ノート:ランチメイト症候群
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参考情報
[編集]参考情報を寄せます。
- 『女子校育ち』 2011年出版の本 pp.64-71, 120-127.
- 『知らずに他人を傷つける人たち』 2007年出版の本 pp.124-131 (124-145).
- 『日本を滅ぼす「自分バカ」』 2009年出版の本 pp.48-54 (42-54).
Uryah 2011年7月15日 (金) 15:04 (UTC)、2011年7月19日 (火) 11:08 (UTC)
「便所飯」の記事の独立化について
[編集]現在は「ランチメイト症候群」という記事の一部に統合されている「便所飯」という記事について、独立した記事としてあるべきではないかと考え、記事を作成したいのですが、皆様のご意見を伺いたいです。統合された経緯は該当記事のノートと削除依頼のページを参考に、2006年頃に「便所飯」として立項されたものの、検証可能性と記事の文体に異議があり削除投票が行われた結果、関連がありそうな記事の子項目として存続がはかられ、その後10年以上ほぼ手つかずになっているようです。2006年時点では削除・統合に何らかの合理性があったのかもしれませんが、2021年現在時点では下記の理由などから、記事を独立させ充実させてゆくのが最善と思います。
「ランチメイト症候群」に対し「便所飯」が明らかに認知度が高く、特筆性も高い
[編集]googleの検索結果では"便所飯"=約 115,000件、"ランチメイト症候群"=約 13,200 件と検索結果に約10倍の開きがあり、2013年度の島根大学の学生179人を対象としたアンケート調査でも、「便所飯」の認知度が56.6%あるのに対し、「ランチメイト症候群」は 7.5%しかなく、大きな乖離があります。認知度だけが特筆性を測る指標ではありませんが、便所飯という言葉がニュースからツイッターのようなSNSまで幅広く独立して使われるのに対し、ランチメイト症候群という言葉は事実上、便所飯という現象を説明する仮説としてしか使われていません。「ランチメイト症候群」は「便所飯」に対して従属的であり、現状のランチメイト症候群の記事を見ても、ランチメイト症候群の「概要」に対して子項目であるはずの「便所飯」が文章量・出典数ともにウェイトが大きく、まるで主従逆転の状態になっています。WIKIPEDIAの独立記事作成の目安の「有意な言及」について言うならば便所飯は明らかに優位にあり、ランチメイト症候群の記事があるならば、便所飯の記事があっても何らおかしくはないと考えます。
便所飯はランチメイト症候群の下位概念ではなく、独立した別個の事象・概念
[編集]現在のランチメイト症候群の項目にあるとおり、精神科医の町沢静夫氏は著作の中でトイレでの食事を自らが名付けたランチメイト症候群の一例としています。もちろんそれはそれで良いと思いますが、それは一人の精神科医の分類に過ぎず、"ランチメイト症候群"でgoogle検索してもWIKIPEDIAの孫引きコピペばかりで、便所飯をランチメイト症候群の類型として掘り下げている学術的な事例は見受けられませんでした("ランチメイト症候群"Cinii検索結果6件)。現時点ではランチメイト症候群の語を用いる医師が町沢氏一人しかおらず、少なくとも一般的な医学用語ではありません。便所飯について、武庫川女子大学の情報学教授の藤本憲一教授は「孤塁を保つべく物理的な遮蔽物を欲したより極端な防壁構築」としており、大阪大学の社会学准教授辻大介氏は朝日新聞にて「人間関係に失敗したという視線から逃れる場所はトイレしか残されなかった」と分析しています。トイレで食事をとるという行為には精神医学・情報学・社会学など多様な視点・文脈からのさまざまな解釈があって当然かと思いますが、WIKIPEDIAが便所飯という事象を特定の病気であると規定しているような現状には疑問を感じます。群馬大学の社会学者の二宮祐准教授は、便所飯を心の問題に帰結させることを「心理主義」であるとしてやや批判的に論じた上で、そもそも便所飯が社会的介入を必要とする「問題」なのかと疑問を投げかけています。芸能人のミラクルひかる氏は外食費を節約するため、女医の西川史子氏は多忙の中上司の目から逃れるため便所飯を行っていましたが、それぞれ経済的、社会的な事情からであって、精神的な問題とは関係が無いことは自明です。現在、WIKIPEDIAで便所飯と検索するとランチメイト症候群の項目にリダイレクトされますが、ある事象を一般的でもない病名に押し込めてしまうことは、読者を事象に対する多面的な理解から遠ざけてしまうように思います。
現時点では検証可能性を十分に満たしている
[編集]2006年の立項時点ではトイレでの食事は検証可能性に疑問符が付き都市伝説かのような扱いで記事削除されましたが、2021年現在では言論が積み重なり明白に検証可能性を満たしています。上記の通り大学教員が大手新聞や研究論文、出版物の中で便所飯について言及したほか、2009年に尾木直樹教授が法政大学の学生対象に行ったアンケートでは400人のうち2.3%が、2012年にマイナビニュースが会員1000人を対象に行ったアンケートでは7.1%が、2013年にサンリフレホールディングスが行ったアンケートでは2459人のうち12%が、2017年にしらべぇが行ったアンケートでは1342人のうち10.2%が、トイレで食事をしたことがあると回答しています。どこまで標本誤差を許容するかなどにもよりますが、どのアンケートも社会調査の統計の母集団として十分な数であり、回答数が1000を超えたならばこの手の社会調査の母数としてはむしろかなり多いほうです。著名人としては上記2名の他にもお笑い芸人の児嶋一哉氏や作家の立花胡桃氏、ジャニーズ事務所の平野紫耀氏、フィギュアスケート金メダリストの高橋大輔氏などが便所飯をしていたことを公言しており、googleで"便所飯"の検索結果の上位数百件を見ると、パッと見ですが数%程度は一般人の便所飯の経験談です。有名無名の無数の方たちが便所飯の経験を語っている現在では都市伝説扱いは不適当であり、これらアンケート結果等も含めて独立記事として適宜加筆していく事が望ましいと考えます。 --狄の用務員(会話) 2021年9月20日 (月) 07:47 (UTC)
- 記事の独立化を行いました。--狄の用務員(会話) 2021年9月25日 (土) 04:44 (UTC)