ノート:午前と午後
「午后」について
[編集]本文中冒頭に「午後は午后とも書くが、后(きさき)とは関係なく当て字である」とありますが、旺文社『漢和中辞典』(赤塚忠・阿部吉雄編)によれば「后」という字は、そもそも人の体と口からなる会意字で尻の穴を表す字であり、そこから第一義は「のち」「うしろ」を意味する字とあります(もっとも康煕字典や説文解字等には尻の穴の意は書いていないようですが)。それが転じて君主、(後宮などから)きさきの意味となったということです。すなわち「后」「後」はともに「コウ」(ともに胡口切もしくは很口切)という読みを持ち「うしろ」という意味を持つ同音同義の異体字の関係にあり、「午后」という表記も「関係なく当て字」というのは言い過ぎかと思います。--トホホ川 2008年9月30日 (火) 16:02 (UTC)
定時法と不定時法の扱い
[編集]用語説明について
[編集]「定時法」と「不定時法」について、脚注で次のような説明を付しました。
- “時刻の定義方法で、定時法は1日を等分して区切るもの、不定時法は、区切る間隔が昼と夜で違うなど、必ずしも1日を等分しない区切りかたによるもの。”
定時法はリンクがありましたが、削除しました。リンク先のリダイレクト先である「時刻」の現時点最新版を見ると、定時法と不定時法については「用語としてどういう意味か」をつかみにくい記述になっています(Section 「時法」ではなくSection 「歴史」に記され、それもSubsection「西洋」と「日本」で異なる具体例が挙げられるのみ)。--Dumpty-Humpty 2008年10月5日 (日) 16:28 (UTC)
明治5年太政官布告第337号の扱い
[編集]明治五年太政官布告第三百三十七号(改暦ノ布告), 法令データ提供システム: 総務省.
定時法と午前・午後の概念の採用
[編集]資料不足: 規定の背景や影響や効果
[編集]この太政官布告の「時刻ノ儀....」など時刻関係の規定の背景や影響や効果に関する信頼できる資料(ウィキ外)はありませんか。
- たとえば、効果は絶大だったのか限定的だったのか、とか、この規定に従ってどのような措置が講じられたのか、とか。
- たとえば、「時辰儀時刻」の意味(「時辰儀」は時計)。当方による版では2通りの解釈を挙げています。というのも、江戸時代に民間で不定時法が採られ、そのための和時計があったことが知られている一方、幕末以降、定時法で用いる西洋の時計も輸入されており、「時辰儀時刻」の「時辰儀」がいずれを指すかで、「時刻」の時法も異なり、従って「時辰儀時刻」の意味も異なるからです。
--Dumpty-Humpty 2008年10月5日 (日) 16:28 (UTC)
初導入だったとは限らない点について
[編集]- この太政官布告以前に、限定的ながら定時法を採用していた時期がある、
- 十二支で時刻を示すこと自体は歴史が古く、「午(うま)の刻の前か後か」により区別する概念が無かったと言い切れない、
ことから、読者の誤解を防ぐため、当方による版で言及しました。--Dumpty-Humpty 2008年10月5日 (日) 16:28 (UTC)
改暦とその補正
[編集]資料不足: 改暦とその補正
[編集]この太政官布告による改暦と明治31年勅令第90号(閏年ニ関スル件)によるその補正について端的に記した、信頼できる資料(ウィキ外)はありませんか。
この太政官布告は改暦を主なテーマとするもので、この改暦に言及するならその補正にも言及しないと不親切ですが、改暦自体は記事項目のテーマ「午前と午後」に直接、無関係ですので、適切な資料があればそれへのリンクを貼れば、と思っています。--Dumpty-Humpty 2008年10月5日 (日) 16:28 (UTC)
- 本文ページを更新いたしました。--106.187.64.204 2015年6月6日 (土) 01:31 (UTC)
短い形式での時刻の表記
[編集]日本語の文章を作るとき、例えば“2018年10月31日午後6時30分にハロウィーンパーティを開催する予定である”の場合、その日付および時刻を12時制で一番簡単な形式でコロンを用いて表すには、どの形式が一番推奨されているでしょうか?
形式番号 | 形式(ここにはそのttに右欄の語句が入る) | tt |
---|---|---|
① | 2018/10/31 6:30 ttにハロウィーンパーティを開催する予定である | 午後 |
② | PM | |
③ | 2018/10/31 tt 6:30にハロウィーンパーティを開催する予定である | 午後 |
④ | PM |
--beautiful icosagon 2018年10月22日 (月) 12:22 (UTC)
午後中
[編集]概要のところに、「午後中」とは言わないとありますが、小説等では使用例が少なからず存在します。 例をあげると、『レーリー卿(Lord Rayleigh) 寺田寅彦』https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/43083_23775.html には、 「それから二頭の小馬をつけた無蓋馬車をレーリー男爵夫人が自ら御して大学へ出勤し、そこで午後中、時には夜まで実験をやった。」とあり、 『桑の実 鈴木三重吉』https://www.aozora.gr.jp/cards/000107/files/47173_61604.html には、 「今日は午後中(ひるからぢゆう)、馬車ごつこだと仰つて、大きな函を引き廻していらつしやいましたものですから、がつかりなさいましたのでございますよ。」と、るびが振られています。これらの例からは、午後中は、午後ずっと(正午から日没までの)継続した時間帯をニュアンスとして含んだ言葉であると考えます。
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「『午後中』とは言わない」は一般の日本語の語法についてのことです。小説は芸術作品ですから、普通は使わない表現、新奇な表現をすることがままあります。事例があるからといって、「午後中」と言うことがあるとするのは不適当と思います。--Awaniko(会話) 2022年1月21日 (金) 04:14 (UTC)