コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ノート:伝染病

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

SARSの感染経路

[編集]

SARSの原因となったコロナウイルスが「空気感染」となっていますが、正しいでしょうか? SARSの感染経路は主に飛沫感染で、「空気感染の可能性を否定できない」位かと思っていたのですが。

Wikipedia内のSARS関連項目とも整合性が取れていない気がします。

専門外なので、詳しい方がいらっしゃったら、ご教授願えないでしょうか?

関連してそうなリンク

署名を入れ忘れました。すみません LEM3 2007年4月4日 (水) 05:27 (UTC)[返信]

(見出しをつけました。) 以下の理由から、私もご指摘に賛成です。
  • カナダのトロント(PMID 12925421, PMID 12807083)と中国の北京(PMID 15030693)からのレポートでは、距離の近さが感染の有無に有意に関連していることから、空気感染よりも飛沫感染の可能性が高いと報告しています。いずれも空気感染は「否定できない」のみ。
  • 香港(PMID 12682352)では吸入などエアロゾルの関係する手技が空気感染する可能性を示唆しているが、根拠となるデータはない。
  • 北京(PMID 15078593)でも感染パターンは飛沫感染と接触感染で十分説明できる、としている。
数日待って、異論がなければ改筆しようと思います。 --ぐら 2007年8月7日 (火) 20:51 (UTC)[返信]

一部転記提案

[編集]

感染症の項目の「感染経路」の記述と、伝染病の「伝染様式」は同じ内容でありますが、どちらも別々に記事が進んでいます。感染症の感染経路の項目をこの伝染病の項目に移動させたいと思うのです。そして、今、一度内容を統合させ、記事の充実性を図りたいのですが、どうでしょうか?みなさんの意見をお待ちしています。--蜂谷 2007年10月8日 (月) 04:32 (UTC)[返信]

んーと、一旦統合するということには賛成しますが、感染経路を伝染病に移すのには明確に反対で、むしろ逆にしなければならないと考えます。あるいは、いっそ感染経路を分離してしまう方がいいかも、とか(一度、履歴不継承で削除されてますが)。感染の方が伝染よりも広範に及ぶ上位の概念であり、「伝染ではない感染経路(伝染しない感染症の感染経路)」というのが存在するからです。例えば、炭疽は危険な感染症ですが、ヒトの伝染病ではありませんから、土壌から皮膚創傷部を介する感染(皮膚炭疽)は一つの「感染経路」ではあっても「伝染様式」と呼ぶのは正しくないわけで。
また例えば、狭義の感染型食中毒(食品が感染源となる)は感染症であっても伝染病として扱う必要のないケース(サルモネラ食中毒など)もありますが、患者が感染源となり(糞口感染などを起こす)伝染病でもあるケースもあります(この違いが、現行の感染症法の3類感染症とそれ以下の分類にも反映されてます)。
個人的には、記事概念の包含関係としては「感染症 ⊃ 伝染病」であり、将来的には結局、伝染病を分割することになるかもしれないな、とは思いますけど、一旦、どこに何を書くべきかを整理するために統合して記事を育てるというのもいいんじゃないかと思います。--Y tambe 2007年10月8日 (月) 05:40 (UTC)[返信]
Y tambeさんの言う通りかもしれません。感染症 ⊃ 伝染病であると私は思います。伝染病の伝染様式の項目を感染症へ移動させて感染経路の部分と統合する形ではどうでしょうか?もちろん、その後、「感染経路」の分離を検討してもよいとは思いますが・・--蜂谷 2007年10月18日 (木) 03:19 (UTC)[返信]

議論を発展して下さってありがとうございます。こちらでも定義の段落案(叩き台)を試みます。

  • 伝染病は、病気を起こした個体(ヒトや動物など)から病原体が別の個体へと到達し、連鎖的に感染者数が拡大する感染症の一種である。感染経路の究明が進んでいない近代までは、ヒトや家畜など特定の動物種の集団内で同じ症状を示す者が短時間に多発した状態(集団発生・疫病)を指していたため、現在でも「集団感染」との混同が見られる。
  • 感染経路とは、感染を生じた個体や環境中に存在する病原体が、未感染の個体に到達して新たに感染を起こす経路をいう。病原体によっては複数の感染経路を介して感染を生じる場合があるため、伝染病をはじめとした集団感染や院内感染の予防を進める上では、病原体の診断と同時に感染経路を突き止めることが有効な対策に欠かせない。

感染症の記事内に伝染病の一部or全部を統合されるかどうかについては、私は中立です。いずれの場合も「定義」を明確にしながら進める事が大切だと思いますので、統合するにしても感染症の記事の体裁を整えてからが良いでしょう。

歴史の長い項目ですし、私の時間も限られていますので、ご意見を頂きながら数日ごとに少しずつ編集を試みます。感染症プロジェクトを作るのも良い案だとは思いますが、結局トータルでは仕事の量は増えも減りもしないので、皆様のやり易いように進めて頂ければ良いかと思います。 --ぐら 2007年10月18日 (木) 07:52 (UTC)[返信]

