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ノート:失われた国宝

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国宝に指定されていたが失われたもののリストかと思ったのですが、そうでもないのですね。範囲を明確にしたほうがいいと思います。--mochi 2006年3月15日 (水) 15:26 (UTC)[返信]

削除またはページ名変更の提案

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本ページは真面目な意図で作成されたものと思われ、投稿してくださった方に対しては大変失礼とは存じますが、以下のように種々の問題点があります。現行の「削除の方針」には合致しないと思われますが、現状の「失われた国宝」という項目名のままでは加筆が不可能であり、項目名を「焼失した重要文化財建造物の一覧」等に変更する必要があります。以下、少し長くなりますが、理由を述べます。

  1. 文化財保護法によって指定された国宝には「失われた」ものは1件もありません。国宝である広隆寺の弥勒菩薩像の指が折損したなどの事故は若干ありましたが、火災、風水害等で滅失し、指定解除されたものは1件もありません。したがって、「失われた国宝」という項目名は不適当です。
  2. 「国宝」には文化財保護法(昭和25年施行)によって指定された国宝と、昭和25年以前に旧法によって指定された、いわゆる「旧国宝」とがありますが、現代において国宝と言えば、通常は前者を指します。「旧国宝」は現行法の「重要文化財」に相当するものです。(詳しくは「国宝」の項参照)。旧法廃止から半世紀以上経過した今日、「国宝」といえば通常は文化財保護法による国宝を指します。
  3. 旧法によって指定された、いわゆる「旧国宝」の中には戦災等で焼失したものがあります。これらのリストアップをすることは可能です。しかし、昭和25年の文化財保護法施行以後焼失した文化財もあり、これらは「国宝」ではなく「重要文化財」なので、やはり「失われた国宝」という項目名は不適切です。
  4. 国宝・重要文化財は建築物に限るものではなく、絵画、彫刻等の美術工芸品もあり、これらの中にも戦災等で焼失したものが多数あります。
  5. そもそも、本ページに列挙されている建築の大部分は焼失時に国指定文化財ではなかったものです。(1)「戊辰戦争」「廃仏毀釈」など、明治30年に日本の文化財指定制度ができる以前の事件が原因で滅失したもの。(2)鹿鳴館、寂光院本堂、永保寺本堂のようにもともと国指定文化財でなかったもの。(3)東京駅、司法省のように戦災を受けた時点では国指定文化財ではなく、戦後に重要文化財に指定されたもの。(4)原爆ドームのように国の史跡には指定されているが重要文化財ではないもの。
  6. 解決策として、項目名を「焼失した重要文化財建造物(の一覧)」と変更する可能性が考えられます。しかし、本ページに現在列挙されている建造物の大部分は、前述のように、過去現在を通じて国宝にも重要文化財にも指定されたことのないものです。したがって、仮に項目名を「焼失した重要文化財建造物(の一覧)」と変更したとしても、ほぼ白紙化に近い大幅な編集が必要であり、項目の趣旨が全く変わってしまいますので、それでよいのかどうか疑問です。何か他の解決策がありましたら、ご意見お願いします。Urania 2006年3月21日 (火) 00:17 (UTC)[返信]
  • (削除寄り)現状ではUraniaさんの挙がられているように問題点が多すぎ、百科事典的な記事に成長する見込みが見出せません。記事名を変更し定義をより明確にするとしても、現在の内容では全面的に書き換えることになるでしょう。一度削除し、(もしこのような一覧記事の必要性があれば)定義をより吟味してから起稿したほうがよろしいのではないかと思います。--BitBucket 2006年3月25日 (土) 12:01 (UTC)[返信]
  • (存続寄り)ページ名変更及び編集により対応可能。「削除依頼サブページ」でも書いたのですが、このページでは、「失われた国宝」のページ名の下に、「戦災焼失などにより失われた建築文化財」と言う記述があり、「国宝」とは書いていない。つまり最初の投稿者は国宝とか文化財という用語を、文化財保護法等に基づいた意味として厳格に用いているのではなく、単に一般的な意味で「文化的財産」=「文化財」ないし「国宝」という程度で使っているだけだったように思います。一般的にいうような「文化遺産」なんかとニュアンスが近いのではないかと。従って、法律に基づいた「国宝」との混同が懸念されるのであれば、ページ名変更やその後の編集によって対応すればよいと思われます。(例えば「失われた日本の文化遺産」とか)。
「それではページの定義が広すぎる」との意見があるかもしれませんが、むしろ、ページ単位の定義は少し大きく設定し、ページ内で、それぞれ細かい定義に沿ったカテゴリー(細別の項目)を設けて、内容の厳密化をはかる事も可能かと思います。それによって多くの読者は、沢山のデータの中から、各人が自分のニーズに応じて、ページ内の項目ないし章・節を目次で選んで参照すれば充分活用できると思います(読者のニーズは多様でしょうから)。それに、最初からページ全体の定義を狭い範囲で厳格化してしまうと、編集によるその後の発展が、過度に抑制されてしまうのではないかと、危惧いたします。
また内容に関しても、昔大学の図書館で読んだ記憶があるだけではっきり憶えていないのですが、文化庁が編纂した第二次大戦以降の日本における滅失文化財のリストなどが刊行されていたように思いますし、そういった一般的な文化財に関する情報を掲載するページとしても、広い意味での「失われた文化財ないし文化遺産」などとして存続させる意義は十分あると思います。--Kogane 2006年4月22日 (土) 03:37 (UTC)[返信]