ノート:ハンデキャップ競走
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欧州事情
[編集]ハンデキャップ競走#障害競走に「ヨーロッパではグランドナショナルなどのように、現在も主要なレースがハンデキャップ競走として行われている」とありますが、グランドナショナル以外に「主要なレースがハンデキャップ競走として行われている」例はあるのでしょうか。
パリ大障害やチェルトナムゴールドカップなど、欧州の「主要なレース」はほとんどが定量戦だと思いますが。
- 一応、節の構成としては「障害戦」に関しての限定的な言及なんでしょうかねえ。まず、「主要な」が何を意味するのかに拠りますよね。
- 競馬に関して言うと、イギリス、フランス、アイルランド、それにドイツ・イタリアあたりを「競馬主要国」というんだと思いますが(時期によってアレですがパート1国とかそういう括りでもいいのですが)、「ヨーロッパ」って言っちゃうと、ソビエトの真ん中らへん辺りまで「ヨーロッパ」なので、正直全くわかりません。
- 仮に、上で挙げた競馬主要5カ国以外の、たとえばフィンランドとウクライナとノルウェーとベルギーとスイスとアルバニアとクロアチアとモンテネグロで、ハンデ戦をガンガンやっていれば、「ヨーロッパでは主要な競走はハンデ戦が多い」と書かれたら嘘ではないということになっちゃいますね。
- そもそもここでは「パート1国」を主要5カ国と言ってしまいましたが、それは少なくとも平地競走については間違っていないんでしょうけども、障害戦においても平地と同じように「パート1国」であることを「競馬主要国」と言っていいのかもわかりません。私は障害競走は全然知らないのでなんともいえませんが、「グランドナショナル」は(日本での)知名度では抜群にトップクラスで(それ以外の障害戦はたぶん競馬ファンでなければ知らない)あっても、英愛の障害競走体系のなかでは必ずしもそうでもない(?)とかなんとか。チェルトナムなんとかとか、チャンピオンハードルなんとかとか、いろいろあるのでしょう?
- 本記事の一番下の方には、「日本国外のおもなハンデキャップ競走」として、どういう基準なのかさっぱりわかりませんが、サンタアニタH、グランドナショナル、メルボルンCの3つが挙げられています。当てずっぽうで言いますが、この3つが挙げられているのは単に、執筆者が知っていたってだけなんじゃないかなと思います。アメリカの平地競走で言うと、G1のハンデ戦はゴロゴロある(はず、面倒なので検証もしていません。「ニューヨークハンデ三冠」みたいなやつとか、なんかうじゃうじゃありますよね)わけですし、グランドナショナルは間違いなく「主要な競走」でしょうが、それは「ハンデ戦として主要」というわけではなくて、障害競走として主要なわけです。(メルボルンCについてはオセアニア関連がまるでわからないのでスルーします。)
- 私が知っている範囲で言えるとすると、イギリスのイボアハンデ(en:Ebor Handicap)、ツェサーラヴィッチハンデ(en:Cesarewitch Handicap)あたりは下手な平地G1より賞金が多いですし、ケンブリッジシャーHen:Cambridgeshire Handicap、ロイヤルハントC、ノベンバーH、チェスターC、リンカーンH、スチュワードCあたりも、「下手なG3より重要なハンデ戦」ってイメージですねえ。あくまで「イメージ」に過ぎませんが。もちろん「賞金の多寡」と「主要さ」を直接結び付けられるかというと、これもまた難しいです。「グレード制/グループ制」が「主要さ」とイコールかというと、そうでもありません。結局「主要」って何が?ってところに行き着きます。
- (賞金の例)
- ミドルパークS…15万ポンド
- イボアH…22万5000ポンド
- ロシア皇太子H(ツェサーラヴィッチハンデ)…16万ポンド
- ケンブリッジシャーH…16万ポンド
- ノーザンバランドP…15万ポンド
- まあなんというか、「ヨーロッパの」「主要な」この2語だけで、対象があまりにも漠然としてしまいます。「いつの時代の」って観点も取り入れるとなおさら。私もあまり他人の事は言えませんが、この手の<「出典」「検証可能性」が今ほどうるさくなかった時期からある記述>は、その当時の執筆者/陣の知識や観念(あと想像力、そしてちょっとの冒険心)がほとばしって書かれているものが結構あって、それをもうちょっと検証を経て修正するのであればそれはベターなことだと思います。
- 一般に、出典に基づこうとすると「概論」を述べるのはすごく難しくなって、例えば「2012年のイギリスの平地のG1競走は18あった」と書くのは多分出典も簡単にみつかるのでしょうが、「21世紀に入ってヨーロッパの重賞は増える傾向がある」と書こうとすると直接的な出典を見出すのは結構難しい、膨大な出典を集めて検証することはギリギリ可能だけど独自研究との誹りを常に気にしなければならない、でもまあ重賞が増えているのはたぶんきっと正しい、なんてことはあるでしょう。他の方の意見も聞きたいですが、私としては、Fridey aftarnoonさんが「日本で知名度の高い(←これも要出典くさいですが(苦笑))グランドナショナルもハンデ戦である」みたいに修正しちゃっても反対しません。修正前の主な文意が「欧州の主要戦はハンデ戦だよ」にあると考えるならば、修正後は「グランドナショナルはハンデ戦です」に置き換わるわけで、これはもう全然修正の前後で文意が変わってますが。元の文意を汲んで、より軽微な修正に留めるとするならば、「(日本は全部定量/別定だけど)世界にはグランドナショナルみたいな主要な競走でもハンデ戦のものもある」みたいな感じですかねえ。--零細系統保護協会(会話) 2013年3月5日 (火) 10:11 (UTC)