ以前に、何をもって業界標準とみなすのかという根本問題を抱えてしまいます。もちろんカントリーマンのType-85はいろんなところで見かけますが・・・) --pixan 2006年8月19日 (土) 09:16 (UTC)[返信]
  • ここで現時点での各社の表記を確認しておきます
    • ダイレクトボックス
 カントリーマン(米)、BOSS(日)、Peavey(米)、Radial(加)、DOD(米)、Demeter(米)、GrooveTube(米)、Samson(米)、SummitAudio(米)
    • DI、ダイレクトインジェクション
 AvalonDesign(米)
    • ダイレクトインジェクションボックス
 BSS(英)、ベリンガー(独)、KlarkTeknik(英)、Phonic(台湾?)
    • ダイレクトインターフェース
 Manley(米)
    • ダイレクトボックス/DI併記
 ART(米)*商品名はダイレクトボックスだが略称でDI表記有り、ARX(濠)商品名はAudibox、説明文でダイレクトボックス/DI併記、HOSA(米)商品名はダイレクトボックス、略称でDI、Whirlwind(米)カテゴリーがダイレクトボックス、商品説明がDI
ここからおぼろげにダイレクトインジェクション=英国/EU、ダイレクトボックス=米の呼称の可能性がみてとれます。
英語版ではポールマッカートニーが最初に使った=イギリス発祥説を採っていますがアメリカの方が先だという意見も一部に聞かれます。が、最初からDIあるいはダイレクトボックスと呼称されていたかは疑問が残ります。古典ではトランスボックス、アイソレーションボックスという記述が見られます。
以上を提起した上で、更に70年代の国内の文献を当たることにします。手元にあるのは誠文堂関係のプロオーディオ単行本、立東社の単行本およびロッキンf創刊号から数年分、音楽之友社のロクハン数年分、他当時の録音関係の書籍若干。ダイレクトボックスを使った録音手法は60年代後半の出現ですからそれから数年~十数年程度の文献を当たることである程度の状況が見えてくるかもしれません。さらに数日、調査結果をお待ち下さい。本来なら更にその先の欧米のプロオーディオ誌、AESのペーパーを当たるべきですが、そこまでの資料は持ち合わせていません。
--Lcs 2006年8月20日 (日) 01:25 (UTC)[返信]
Lcsさん、詳細にわたる資料のご提示、本当にありがとうございます。やはりメーカーによって表記が異なっていますね。ここは気になるところでした。製品資料だけでなく当時の(特にプロオーディオ)の本から得られる情報は信頼度が高いと思います。--pixan 2006年8月20日 (日) 08:42 (UTC)[返信]
  • 80年代以前の書籍及び専門書における表記(その1)
以下上から下に年代が下がる。
    • ハンドブック・オブ・レコーディング・エンジニアリング(ジョン・アーグル著 1988年日本版)
ダイレクトボックスに相応する記述無し。ところどころでダイレクト集音という表記があるのみだが楽器用アンプのスピーカー端子からの収録に対するコメントが見られる。
    • レコーディング百科(立東社 1983年)
93頁にダイレクト・ボックス表記で製作例記載。
    • PA&ステージング入門(誠文堂新光社 1981年)
120-121ページにダイレクトボックス表記の解説と回路図。製品例の写真はUrei(米)でこれもダイレクトボックス表記
    • プロフェッショナル・オーディオ スタジオモニター(誠文堂新光社 1981年)
50頁からダイレクトボックスの製作記事。57頁からダイレクトボックスの測定とヒアリングテスト
製作記事では省略無しでダイレクトボックスと呼称している。
試聴に用いたのはカントリーマン(米、ダイレクトボックス表記)、Sescom(米、ダイレクトボックス表記、現在は生産していない)、Westlake(米、表記調査中)、自作機数点である。
57頁には「いわゆるDIと呼ばれるダイレクトボックス」との記述があり、以降本文中ではDIと記述している。ただしDIがダイレクトインジェクションであるという記述は無い。
109頁のYMOにおける 英国ツアーの卓のインプットリストではDI表記。機種名は不明。
    • プロフェッショナル・オーディオ(誠文堂新光社 1980年)
171頁 嬬恋HotJam79のインプットリストはDI表示
329頁 カントリーマンType-85の紹介記事はダイレクトボックス表記だが、同じページに参考例として掲載されているパッシブ、アクティブの回路図はDI表記。DIがダイレクトインジェクションの略とする記載は見あたらない。本書においては当時のプロオーディオ機材のカタログ集の体裁を後半取っているが、ダイレクトボックスの分類で記載されているのはカントリーマンのTypa-85、1機種のみである。
    • ロック&レコーディング(エイプリル出版 1978年)
ライブレポートでのセッティング図はライン収録とのみ記載されており詳細不明。ベースなどはアンプからマイク収録。
    • Recording`75(ステレオサウンド 1975年)
自然音の収録が中心でありバンド物の録音記事無し。記事中にStuder、Ampex、QuadEightなどの製品紹介
