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ノート:ナレッジマネジメント

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ふと思い出したんですが、エキスパートシステムって知識ベースとよく似ているという印象があるんですが、同義なんでしょうか? 専門家の知識を外在化させて判断アルゴリズム化したものがエキスパートしすてむで、知識ベースはもっと広義でしょうか? 

あと、ナレッジマネジメントは最近になって流行したという印象があるんですが、いつごろからある分野なんでしょうか?

誰かご存知の方がいたら書いていただけると嬉しいです。Tomos 06:52 2003年11月29日 (UTC)

エキスパートシステムは、人工知能が盛んだった時代の用語で60年代でしょうか。ナレッジマネジメントは、一般に認知されだしたのは2,3年前ぐらいか。IT関係の企業が自社のツールを売り込むためのバックグラウンドとして使った(ロータスノーツ/ドミノなど)。学問的には90年代初頭に80年代の日本経済の強さの分析をした一環ででてきた説。現時点ではブームは消火しつつあると思われる。同義かどうかの議論は不毛なように思います。言葉が登場した背景が異なりますので。Eros 07:50 2003年11月29日 (UTC)
ありがとうございました。参考になりました。Tomos 19:58 2003年11月30日 (UTC)
そもそもは、エキスパートシステムが利用するための形式に整えられたデータベースが知識ベースです。専門家の知識を表出化したのが知識ベースで、それを利用して問題を解くアルゴリズムを実装したのがエキスパートシステムです。関係は、全体-部分ですね。知識ベースが部分です。さらに、IT企業はこれらをバックエンドに使った商品を開発しました。
最近のUIでは、エキスパートシステムの動作そのものが透過的になっていて、むしろ知識ベースの方が認知しやすく設計されていますね。これは、別に部品である車輪を直接つかうわけでもないのに、自動車をさして「車」というのと同じでしょう。
ナレッジマネジメントでは、形式知の活用方法としてITシステムを活用するやり方があります。SECIでいう、Cのフェーズ (場合によってはEも) の効率化をめざすわけです。
IT企業やSIerはモノを売る宣伝のために、この経営戦略論「ナレッジマネジメント」をバックグラウンドにしたわけですね。それがいつの間にか、「ある種の情報システムの導入がナレッジマネジメントだ」との誤解が蔓延して、IT業界でのブーム→鎮火となったわけです。
というのが分かるように、本文を私が書けばいいんですね? がんばる。--CScheme 2008年6月8日 (日) 19:49 (UTC)[返信]