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ノート:多剤耐性肺結核

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定義その他の正確性

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とりあえず、初版の体裁を整えてみましたが、定義やメカニズムとして挙げられている事柄に疑義がありますので、詳しい方の加筆をお願いいたします。日英論文の検索を試しましたが初版のような定義は見つかりませんでしたし、項目中で断定的に書かれているメカニズムを証明した物もありませんでした。また、この程度の分量でしたらリダイレクトにして結核に統合してしまうのも手かも知れません。--Tomo_suzuki 2008年1月1日 (火) 06:02 (UTC)[返信]

おつかれさまです。結核の蔓延が、一部は服薬不十分を原因とすることは広く認識されていますが(ニューヨークで、貧困層に対し公費で結核薬代を出した上、医療従事者の目の前で薬を服用してもらう=DOTS(Directly Observed Treatment, Short course)によって結核の抑制に成功しています)、耐性菌発症に関与していることは証明されていないはずですね。アメリカでの多変量解析[1]によれば結核既感染、喀痰チールニルセン陽性、アジア人・太平洋諸島の人々であること、診断時にアメリカに住んで5年たっていないこと、転帰が「死亡」もしくは「転居」であること、が多剤耐性結核の発症に影響するファクターであったとのことです。だらだらと書いて何が言いたいかというと、要するに根拠を持って疑義に賛成であるということです。書き換えですと、Y Tambeさんあたりにお願いするのがよいのでは。お願いに行ってきます。--BAZIAN 2008年1月22日 (火) 16:51 (UTC)[返信]
呼ばれて来ました。お疲れさまです。結論から先に言うと、(1)結核に統合するか(一応、肺結核の治療のところに記述はある)、(2)本項目を多剤耐性結核(肺結核に限定しないのが一般的なので)に移動の上、そこで大幅に加筆修正し詳述するか、という感じで全体的な方針として進めるのがよいのではないかと思います。ただ(1)の場合、「統合」とは言っても、こちらから向こうに転写すべき内容はないと思います。なので多剤耐性肺結核多剤耐性結核から、結核へのリダイレクト、という形で解決することになるんじゃないかな、と。また(1)の場合、結核の現在の記事の構成が、病理的に細かく分けられてて結構ごちゃごちゃとややこしく、概論が手薄なものになってるので、正直どう加筆するかは悩みどころですね……。却って(2)の方が楽かもしれませんが、それはまぁ大方針について合意が取れて、記事を移動させてから、といったところでしょうか。
内容の信頼性に関してですが、正直、記述している文章や用語の正確性に問題があるのでアレなんですが、抗結核薬の長期投与や治療中断、不規則な服用が、多剤耐性結核「菌」の出現の要因になるのは確かです(戸田新細菌学の最新版にも記載があります)。要するに、現在の文章は「多剤耐性結核菌の出現」と「多剤耐性結核の発症(というより多剤耐性結核への罹患、あるいは多剤耐性結核菌に感染されること)」との区別がついてない、というのが最大の問題点でして。「多剤耐性結核菌の出現」については、長期投与や治療中断などがその要因になりますが、「多剤耐性結核への罹患」については、その人が保持していた感受性菌が耐性を獲得すること以外に、他の人から多剤耐性結核菌を移されるケースも該当します(発症となると、さらに免疫力低下とかも関わってくるので)。なので、「多剤耐性結核菌の出現の原因」を「発症」の原因と書いてる現在の記述については「言いたいことは何となく判るし、その内容は必ずしも間違いではないんだけど、その文章の書き方では正しくないし、ポイントがずれてる」という感じですね。--Y tambe 2008年1月23日 (水) 03:36 (UTC)[返信]
(追記)えーと、これだけだと判断材料として少ないかもしれないので。私はどっちかというと「医学微生物学」、つまり病原体そのものについての方が書きやすいので、「多剤耐性結核」という感染症そのものについては、より臨床に近い人の方が詳しく書けるかと思います。でもまぁ、そういう専門外の私でも、なんとか一つの独立記事として構成できるくらいの内容はあるんじゃないかと(書く前から言うのもなんですが)思ってます。さすがに英語版みたいに「XDR-TB(定訳なし、超多剤耐性結核、広範囲薬剤耐性結核)」まで別記事にするとなるときついかな、とは思いますけど。「多剤耐性結核」を「結核」と別記事に立てて、その中でXDR-TBについても触れるということでどうかな? と。というわけで、とりあえず私は上の(2)案をメインに考えてますので、この場で同時に記事の移動提案も兼ねて、意見をいただければと。--Y tambe 2008年1月23日 (水) 10:20 (UTC)[返信]
  1. ^ Granich RM; Oh P; Lewis B; Porco TC; Flood J. Multidrug resistance among persons with tuberculosis in California, 1994-2003. JAMA 2005 Jun 8;293(22):2732-9.