    • 以上の文献からはダイレクトボックス表記は複数の出版社で用いられていること、1980年の時点でパネルにダイレクトボックスと書かれたカントリーマンのTypa-85が掲載されていること、誠文堂新光社ではDI表記も利用しているが言葉の由来に関する記事、コラムは見つけられなかった事、紹介されている既製品は全てアメリカ製品でありダイレクトボックスとメーカーが呼称していること、DI表記はPA/SR現場の記事で多く見かけることを報告しておきます。
    • おそらくDIの呼称を広めたと思われる英国製品に関する記述は今までのリサーチでは見あたりません。
    • 引き続き70年代の文献を探しますが段ボールの中に埋もれていたり雑誌の冊数が多かったりで時間を要します。
    • プロサウンド誌、サウンド&レコーディングマガジン誌は80年代以降の創刊のため、今後のリサーチから除外します。
--Lcs 2006年8月20日 (日) 23:47 (UTC)[返信]
  • 80年代以前の書籍及び専門書における表記(その2)
以下上から下に年代が下がる。
    • ロクハン(音楽之友社 1975~77?月刊誌)
クリエーションのレコーディングレポートでライン収録に触れているが具体的な手法、機材に言及せず。
アマチュアバンド向けのライン収録の手法では単純にパラ分けしてミキサー(簡易型)と楽器用アンプに接続する記載が見られる。
    • テープ・コンポジション入門(音楽之友社 1974年)
現代音楽系の手法を解説した本だがライン収録に関する記述無し。
    • テープデッキと録音(日本放送出版協会 1973年)
ギター、電子楽器の集音テクニックとしてライン収録が紹介されており、間にアイソレーション用のトランスを挟むという記述があるが、DI、ダイレクトボックス等の呼称は見あたらない。
    • アマチュア録音入門(ラジオ技術社 1973年)
電子、電気楽器のライン収録の事をジカビキ(直引き)と記載。具体的な結線方法は触れられていない。
この辺が手元の資料としてはおそらく最古参で、専門書としては70年代前半に収録にトランスを使った記載はあるが英語の名称は使用されていない。また具体的な製品なども紹介されていない。ライントランス単体の写真は掲載されているので各社自作して使っていた時代と言うことだろうか。
未チェックの手元の資料で70年代後半の物は数冊の放送技術とロッキンf誌になるが、現時点で75年頃まではDIもダイレクトボックスも書籍に名称が出てこない。60年代後期に手法が発明されてから10年程度は商品がない自作の時代だった可能性がある。
--Lcs 2006年8月25日 (金) 03:08 (UTC)[返信]
興味深いリサーチですね。本文に記述の価値があると思います。
裸のトランスにジャックを付けただけ、というイメージが浮かんできますね。回路設計としては基本なので誰かが発明したというよりそれぞれが手法のひとつとして部品箱あたりから引っ張り出してたのかな。(脱線すいません)--Mt.Stone 2006年8月25日 (金) 03:46 (UTC)[返信]
  • 80年代以前の書籍及び専門書における表記(その3)
以下上から下に年代が下がる。
    • エフェクター自作&操作術(立東社 1981)
246頁にダイレクトボックスとして回路図が掲載
    • 放送技術 (兼六館 1980-11号)
手元にある中で一番古い号。
カントリーマンの名前が代理店トライコード社の広告中に見えるが写真、品名などは未掲載。
96頁の八坂賢二郎氏のコラム中にSRという言葉に関する説明がある。
125頁からの渡辺貞夫ライブ収録記事ではダイレクト表記とカントリーマン表記が混在。(注:ダイレクトボックス表記ではなくダイレクト表記)
以降の放送技術ではカントリーマン表記とダイレクト表記を使用している。
    • 放送ミクシング スタジオ編 (兼六館 1980第3版)
167頁にエレキベースの収録に際して、アンプのEXT出力からトランスを介して収録する方法を「直にとる」と表記有り。
DI、ダイレクトボックスとも表記を確認できず。
    • プレイヤースペシャル臨時増刊号 (プレイヤーコーポレーション 1978)
楽器用ブースター/プリアンプの製作記事はあるがダイレクトボックス関連の記述はない。
ミュージシャンインタビューでもライン録りに関しては数名でふれられているもののDI、ダイレクトボックスともに記述は見あたらない。カントリーマンはピアノ用ピックアップメーカーとして登場する。
    • ロッキンf (立東社 1976-9月号)
59頁 キャセイ社の広告にダイレクトボックスの呼称を発見。これが資料中最古の製品と呼称が確認できる資料である。ちなみに日本のメーカーでマルチケーブル、パラボックス、トランスボックスなどを製造していた。
135頁からはPA特集だがDI/ダイレクトボックスに関する記述はない。
とりあえず1976年の発行で手元にある5冊をチェックした結果は上記製品のダイレクトボックス以外類似の商品は確認できなかった。ステージ写真、レコーディングレポートでも確認できず。
  • 以上で古文書の調査は終了とする。
ダイレクトボックスの文字は1976年に国内メーカーの広告で確認。ただしこの時期に海外製品でどのような物があったのかは調査できなかった。たぶん海外から先に言葉が入ってきていると思うのだが・・いずれにしろロッキンf誌の広告が手元に現存する最古の確認できる資料である。
--Lcs 2006年8月28日 (月) 02:45 (UTC)[返信]

