ノート:ホレイショ・アルジャー
ぼろ着のディックについて
[編集]「作家となる」のところに「彼の最初の小説「ボロ着のディック」」と言う記述があるのですが、「ぼろ着のディック」はアルジャーの最初の小説ではないはずです。
英語のWikipediaの"List of works by Horatio Alger Jr."(List of works by Horatio Alger Jr.)とアルジャーの書誌(「Road to Success,The Bibliography of the works of Horatio Alger」by Ralph D. Gardner)とを使って確認したところ、Novelとしては、7番目、少年向けのNovelとしては4番目、出版された本としては8番目のようです。
「最初の……」という表現をするとすると、「最初に成功した小説」あたりが適切ではないかと思いますが、どうでしょうか?
一応、上記に書いたものについてリストを書いてみます。
- Bertha's Christmas Vision: An Autumn Sheaf(1856) 最初の本、短篇と詩を集めたもの
- Nothing to Do: A Tilt at Our Best Society(1857) 2番目の本、詩
- Marie Bertrand(1864) 大人向けの小説、雑誌に連載、本としての出版はなし
- Frank's Campaign; or, What Boys Can Do on the Farm for the Camp(1864) 3番目の本、最初の少年向けの小説
- Paul Prescott's Charge: A Story for Boys(1865) 4番目の本、2番目の少年向け小説
- Charlie Codman's Cruise: A Story for Boys(1866) 5番目の本、3番目の少年むけ小説
- Helen Ford(1866) 6番目の本、大人向け小説(Road to Sucessには、"a story for older girls"とある)
- Timothy Crump's Ward; or, The New Years Loan, And What Became of It(1866) 7番目の本、大人向け小説
- Ragged Dick; or, Street Life in New York with the Bootblacks(1868) 8番目の本、4番目の少年向け小説
補足:List of works by Horatio Alger Jr.の記載項目について
Fair Harvard(1852)については、そのリンク参照、"Fair Harvard"はハーバート大学の校歌のようです。
Nothing To Eat(1857)は本として出版されいて、中身は詩です(Gutenbergにはアップされています)。ただ、アルジャーの作品であるかどうかは疑問があるようで、"Road to Sucess"にも"Horatio Alger,Jr.:A Comprehensive Bibliography"にも載っていません。そのため、省きました。
Struggling Upward; or, Luke Larkin's LuckのDateが「1868年」になってますが、正しくは「1886年」です(上記、2冊のbibliographyによる) --Baldarfin(会話) 2019年12月31日 (火) 01:20 (UTC)