ノート:マルクス主義地理学
目次の対照(英語版)
[編集]新規記事一覧で見かけ、地理学にもマルクスの視点があると知りました。読後、大変よく練れていると感じました。
日本の伝統的な地理学は、いつごろ、江戸までの考え方とどのように折り合いをつけたか。他にもあるなら、マルクス主義でない視点との対比が知りたいと感じました。まずはカテゴリを活用して関連の話題を読み継ぐ楽しみがあり、やがてはこの記事から用語を介して既存の記事とリンクが増えると助かります。
試みに英語版と対照したところ向こうはかなりざっくりしていて要出典テンプレートあり。他の言語版も読もうかと思います(機械翻訳経由ながら)。
仮番 | 日本語版[※ 1] | 英語版[※ 2] | 備考 |
---|---|---|---|
00 | top、基礎情報ボックス | top、基礎情報ボックス | 英語版のテンプレート類[※ 3] |
01 | 1 学史 | ||
02 | 2 学説 | ||
03 | 3 代表的な研究者 |
(_____) |
|
04 | 4 脚注
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(英語版の出典は13件。) | |
05 | 5 参考文献(14件、和書中心) |
(_____) |
|
06 | 6 関連項目(5件) |
3 See also |
日本語版の下欄外[※ 4]、同英語版 |
注
|
--Omotecho(会話) 2023年4月27日 (木) 02:53 (UTC)
- 日本において、いわゆる近代的な地理学が成立したのは1889年の『地学雑誌』創刊だといわれています。それ以前の地理書は羅列的で「国土ノ天然ヲ全ク論及セザル」ものだったそうです。明治初期においては他分野の科学がそうであったように欧米の地理書を翻訳する形で近代地理学がわが国においても展開されました(岡田 1995)。本記事で扱う「マルクス主義地理学」については昭和恐慌を社会的背景とした研究が嚆矢となったようです(水岡 1983)。なお、日本・欧米における地理学の潮流の変遷については松原 (2013)の第5図にわかりやすく整理されています。--サノマール(会話) 2023年4月27日 (木) 11:02 (UTC)
- @サノマールさん、詳しく書いてくださり、誠にありがとうございます。大図を示していただいておそれいりました。
- 質問 ところで細かい点ですが、2箇所、ご検討をお願いできないでしょうか。
- 「#学史」節のイギリス事情に、人名を補うと煩雑になりますか?
*「イギリスのマルクス主義地理学者の多く」とは
* 注釈({{tl:efn}}形式など)に追い出すなどで英語版、あるいはウィキソースにリンクできたらどうだろうと感じます。 - 「#参考文献」の並び順を整理してはどうでしょうか。
- 出典をsfn形式にされているので、著者の姓の50音順。
- 発行年順。
- 「#学史」節のイギリス事情に、人名を補うと煩雑になりますか?
- コメント このページの本論から外れます。「D・ハーヴェイと『資本論』を読む」という動画『Reading Marx's Capital Vol I with David Harvey』はウィキソースにあります(英文字幕入り)。司会で対談相手はニール・スミスとのこと。--Omotecho(会話) 2023年4月27日 (木) 13:35 (UTC)
- 返信 ご質問にお答えいたします。(私自身専門家ではないので的を射ない回答かもしれませんがご容赦ください)
- 「イギリスの地理学界においてはマルクス主義地理学が大きな潮流とならなかったため、マルクス主義の観点からの研究ないしは論文が国内の雑誌ではなく北米の"Antipode"誌に掲載された」という意図でこの表現となりました。(私自身、勉強不足で個別具体の事例は存じ上げません)
- {{tl:efn}}形式については私は分かりかねるので、Omotechoさんのお力を是非貸していただきたく存じます。
- 参考文献節に関しては、早急に修正いたします(50音順に並び替えたつもりになっていました)。
- ウィキソースの動画、教えて頂いてありがとうございます。大変興味深いです。暇なときに視聴してみます。--サノマール(会話) 2023年4月27日 (木) 14:44 (UTC)
- 横から失礼 コメント 「イギリスのマルクス主義地理学者の多く」の箇所は、イギリス地理学界の一般的な動向を示しているだけなので、具体的に誰かを明示することにあまり意味はないと思います。また、出典となっている竹内(1980)自体で具体的に誰か直接的に明示しているわけではありません。例えば、出典に具体的に書かれているのにjawpの執筆者が言葉を濁して書いたり、論争のある内容など誰がやったことなのかが重要な場面で名前がないなら{{誰}}はつけられるべきでしょうが、今回はそうではないと思います。マルクス主義地理学#学史でイギリスの代表的な研究者名が必要数記載されていれば十分かと思います。--郊外生活(会話) 2023年4月27日 (木) 15:10 (UTC)