定義(もはや冒頭概要文と言った方がいいでしょうか)の提案ありがとうございます。伝染病については、現版で問題になっていた点が解消されており(特にヒトPOVになっている点)、現在のものよりもはるかによくなっていると思います。また感染経路の定義もすばらしいと思いました。極めて厳密に言うと、二、三、気になる点はありますが(というか、もはや粗探しの領域に入らないと指摘できない ^^; 上にしかも「気になる」止まり ^^;)、それはまた後ほど(記事が書かれた後にでも)、ということで。
感染症プロジェクトについては、実は私もあまり実現性については考えてなかったりします。ただ、発言しておけば、もしかしたら誰かが一念発起してくれるかもしれないし、そうなったら儲けもの、くらいの意図だったので。(ただ、この記事などにある「関連項目」については、誰か慣れた人がコンパクトにテンプレート化してくれたらなぁ、と思ってたりして、そういう人を集めるには、ウィキプロジェクト化もいいのかなぁとか)
それからコメントアウトされていた機械的感染 (mechanical vector transmission) については記述追加の上戻しましたので、確認いただければ幸いです。--Y tambe 2007年10月19日 (金) 10:21 (UTC)[返信]

今回の修正について

[編集]
定義に関して
伝染病はヒトのみに限定できません。猫の伝染病もあるわけで、書き方を変えてみました。
伝染形式に関して
血液を介するものなど、次から次に伝染する伝染病では考えにくい伝染形式が含まれているため削除にしました。

以上、異議があればお願いします。--蜂谷 2007年11月21日 (水) 07:58 (UTC)[返信]

  • 異議1:「伝染病⊂感染症」はパスツールやコッホの活躍した1900年前後以降の解釈としてはその通りですが、歴史的には定義にブレがあることに説明が必要です。
  • 異議2:冒頭段落に「流行と似た概念」と説明することに反対です。流行を起こす病気がすべて感染症ではありません(例:脚気の流行)し、流行を起こす感染症がすべて伝染病でもありません(例:集団食中毒)。むしろ似て非なる概念として違いを説明する必要があるでしょう。
  • 異議3:「伝染病」の語は行政上の法律用語として現在も使われていますが(例:家畜伝染病予防法・学校保健法・食品安全基本法・鉄道営業法)、自然科学的な定義は可能でしょうか。国語辞典的な定義は手近な辞書にもありますが、科学的な厳密な定義は「伝染病」「communicable disease」ともに適切な出典がまだ見つかりません。

→上記10月18日の私案はこれらを踏まえてミニマルに作ったものです。その後の段落構成などまだ煮詰まらないので執筆に踏み込んでおりません。今後どの程度科学的な記事として充実させうるものか、させるべきものか、あるいは社会学的に歴史に重点を置いて解説するのがふさわしいのか、皆様のご意見を伺って参りたいと思います。

  • 異議4:薬物常用者におけるHIVの流行は、血液感染による伝染病の一例です。コレラは経口感染による伝染病の一例です。わざわざ編集をリバースするには及びませんが、上記の議論を進める中でこの段落を残す必要があるならば復活が適当かと思います。

--ぐら 2007年11月23日 (金) 15:26 (UTC)[返信]

