ノート:品秩
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記事名について
[編集]記事名「叙品」に違和感があり、なんらかの是正をお願いしたく思います。というのは、「叙品」が冒頭定義文にあるような「官階の高低に応じて俸禄の多寡を区分する方式」であるとは考えにくいからです。国史大辞典では「叙位」へ誘導されたうえで、「叙品」は親王や内親王に対し一品から四品までの品位に叙することという説明がありますし、日本国語大辞典や角川古語大辞典ではやや広く「叙品」は臣下に位階を授けることとあり「叙位」の唐風言い回しと受け取れます。日本史の用語としてはそうなのでしょうし、その意味であれば叙位へリダイレクトするのが適切であろうと思います。一方、現在の記事は編集履歴によれば中国語版「品秩」の一部翻訳で、内容は中華王朝とその影響を受けた各国での官職の等級と(一部ではあるものの)俸禄について述べています。これを示す日本語は、やはり「品秩」であるように思えます(日本国語大辞典に「位階と俸禄」とある)。以上のような辞典類の記載に基づけば、本記事は「品秩」へ改名し、「叙品」を「叙位」へのリダイレクトに戻すのが適切であるように思われます。ただ私は率直に言って、この記事のように東アジア全体を見渡すような観点での用語の妥当性をどうこう言えるような見識を持ちませんので、違和感があり是正をお願いしたいと記すのが精一杯です。どなたか適切な措置または妥当な文献をお示し下さい。--Mzaki(会話) 2021年9月6日 (月) 09:02 (UTC)
- 叙位も叙品も「行為」のことで制度の意味ではないですね。日本だと位階が制度を表すと思いますが、古代中国で事柄に品位や位階が適当とは思えません。たとえば「九品」や「九品制」を記事名にしたところで日本の位階や中国南北朝時代の九命は当てはまらないわけで全てを包括するシンプルな語はないと思うので、記事名は「東アジアの位階制度」とか「東アジアの栄典制度」や「東アジアの官階制度」が良いと思います。--代言人(話/歴) 2021年9月27日 (月) 12:23 (UTC)