ノート:ボーイフレンド (森田ゆきの漫画)

『ボーイフレンド』はは、森田ゆきによる日本の漫画作品である。『ちゃお』（小学館）にて2017年9月号から連載中。番外編が『ちゃおデラックス』（同社刊）にて掲載された。サブタイトルは「たったひとつの恋」。

ストーリー

宇佐美沙良と武井柚流は同い年の幼馴染。沙良は柚流のことを異性として意識することはなかったのだが、小学6年生のバレンタインで柚流が朝日くるみに告白されたことがきっかけで自分が片思いしていたことを自覚する。 それから1年後。中学校に進学した沙良は柚流への想いを捨てきれず、誰もが憧れるカップルになっていた2人を遠目で見ていた。このまま柚流の友人として2人の仲を傷つけずに接していようとしたが、ある出来事がきっかけで状況は一変する。沙良とくるみで板挟みになり心が揺れる柚流、沙良と柚流の仲に嫉妬するくるみ、ますます彼への想いを拗らせる沙良はけじめをつけようと柚流に告白する決意をした。これで三角関係は終わりを告げると思っていた。 くるみが交通事故で亡くなるまでは・・・。 中学2年生に進級したふたり。柚流はくるみの事故を知らない一年生から告白されるようになるが、あのときの後悔から前へ進めないでいた。一方沙良は、罪悪感から柚流への想いを押し殺すようになり、避けるようになった。そんな2人のもとに転校生がやってくる。相野颯はくるみの従妹だと素性を明かさずしつこく沙良に接近するようになる。しつこい颯に怒る沙良だったが、「見ているままだと誰かから取られるよ」と意味深な発言をする。颯の発言通りに沙良の後輩、吉田彩花が柚流に告白するようになり・・・。

登場人物

宇佐美 沙良 (うさみ さら)

素直で明るいだけが取り柄の中学1年生→2年生。小学校3年生からずっと柚流への想いを拗らせている。くるみの事故以降はあまり笑わなくなり、柚流に対して考え込むようになる。小学生時代はサッカーチームに所属していたが、今はサッカー部のマネージャーをしている。

武井 柚流 (たけい ゆずる)

沙良の小学校からの幼馴染の少年。常に周りを和ませるムードメーカーだが繊細な心の持ち主。1年前のバレンタインにくるみに告白され付き合うことになるが、本人はノリで付き合っているため自分の気持ちが分からないでいる。くるみの事故以降、無理して笑うようになる。

朝日 くるみ (あさひ くるみ)

柚流の彼女。内気でおっとりとした性格、おしゃれ好き、ロングヘアーと沙良とは対照的な人物。柚流との話し合いに公園に向かう途中交通事故に遭い亡くなった。

桐野 颯 (きりの そう)

くるみの母方のいとこ。相手の懐に入り、核心をついた発言をする。ミステリアスで何を考えているか分からない。沙良に好意を寄せており告白するも玉砕している。

笹倉 岳 (ささくら がく)

沙良と柚流の幼馴染。サッカー部。基本的にがっくんと呼ばれており、本名は読者ページで判明した。

加藤 夢 (かとう ゆめ)

沙良の友達。恋バナ好き。おっちょこちょいで忘れ物が多くトラブルの一因を作っている。

はる

沙良の友達。クールでサバサバしている。

吉田 彩花 (よしだ あやか)

沙良の一学年下の後輩。元気で明るく甘え上手だが、思い立つとすぐ行動する性格。

コミックス

• 第一巻 2018年2月28日 ISBM 978-4-09-8700240