ぐらさんの見解(異議1〜4)に同意します。
  • 異議3に関連して、法律用語としての用例は、以前の伝染病予防法の頃ほどの厳格さは求めなくてもいいのではなかろうかと思います。また法律用語を第一義に据えると、どうしても日本POVになってしまいますので、どちらかというと法律用語としての使用は、後段で述べる方がよく、冒頭定義文としては、自然科学的な定義をなんとかして書く必要があるのではないかと思います。ただ一つ言えるのは、現在の定義文では定義になってないし、意味合いがずれているので修正は必須です。「伝染病」に必要な要件は、感染した宿主の体内で病原体が増殖し、結果として感染宿主が次の宿主に対して(直接・間接の)感染源になるということ、というあたりだろうと考えてはいますが、確かに「よい出典がない」というのが現状なので、私ももう少し探してみます。--Y tambe 2007年11月24日 (土) 03:00 (UTC)[返信]
異議1に関しては、定義の文に加えていただけると助かります。異議2に関しては、まだ修正途中ですので、お待ち下さい。記事が進展しないため、少し進めてみたところですが、まだ不完全なのは確かです。異議3に関しては、Ytabeさんが示されることには完全反対です。「感染症」と「伝染病」の違いを取り違えているとしか、思えません。異議4に関しても、血液感染・経口感染は同種間で感染が広がる感染と限定すれば、取り入れるべきではありません。詳しくは感染症に書かれているのにここで取り上げるのはおかしいと思います。--蜂谷 2007年11月24日 (土) 12:00 (UTC)[返信]
うーん、異議3についてもう少し補足しますと、例えば、炭疽はヒトにおいては極めて危険な「感染症」ですが、ヒト間では「伝染病」としては扱われることがありません(この点が、現在の感染症法(伝染病予防法の後継としての意義として)において、コレラや赤痢等が炭疽よりも上位に分類されている理由の一つ……これに対して最新の「病原体」分類では炭疽菌はまぎれもなくトップクラスです)。そして、その理由はヒト−ヒト感染を起こさない、という点こそがクリティカルな理由です。このように、感染したヒトが感染源になりうるかどうか…例えば、終末宿主となる疾患なら明らかに「伝染病」ではない…という点が、「感染症」と「伝染病」を分ける上で重要になってきます。例えば、O157や赤痢のように、感染菌数が少なく糞口感染によって広がりうるものは「伝染病」になりますが(今年の法改正により、共に3類感染症になった)、一般的な感染型食中毒を起こすようなサルモネラ食中毒の場合は、一般的には(特に現在の先進諸国では)「伝染病」ではなく「集団感染」による流行が起きるわけです。また現行版で強調されている「伝達の早さ」は、むしろ流行に係る概念であって、「伝染」そのものに係るとは言えません。これらを加味すれば、「伝染病」の定義は、現行版の記述ではなく、このノートの上でぐらさんが「感染経路」と共に挙げられたような文章であるべきだと考えます。
また異議4について、まず経口感染について、コレラ(宿主の排泄物→水系感染)や、O157、赤痢、ノロウイルスなどの糞口感染によってヒト→ヒト感染を起こしうるものは、「伝染病」に該当するでしょう。またHIVの血液感染については、やや微妙な点もあって、従前は存在しなかったタイプの感染経路によるものでありますが、少なくとも今日ではヒト→ヒト間の伝達経路として「伝染病」として含めるという判断の方が妥当なのではないかと考えます。--Y tambe 2007年11月24日 (土) 13:02 (UTC)[返信]
基本的に伝染病の定義は自然科学的に厳密にこの項で述べられる必要性がないと考えています。みんなが観て分かるようなレベルの方が現時点では良いかと思って修正しています。自然科学的には感染症の項で詳しく述べる形にして、この伝染病の概念は一般的な論で展開してもよいかな、と考えています。もちろん、「感染症」と「伝染病」の厳密な違いを示すような論文・出典をもとに書かれるのは構いませんが、それがない以上は、無理に専門的な話にするよりも今のような現行版に記述を緩く抑えるしかないというのが本音です。これをもとに修正・加筆を加えていけたら、と感じています。「流行」の概念については僕も変だとは思っていますので、その点は徐々に修正していくつもりです。少しお待ちください。異議4で述べられる糞口感染・血液感染に関しては頻度の問題として入れるのはためらってしまいました。もし、入れるのであれば、少し記述の方法を変更してから取り入れようと考えています。よろしくお願いいたします。--蜂谷 2007年11月26日 (月) 01:04 (UTC)[返信]
(追加)厳密な定義を執筆できるのであれば、スタブ項目を作りましたので、執筆・修正をお願いします。とりあえず適切な論文や出典とともに記述してみてください。この部分の記述が充実しすぎて全体的なバランスが崩れるようであれば、全体的な再編もまた必要とは考えています。よろしくお願いします。--蜂谷 2007年11月26日 (月) 04:01 (UTC)[返信]
えーと、伝染の形式について書き換えられてますが、その部分は構成を見直す必要があるかと。
  • まず第一に「水平感染」「垂直感染」の二つに大別する必要があります。現在記述されているものは、すべて「水平感染」の事例だけであることに気付いていただければと。垂直感染については、ヒト(を含む哺乳動物)における三つの感染経路(経胎盤、産道、母乳)に加えて、節足動物や鳥類などに見られる介卵感染(サルモネラやダニ媒介性疾患などとの関連からヒト疾患とも関連します)を記載すればいいかな、と思います。
  • 次に歴史的な分類法でもあり、現在もなお「伝染経路」の考え方に大きく影響を及ぼしている、フラカストロの分類について本記事で述べることは必須です。コンタギオン説については詳しくは、歴史等のセクションで述べることになるでしょうが、伝染経路の記述内容と交錯することは目に見えてますので、それとどのように対応させるか、考えながら執筆していただければと。私もさることながら、ぐらさんもあまり時間が取れない方のようですし、まぁそんなに急がずに ^^; ゆっくり対応していただけると助かります。--Y tambe 2007年11月26日 (月) 04:11 (UTC)[返信]
提案としては良いと思います。もし、記述していただければ幸いです。長くなるとバランスが悪くなるので、伝染様式の項目を作ってから行うことをお勧めします。--蜂谷 2007年11月26日 (月) 04:33 (UTC)[返信]

外部リンク修正

[編集]

編集者の皆さんこんにちは、

伝染病」上の1個の外部リンクを修正しました。今回の編集の確認にご協力お願いします。もし何か疑問点がある場合、もしくはリンクや記事をボットの処理対象から外す必要がある場合は、こちらのFAQをご覧ください。以下の通り編集しました。

編集の確認が終わりましたら、下記のテンプレートの指示にしたがってURLの問題を修正してください。

ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2017年9月25日 (月) 18:21 (UTC)[返信]