記事作成者としての主張

[編集]

ダイレクト・インジェクション・ボックスを立ち上げた本人です。私はダイレクト・インジェクション・ボックスの方に統合する形で下記の通り主張します。

百科事典としての記事名は正式な呼称を使うことが原則です。 参考とした書籍「サウンド・クリエイターのための 電気実用講座」(大塚 明・著、洋泉社・発行(1995年3月20日刊行) ISBN 4-89691-163-6) の第6章において著者は「ダイレクトボックスなら"DB"のはずなのに、どうしてDIなんだろう?と疑問に感じたことはないかな。(中略)真相は全然違う。ダイレクトボックスなる名称は和製英語で、本当はダイレクト・インジェクション・ボックスだった。」と記述してあります。Wikipediaイタリア語版にはDirect_Injection_Boxで記事が立っています。

当該書籍には和製英語だと書かれていますが、海外のウェブページを見たところ、Direct Box、DI Box、 Direct Injection Box という表記が混在しているのでダイレクトボックスがもはや日本だけの呼称ではなく、国際的に通用するものだと理解しました。

私は和製英語を否定する考えではありませんが、俗な用語に対する正式な呼称があるなら正式な呼称を使うべきだと考えています。身近な例ですと、化学式Na2HCO3で表される物質を日常的には「重曹」と呼び、この名前で市販されていますが、ウィキペディアの項目としては正式な呼称である「炭酸水素ナトリウム」となっています。そして重曹の方は炭酸水素ナトリウムに向けてリダイレクトしています。この形から導くと、現在ある「ダイレクトボックス」の記事は「ダイレクト・インジェクション・ボックス」へのリダイレクトにするのが適切です。

「ダイレクトボックス」という語はあくまで通称に過ぎません。通称は様々な所で用いられていますが、ウィキペディアの項目名としては用いるべきではありません。不当景品類及び不当表示防止法という名の法律がありますが、たいていの人は普段「景表法」と呼んでいるでしょう。この場合も正式名の記事にリダイレクトしています。

ハイオクポケベルなども同じですので、大筋に沿って考えれば本来の用語が主で、略語・俗な呼び方などは従という関係になります。その関係をこの記事では変則的にする(略語・俗な呼び方を主にし、本来の用語を従にする)のは他の記事と比べて均衡を欠きます。この形を繰り返すと百科事典ではなく略語集になります。

