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ノート:反相対論

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量子電磁力学にかんして[編集]

電磁気学を相対論的に量子化するのは非常に難しい問題であったのは事実ですが、それは第二次大戦ころの話でして、もう Feynman-Schwinger-Tomonaga によって解決してから50年たっておりますし、本屋さんにいって適当に量子電磁力学の教科書を買えば相対論的に量子化された電磁気学がのっています。相対論が嘘だとお思いになってそのように記事を書くのはまあ中立性の観点からは悪くないかも知れませんが(それにもいろいろ思うところはありますけれども)、すくなくともQED をひきあいにだして相対論に反論するのは筋が通らないと思います。--An apple zealot 2008年12月12日 (金) 15:42 (UTC)[返信]

科学史上の事項と考えればよいのではないでしょうか。現在は解決されたと(学界のメジャーな意見では)思われている旨、加筆して下さるとありがたいです。--КОЛЯ会話 2008年12月12日 (金) 23:41 (UTC)[返信]
相対論と量子論の統合に、当時問題があったのは事実ですが、その問題が全て相対論側にあるのかは別の話です。相対論の方が間違い(光速不変などが全てウソ)だとすれば問題は解決(ラムシフトなどを説明できる)するという考えを持っていた当時のまともな研究者を私は知りません。科学史上の事項として記述するなら、根拠となる出典(当時の論文など)を明示し、それに基づいて記述すべきでしょう。出典がないなら、記述を残すべきではないと思います。--NS5-brane 2008年12月14日 (日) 05:16 (UTC)[返信]
私は203.168.86.24さんではないので、203.168.86.24さんには、出典をもう少しまともなものを示してほしいとは思います。ファインマンと松田・二間瀬両氏のものが挙げられていたので、最初てっきりこれらの本に(反駁の形にせよ)取り上げられていたのかと思いましたが、そうではないのかもしれませんね(当方未確認)。但し、反相対論を唱えている人は、職業科学者にはほとんどおらず、在野の科学ファンに圧倒的に偏っているのだろうと想像されます。とはいえ、かといって百科事典に必要ない項目とは思いません。相対論の最新トピックス1というその手の人たちのページを見ると、『日経サイエンス』2003年2月号に「相対性理論に見直し機運」、『理研ニュース』2003年3月号に「相対性理論は正しいのか?」という記事が載った旨紹介されており(当方未確認)、ちまたの書店に行けばその手の書籍がごろごろしています。これらは職業科学者の間では無視できるものなのでしょうが、広く文化史的に見た場合には無視できないものだと思います。またアインシュタイン登場直後も含めれば、当時の学界の反応は決して歓迎一色ではなかったでしょう。「科学史上の事項」と書いたのはそれらもろもろ含めた意味です。--КОЛЯ会話 2008年12月14日 (日) 12:43 (UTC)[返信]
まず最初に強調しておきたいのは、「相対論には適用限界がある」と「相対論は間違っている」の違いです。日経サイエンスや理研ニュースは前者の立場で、「その手の人たち」は後者の立場です。前者の立場では、例えば超高エネルギー領域において相対論が適用できなくなる可能性は認めますが、だからと言って、そこに到達する前の領域まで相対論を否定するようなことはありません。ニュートン力学がミクロの世界や光速に近い世界で量子論や相対論に取って代わられたからといって、身の回りの世界までニュートン力学が間違っていることにはならないのと同じです。ですが、後者の立場に立つ「その手の人たち」は、適用範囲という考えを完全に無視して、検証がなされている範囲での相対論の適用までを完全に否定してしまいます。なので、日経サイエンスや理研ニュースに対する「その手の人たち」の解釈をそのまま信用することはできません。
また、ちまたの書店にごろごろしているその手の書籍ですが、職業科学者の間で無視できないような内容のものを私は知りません。すべて(と言っていいでしょう)事実誤認などを積み重ねて本にしてしまったものばかりです。
最後に「科学史上の事項」としてこの項に記述することに関してですが、独自研究にならないような文章にするのは難しいのではないかと思います。--NS5-brane 2008年12月14日 (日) 15:35 (UTC)[返信]
追記:理研ニュースにあるGZK限界の破れについてですが、その後、宇宙線の起源が活動銀河中心核であるという報告がなされています。この報告が正しいなら、相対論の破れを考える必要がないということになります。参考リンク--NS5-brane 2008年12月14日 (日) 16:24 (UTC)[返信]