ノート:ランゴバルド人
オーデンセにまつわる地名伝説について
[編集]加筆前の記事に「フリッグが言った“オーディンセー”は、デンマークの都市オーデンセの名の由来となった」と言う記述があり、オーデンセの記事にも同様の言及があって「オットー3世によって」名付けられたとあるのですが、en:Odenseには地名について"The name Odense is derived from Odins Vé, meaning "Odin's sanctuary" as the area was known as a sanctuary for worshippers of the Nordic god, Odin."とあり、ランゴバルドの起源神話との関連性には言及されていません。またオットー3世についても988年に彼の手紙の中でオーデンセの名前が言及されているのが、この都市名に言及する最初の記録であるとされているだけです。en:Lombardsでもオーデンセへの言及はなく、確認した限り日本語のランゴバルド人についての記述でもこの地名伝説に言及しているものは見つかりません。出典になっていると思われる『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』山室静 は未読なのですが、著者は著名人ではあるものの歴史学者ではないのがちょっと気になります。この地名伝説についての出本をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。個人的にはこの類の伝説が事実であることはまずないと考えられるのと、日本語のランゴバルド史に関する書籍・論文にこれに触れる物が見つからない事、記述が充実している英語版Wikipediaで全く言及されないことなどから、この説について記載するのはあまり適当ではない気がしています。特に異論がなければ記述を一端コメントアウトしようと思いますので、ご意見いただきたく思います。--TEN(会話) 2017年10月1日 (日) 08:36 (UTC)
- 特に何も意見がつかないため、コメントアウトしました。--TEN(会話) 2017年10月7日 (土) 11:26 (UTC)
- 『北欧の神話 神々と巨人のたたかい』を図書館で確認してきました。上記に該当する記述がpp. 158-159にあるのを確認しました。が、本書、研究書や概説書ではなく、中高生向けシリーズの一環であり、地名説の出典の記述はありませんでした。また本文中のオーデンセについての記述の仕方も「ついでに付け足した豆知識」と言った体裁であったため参考文献としてははずしました。--TEN(会話) 2017年10月8日 (日) 08:54 (UTC)