ノート:マヒシャースラ
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統合提案について
[編集]1.wikipedia内での諸外国の記事表記がマヒシャースラであること(例:Mahishasura)、2.googleで検索をかけても、マヒシャに対してマヒシャースラの方がヒンドゥー教における神としては認知度が高いこと[1],[2]、3.マヒシャの記事が必ずしも充実しているとは言い難いが故に作り直した方が良いのでは、といった考えに基づき、マヒシャースラへの統合を提案します。--Jergens 2008年12月6日 (土) 19:11 (UTC)
- 6:4くらいで反対。詳しくは知りませんがマヒシャースラとはマヒシャ・アスラの意味で、高名なアスラ族の王に対し美辞的に「~アスラ」とつけて呼ぶようです。たとえばナラカースラ(ナラカ)、バーナースラ(バーナ)というように。しかし美辞的な語を含む(?)別名を項目名にしていいかどうかは疑問です(そこでバーナスラや、マハーバリも疑問。ただしバーナもバリも同音の言葉が多い)。英語版がマヒシャースラなのは、『デーヴィー・マハートミャ』(平凡社東洋文庫『ヒンドゥー教の聖典二篇』)ではマヒシャよりマヒシャ・アスラと呼ぶことのほうが圧倒的に多いせいでしょう。検索結果については「マヒシャ アスラ」「マヒシャ 悪魔」で検索すると「マヒシャースラ」より多いようです。東京堂出版『インド神話伝説辞典』ではマヒシャースラ、ナラカースラ、マハーバリは別名として言及されています。--月下薄氷 2008年12月8日 (月) 06:07 (UTC)
- 私も専門では無く何とも言い難いのですが、月下薄氷さんの仰る通りですと、確かに「マヒシャ」でも良いかも知れません。ただし、名称が「マヒシャ・アスラ」であるとするならば、インドの文法にはBahuvrihiと呼ばれるものがあり、直訳ですと確かに「水牛+殿」であり単に美麗字句に留まりますが、その文法に基づくと複合語ですから、恐らく「水牛が殿となった者」といった様な意味になると思われます。すると「マヒシャ」だけでは単に「水牛」としての意味しか取れておらず(勿論「単なる水牛」では無いですが)、彼の生い立ちや、アスラ族との戦いに於いて大系としての役割が名高いDevi Mahatmyamに「マヒシャ・アスラ」と記載されていることを考えると、少なくとも「マヒシャ」よりかは「マヒシャ・アスラ(Mahisha-Asura)」の方が良いのではないか?というのが、月下薄氷さんのお話を伺った上での私の意見です。そうすると、マヒシャとマヒシャースラを統合させた上で、「マヒシャ・アスラ」に止揚させるのが適切かも知れません。--Jergens 2008年12月8日 (月) 13:13 (UTC)
- 恥ずかしながら『デーヴィー・マハートミャ』の原文がMahishasuraなのか、Mahisha-Asuraなのかは自分にはわかりません。したがってマヒシャ・アスラが良いのかは自分には判断できません(汗)。東洋文庫の邦訳ではマヒシャ・アスラなんですが(汗)。
- ちなみに「~ースラ」という名前のアスラを探してみると、新紀元社の『インド曼荼羅亜大陸』にアガースラ、ガヤースラというアスラの項目があり(東京堂出版の『辞典』ではアガースラのみ)、どちらも「アガという名のアスラ」「ガヤという名のアスラ」という意味だと説明されています。『辞典』でも同じ説明で、さらにAgha-asuraという意味であると述べています(P.5)。すると字義的にはそういう意味だが、原典ではアガースラという名前のアスラとして登場するので、アガースラという項目名で解説されているのでしょう。ガヤースラについては『辞典』ではよくわかりません。聖地ガヤーの項でガヤースラ、ガヤの両方出てきます。
- マヒシャに話を戻すと東洋文庫の邦訳ではマヒシャ・アスラが大半ですが、単にマヒシャと呼ばれている箇所もあります。マヒシャースラに4割くらい賛成なわけは、東洋文庫の邦訳(マヒシャ・アスラ=マヒシャースラという仮定)と英語版につきます。日本語の文献ではマヒシャが普通のようですが、しかし検索ではマヒシャのほうが多いがマヒシャースラと圧倒的な差があるわけではないようです。自分に言えるのはこれくらいですかね。あとはウィキペディアの方針と照らして判断されると良いと思います。--月下薄氷 2008年12月9日 (火) 08:27 (UTC)
- 私も専門では無く何とも言い難いのですが、月下薄氷さんの仰る通りですと、確かに「マヒシャ」でも良いかも知れません。ただし、名称が「マヒシャ・アスラ」であるとするならば、インドの文法にはBahuvrihiと呼ばれるものがあり、直訳ですと確かに「水牛+殿」であり単に美麗字句に留まりますが、その文法に基づくと複合語ですから、恐らく「水牛が殿となった者」といった様な意味になると思われます。すると「マヒシャ」だけでは単に「水牛」としての意味しか取れておらず(勿論「単なる水牛」では無いですが)、彼の生い立ちや、アスラ族との戦いに於いて大系としての役割が名高いDevi Mahatmyamに「マヒシャ・アスラ」と記載されていることを考えると、少なくとも「マヒシャ」よりかは「マヒシャ・アスラ(Mahisha-Asura)」の方が良いのではないか?というのが、月下薄氷さんのお話を伺った上での私の意見です。そうすると、マヒシャとマヒシャースラを統合させた上で、「マヒシャ・アスラ」に止揚させるのが適切かも知れません。--Jergens 2008年12月8日 (月) 13:13 (UTC)
- 6:4くらいで反対。詳しくは知りませんがマヒシャースラとはマヒシャ・アスラの意味で、高名なアスラ族の王に対し美辞的に「~アスラ」とつけて呼ぶようです。たとえばナラカースラ(ナラカ)、バーナースラ(バーナ)というように。しかし美辞的な語を含む(?)別名を項目名にしていいかどうかは疑問です(そこでバーナスラや、マハーバリも疑問。ただしバーナもバリも同音の言葉が多い)。英語版がマヒシャースラなのは、『デーヴィー・マハートミャ』(平凡社東洋文庫『ヒンドゥー教の聖典二篇』)ではマヒシャよりマヒシャ・アスラと呼ぶことのほうが圧倒的に多いせいでしょう。検索結果については「マヒシャ アスラ」「マヒシャ 悪魔」で検索すると「マヒシャースラ」より多いようです。東京堂出版『インド神話伝説辞典』ではマヒシャースラ、ナラカースラ、マハーバリは別名として言及されています。--月下薄氷 2008年12月8日 (月) 06:07 (UTC)
何故か議論が止まったまま約13年程ずっと放置されていますが、同じ記事が2つある状態を解決するため再び統合提案を出します。私も少し調べたんですが、上で言われている通り、やはり日本の文献ではマヒシャと呼称されることの方が多い様なのでマヒシャに統合するべきだと思います。記事の内容はマヒシャの方が殆ど内容が無いのでマヒシャースラの方をそのまま持ってくればよいかと思います。--Greif(会話) 2021年10月11日 (月) 07:33 (UTC)
- 統合しました。--Greif(会話) 2021年10月18日 (月) 09:45 (UTC)