実質的に使われていないことを考えるとダイレクトボックスを残したほうが適当かと思います。」とMt.Stoneさんは述べられましたが、ハイオクに対応する高オクタン価ガソリン、ポケベルに対応する無線呼び出しという表現は、厳密な仕様書や業務契約書、訴状などを除けば実質的に使われていない呼称だといえます。しかしそれらの語は項目名として用いられ、その定義において実情を詳しく記載する形を取っています。

次に、Lcsさんが述べられた、「現場でも書籍、カタログでもダイレクトボックスという呼称が一般的である」ことは明白であり、私は完全に認めます。私もこう書きました;「経験の浅いエンジニアに対して、本来の名称を伝えても理解されないこともある。

ウィキペディアの役目は、特定の現場に携わる人間にも、そうでない人にも百科事典という立場で役立つ情報を提供することです。学会誌・業界誌といった特定の範囲で情報交換を行う媒体でもなく、雑誌付録や単体の書籍として提供される用語集ともちがいます。(音響以外も含めて)現場では略語や符丁の類が盛んにやりとりされますが、それらの本来の意味を知らしめる上でも使われるべきで、このように考えると(通称が広く行きわたっているとしても)本来の用語を優先して使うべきで、通称はその記事の中で紹介されるものです。ダイレクト・インジェクション・ボックスの定義部分の第2段落はその実情をもとに記述していますので改めて確認してください。

ここでもう一つの山があります。先ほどの書籍の引用との文脈と複合しますが、頭字語のDIを指して「ダイレクトボックス」なのにDBではないのか?あるいは、DIrect boxのことなのか?という頭字語としての問題が発生します。

これについてはこのように記述することができるでしょう; 「ダイレクトボックスとは、電気/電子楽器の出力を直接ミキサーに接続するために用いる変換器である。正しくはダイレクト・インジェクション・ボックスとい、DIと略される。

このやり方は簡単ですが冗長です。正しい用語がわかっているならそれを標題にすべきだからです。

以上の通り主張いたします。この主張は当該記事を書いた本人の思い入れがあるためフェアな書き方になっていないかもしれません。よりよい判断を導くためにはもう少し議論したいところです。私から皆さんへの問いかけは次の2点です。

  • 「ダイレクト・インジェクション・ボックス」の方向に統合したならば、どのような不都合や損失があるか。
  • 「ダイレクトボックス」の方向に統合すればどのような価値や利便性が得られるか。

もちろんそのほかのご意見がありましたら投稿してください。--pixan 2006年8月19日 (土) 05:45 (UTC)[返信]