- 返信 ご質問にお答えいたします。(私自身専門家ではないので的を射ない回答かもしれませんがご容赦ください)
- 参考
- 岡田俊裕『日本人文地理学説史研究 : 個人史的考察』(博士 (文学)論文)広島大学、1995年。doi:10.11501/3119906。学位授与番号: 乙第2735号。
- 松原宏「経済地理学方法論の軌跡と展望(<特集>経済地理学の本質を考える)」『経済地理学年報』第59巻第4号、2013年、419-437頁、doi:10.20592/jaeg.59.4_419。
- 水岡不二雄「戦後日本におけるマルクス経済地理学の展開」『人文地理』第35巻第1号、1983年、23-39頁、doi:10.4200/jjhg1948.35.23。
人名の一覧を増やせるか
[編集]上記から枝を分け、見出しを切ります。
@郊外生活さん、ご指摘に頷いています。文献にあたっておらず、とても興味を持ったので雑駁な感想を述べました。読みが浅く、ハーヴェイも後半生はアメリカで学究にあるのだから、イギリスでは芽は出ないと傍証していますね。
ではイギリス、フランス、アメリカと日本を比べた文脈ですから、特徴を見えやすく記すにはどうしたらよいでましょう。整理すると、構成には研究者一覧があるのに2名のみの理由がわからず(後述)、もっと研究者を紹介する途中か、あるいはもう主流ではないから名前が上がるとむしろ不名誉かとも想像しました。
それぞれの国や地域から、目立った研究者を並べるのはどうですか? 数合わせや増やすことが目的ではないです。系譜のように示せますでしょうか? 姉妹ウィキと CiNii、WorldCat で検索は試みたのですが、知識が足らず選べませんでした。典拠がお手元にないでしょうか。
- 人名の一覧が「イギリスにはこの分野の著名な研究者はハーヴェイ以下2名」とも読み取れず、それはご趣旨ではないと想像します。
- ニール・スミス(本文でN・スミス)はハーヴェイの元担当学生だそうです(一次資料はウィキソースに対談の動画あり)。▲マルクス主義に言及しているかどうか、聞きおわっていません。字幕は英文のみ。
- 日本の研究者は脚注に現れた人々から、人名を拾うと冗漫かどうか。
パッと見てほかの人物記事へ飛べると、視界が広がって助かりますし、それだけなら関連項目で十分かも。--Omotecho(会話) 2023年4月28日 (金) 11:41 (UTC)
- コメント 代表的な研究者名を追記すること自体はおそらく可能だろうと思います。森川(2004: 14-16)[1]を読む限りですが、マルクス主義地理学#学史の中でドリーン・マッシー (地理学者)は確実に本文中に組み込めると思います。マッシーはイギリス人、イギリスの大学教員ですので、イギリス事情の加筆には向くと思いますし、1970年代以降のイギリス工業立地再編に関する研究なども挙げつつ記載できそうな気はしました。他にも、森川(2004:15)を読む限りでは、現在言及されていない人物のうち、リチャード・ピート(en:Richard Peet)に関して言及できそうには思います。むしろ、マルクス主義地理学#代表的な研究者に関しては無出典であり、(ハーヴェイやマッシーが代表的ではないとは私は思いませんが)このままではWikipedia:検証可能性の観点から問題があると思うので、代表的な研究者と紹介されている信頼できる情報源を提示したうえでセクションを維持するか、あるいはマルクス主義地理学#学史にまとめて加筆するのもありだとは思いました。あと、マルクス主義地理学#学史のセクションが長いので、国ごとに小見出しをつけると読みやすくなるように思いました。--郊外生活(会話) 2023年4月28日 (金) 12:35 (UTC)
- 返信 米国におけるラディカル地理学の潮流の一部として表出した「マルクス主義地理学」と他国におけるマルクス主義に基づいた地理学は系譜を異にするものですから、小見出しをつけて国別に状況を整理するとおっしゃる通り可読性が向上しますね。また、郊外生活さんの仰る通りWP:Vの観点から現状の「代表的な研究者」は「代表的」たる根拠がなく不適切ですね。参考文献中に現れた地理学者を2人拾ってとりあえず「代表的」としましたが性急でした。Omotechoさんのご指摘の通り、現状では関連項目に列挙するだけで十分な気もします。私の力量で「学史」の説に関してはどこまで本文中に組み込めるか分かりませんが、とりあえず月曜日に森川(2004)を手もとにおいて加筆を試みようと思います。--サノマール(会話) 2023年4月29日 (土) 09:06 (UTC)
脚注
- ^ 森川洋『人文地理学の発展―英語圏とドイツ語圏との比較研究―』古今書院、2004年。ISBN 4-7722-4053-5。