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ノート:劉献廷

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初版の著作権問題について

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なぜか{{転載疑い}}が貼り付けられていますが、以下に述べますように、今のところ著作権上の問題はないように思います。{{転載疑い}}はいったん除去いたしますが、関係する文献を確認の上で、なお問題があるとお考えの方は、本ノートに見解を示すか、御自分で削除依頼を提出していただきたいと存じます。

本記事初版の記述は、ほぼ全文が「参考」に挙げられている梁啓超『清代学術概論』によるものであると考えられます。以下、梁啓超『清代学術概論―中国のルネッサンス』小野和子 訳注、平凡社〈東洋文庫 245〉、1974年における掲載ページにより、両者の対応を示します。

  • 「生涯」の冒頭から「学問」の王源の友人に関する記述までの部分
    73ページ註の七、梁啓超が『中国近三百年学術史』を引用して示している劉献廷の略史
  • 王源の評価
    65ページ、王源『居業堂文集』巻十八、「劉処士墓表」の引用部分
  • 全祖望の評価
    66ページ、全祖望『鮚埼亭集』巻二十八、「劉継荘伝」の引用部分
  • 梁啓超の評価
    67ページ(梁啓超が地の文として書いたものを、記事では発言のように示している)

しかし、いずれの箇所も単なる事実の抽出であるか、表現が変わっているか、あるいは古い原文の自明な翻訳である、と言えるものであり、著作権上の問題はないように思います。

ただ、著作権上の問題はないにしても、初版には多くの問題があります。まず「参考」というのは記事の出典なのかそうでないのか曖昧です。結局は記事の出典であったわけですが、記事のどの記述がどの出典に対応しているのかもわかりません。また、人物記事というのは当該人物に関する複数の資料を読み合わせ、齟齬を解決しつつ作っていくものであって、単一文献の索引で拾ったごく狭い範囲の記述を寄せ集めて作るものではありません。そして、主題の人物に関する他者の発言を、書き手自身がよく整理できていないまま単に並べ立てたところで、その人物の理解には役立ちません。初版の投稿者は、スタブを意図しているのではないのであれば、こういった問題を解決してから投稿していただけないでしょうか。--西村崇 2009年11月29日 (日) 13:06 (UTC)[返信]