略称とみなせるからと言って正式名称でないとは言えないと思います。例えばVoIPなどは略称ですが項目名として成り立っていますし、誰もがそちらを正式と認めています。また引用されている大塚の本は、初心者向けの本であり理解を助けるために屁理屈を述べている箇所が多々あり、厳密さについては保証の限りでないことは同著のリットーミュジック版で述べられています(余談ですが版元が違う件は洋泉社版に事情が書いてあったはずです)。よって同著を論拠に議論することは同意しかねます。
きちんと述べているからといって正確とも言えません。例えば公衆伝達とはどなたかがつけたPAの項目名で元となる英文の直訳ですが、誰も使っていないと言い切っていいと思います。いずれ変更依頼を出すつもりですが。
私の主張は既に述べたとおりですし、雑誌・書籍から用例を集めることにも賛成ですが(Lcsさん、お世話になります)、雑誌や書籍は意味が通じれば良いので正確さという点については考慮されていないだろうと思います。業界標準の呼称があるようで無いことを考えると、どこか適当なところに落としてしまうのが現実解ではなかろうかと思います。--Mt.Stone 2006年8月21日 (月) 01:03 (UTC)[返信]
正直な所、調べれば調べるほど泥沼の状態ではあります。現状での私見ですが米語のダイレクトボックスVS英語のダイレクトインジェクションというところで、本家vs元祖争いではないかと考えています。
私見が続きますが、70年代はアメリカが録音機器をリードしていた時代で、卓、レコーダー、周辺機器など多くがアメリカ製であったこともありカントリーマンのようなアメリカ製品が先んじて商品化して市場を席巻する一方、ライブ用コンソールは何故かマイダス、サウンドクラフトなどヨーロッパ系が席巻しており、そうすると文献のPA/SR系の記事でDI(英国発祥とすれば)表記が多いのはヨーロッパからの情報を卓周辺から拾ってきていたとすると辻褄は合います。問題は当時英国製でDIを商品名にしている製品があったかということで・・これが国内の文献から発見できない。言葉はあるのに物がない状況なわけです。さらにいうと外タレの来日ラッシュなどもあって、特にロック系はイギリス勢が席巻していたことをかんがえるとPA/SR分野は英国表記が定着した可能性は大きいと考えます。
カントリーマンとセスカムが同時期にダイレクトボックスの呼称を用いていることから特定企業の商標ではないことはほぼ明らかだとは思います。
書籍の記載は副次的に面白い記事が発掘されてしまうのでもう少し続けます:)
--Lcs 2006年8月21日 (月) 01:34 (UTC)[返信]
詳細な情報収集、ありがとうございます。今見せていただいた例からすると、ダイレクトボックスの方が優勢ですね。今回のテーマには少しはずれた話かもしれませんが、ダイレクトボックスという語が多く使われているのに対してDBという略称が使われていない、ダイレクト・インジェクション・ボックスという語があまり使われていないのにDIという略称が定着しているという、ねじれた関係になっていることが少し気になります。--pixan 2006年8月25日 (金) 12:07 (UTC)[返信]
楽器の略称で仮に2文字で縛ったときにEB、BD、DBなんて書いたら混乱する・・というのはいわゆる自説の開陳という奴ですが、Bassなんかは極端にはBなんて略す時もあってその辺でDBのBを嫌ったんじゃないかと想像してます。ねじれた関係というのはまさしくその通りなんですが、ダイレクトインジェクションという(BOXを含まない)語が様々なライン収録の行為の総称だとしたら少しは辻褄があうかもしれません。ダイレクトボックスはダイレクトインジェクションのなかで単体のボックスを指すような。ところがそうすると古文書で出てくるダイレクトピックアップという言葉と辻褄が合わなくなる。で、気が付くと英語版ではDIUnitなんていう言葉で記述されてるし訳がわかりません(笑)ガイジンもこの辺無頓着な気がします。
昔私がお世話になった会社の上司は70年代にアメリカ西海岸のスタジオで武者修行していたりするんですが、その人はダイレクトボックスアメリカ発祥説を説いているんです(ロクf自作記事のゴーストライターだったようですが)。例に出した文献の執筆者に面識のある方もいることはいるんですが、しがらみが色々あって私が取材にいこうものなら塩を撒かれるような状況もありまして(^^;、ベテランの方々(殆どが定年かリストラか独立かで組織には残っていないんですが)への取材もちょと困難です。国内文献レポートはあと1回で終了の予定です。--Lcs 2006年8月25日 (金) 12:43 (UTC)[返信]
今書き込んでいただいた内容を読んだ上でのものすごい憶測で申し訳ないですが、その略称DIが成立した背景には、単位のdBとの衝突回避があったのではなかろうかということです。卓周りで仕事をする人間にとってはこの機材がDBと呼ぶよりDIと呼ぶ方が、自己の作業を進行させる上でも、スタッフとコミュニケーションを図る上でも障害が少ないという事情があったのかもしれません。そういう現場の事情を記載した資料はありますか?--pixan 2006年8月25日 (金) 15:31 (UTC)[返信]
可能性として無いとはいえません。が、コラム記事なり余談なりの形で書いてあればいいんですがそういう記述もないので困ったりするわけです。現時点での資料で舞台関係の記事に80年以降DIが多く用いられていることからそういう推測も有りだとは考えられます。--Lcs 2006年8月25日 (金) 23:09 (UTC)[返信]

統合後の本文について

[編集]

ノート:ダイレクトボックス/ダイレクト・インジェクション・ボックスとの統合案に叩き台を投げておきますので、修正/ご意見願います(統合以外に加筆しています)。統合後の名称は未定ですが、便宜上ダイレクトボックスを採用しています。内容についても、「インジェクション」の記述を生かすように心がけましたが結果として殆どを書き換えてますのでこの点についてもご意見をお願いします。--Mt.Stone 2006年8月24日 (木) 02:42 (UTC)[返信]

