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ノート:ラインデリア

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ラインデリア[編集]

ラインデリア (linedelier)とは、 送風機のうちの、横流ファンの一種である。送風機の軸を扇形の中心と考えた場合、その扇形の範囲を往復するかのように風を発生する。鉄道車両においては、おもに客室の天井内に仕込まれ、冷房装置の補助として用いられるが、冷房機を搭載しない車両では、単独で扇風機の役目を果たしているものもある。 三菱電機の商標である。一般名詞としては「ラインフローファン」という名称で知られている。

語源[編集]

鉄道車両の旅客車用の換気装置として、天井の灯具と、軸流ファンを一体化したものが作られた。これをメーカーでは「ファン」と「シャンデリア」を組み合わせた造語の「ファンデリア」と呼んだ。のちにファンデリアは、灯具とは分離されて製造されるようになり、名が実態をあらわさなくなっていた。 同じメーカーから鉄道車両用の横流ファンが開発されたさい、そのファンデリアにちなんで、ラインデリアと名づけられた。ラインデリアそのものの構造は、当初から天井の灯具とは無関係である。

歴史[編集]

1967年に登場した近畿日本鉄道の2410系電車に取り付けられたのが、最初の実用化である。

--Chmr103 2010年2月20日 (土) 00:25 (UTC)[返信]