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ノート:京都市電今出川線

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以下、「京都市電」のノートと同文ながら、ここにも記載させて頂きます。
今出川線の白梅町-北野紙屋川町間について、よく「京福電気鉄道北野線の北野-白梅町間を買収、または編入」といった記述がみられ、またこのWikipediaにもそのように書かれていたのですが、京都市交通局の社史にあたる「創業50周年記念」(1962年京都市交通局)、事実上の公式京都市電史である「さよなら京都市電」(1978年京都市交通局)には単に「開業」としか書かれておらず、京福買収、編入の記述はありませんでした。
さらには京都市公報の該当年(1958年1月から12月まで)を調べたのですが、記述は無し(見当違いながら、念のため当たってみました)。
京福電気鉄道社史「京福電気鉄道30年史」(1972年京福電気鉄道)、「京福電気鉄道50年の歩み」(1993年京福電気鉄道)に至っては、本編ではまったく触れられず、巻末の年表に「廃止」としか書かれていませんでした。 おそらく、軌道敷の買収はあったと思いますが、「京福が一旦北野-白梅町間を廃止し、その跡地を京都市が買収して新たに市電を建設した」という見方が正確なのではないでしょうか。
「営業権と軌道一式を買収して改築した」とも取れなくはないですが、市側は「開通」、京福側は「廃止」と明記しているのです。
なにはともあれ、他都市や、京都市の京都電気鉄道買収のように、そのまま路線を編入して即営業したのではないのだけは事実です。
したがって、「京都市が京福電気鉄道から当該区間を買収した」とするなら、その事実を明示できる資料を示してから記述して頂きたいと思います。--NOWOW 2013年12月15日 (日) 09:45 (UTC)