(参考)英語版に「一部のマルチボックスに内蔵されている」との記述を見つけました。--やすとし 2006年8月26日 (土) 02:13 (UTC)[返信]
(賛成)遅れ馳せながら2点修正させていただいたことをもって、統合案への支持表明とさせていただきます。--やすとし 2006年9月7日 (木) 10:33 (UTC)[返信]

統合に賛成します

[編集]

pixanです。非常に多くの文献に当たっていただき、その当時の状況を含めてよく理解できました。各用語の用いられ方を見ると、ダイレクトボックスに統合する方が効果的だと判断しました。したがいまして、統合の提案に賛成します。--pixan 2006年8月29日 (火) 15:20 (UTC)[返信]

統合はいつ行うのですか?実質的にゴーサインが出ているものと思われます。統合を呼びかけた方は速やかに作業を終えてください。--218.45.107.101 2006年9月7日 (木) 07:11 (UTC)[返信]

統合督促について

[編集]

統合提案者です。

  1. 「提案者イコール合意後の作業責任者」だとは認識しておりません。その作業(至極当然、内容整理を伴う)の任に相応しくない旨は当ノートにも、統合依頼にも記しましたし、統合依頼へは実作業を含めて「依頼」させていただいたつもりでおります。この認識が当ウィキペディアにおいて誤りなのであれば、どなたでも構いませんのでご指摘、ご教示頂いたいと思います(なにぶんにも参加から日が浅いもので)。なお私が作業責任者であっても、218.45.107.101さんの統合実作業をお止めするものではありません。記事内容整理の議論に参加頂き、当記事の編纂に貢献頂ければと思います。
  2. 記事名称(項目名称)について、Lcsさんのご尽力により「ダイレクトボックス」が相応しいとの合意が得られました(Lcsさん、ありがとうございました)。ですが記事内容についてはMt.Stoneさんが叩き台を作成されたのち(Mt.Stoneさん、ありがとうございました)、この叩き台へのコメントが(私以外に)付いていません。その意味で個人的にはpixanさんを含めて、議論参加者さんから「記事内容」あるいは修正方向について未だ「明確な」合意が得られたとは思っていません。むしろ、記事名称について合意が得られたので次のステップであろうと思っておりました。
  3. 218.45.107.101さんの統合督促が議論停滞の指摘を意味されるのであれば、統合提案者として尽に欠けていたことをお詫び致します。
  4. Mt.Stoneさんは期限付きでウィキブレイクをお取りになっていることを参考までに申し添えます。

--やすとし 2006年9月7日 (木) 11:27 (UTC)[返信]

お気遣いいただきまして恐縮です。統合は、適当な期間を置いた後は(3~7日もあれば十分ですかね)どなたがやってもいいと思います。そういう意味では督促ではなく、もっと入り込んで欲しいなと思うわけですが。
それはともかく、もうそろそろまとめってことでいいんでしょうか。--Mt.Stone 2006年9月12日 (火) 11:03 (UTC)[返信]
とりあえず叩き台に関して異議は出ていない状況ですので、順次手続きを進めてもいいのではないかと思います。--Lcs 2006年9月12日 (火) 23:30 (UTC)[返信]
実作業はお二方にお願いして良いでしょうか? 実は統合の作業経験が無いに等しく、「サブページに叩き台! ゲッ 第3の対象現る!! 」みたいなスキルレベルです・・。宜しくお願いします。--やすとし 2006年9月13日 (水) 05:24 (UTC)[返信]
ひとまず統合しました。私も統合作業は初めてなので間違ってるかもしれませんが。--Mt.Stone 2006年9月14日 (木) 03:48 (UTC)[返信]
ありがとうございました。--やすとし 2006年9月20日 (水) 04:26 (UTC)[返信]

歴史的経緯節の削除提案

[編集]

要出典のまま出典も出てこなさそうですし、内容が次節とかぶっているように思えます。--Dnts 2009年4月17日 (金) 08:34 (UTC)[返信]