ノート:宇宙原理

宇宙原理の限界

インフレーション理論を解説している多くの科学者たちは、はるか彼方の宇宙はこことは違った姿をしていると明言しています。例えば、ブルーバックス「インフレーション宇宙論」佐藤勝彦著のP145に、 「これは、私と共同研究者が1982年頃に説いたことなのですが、インフレーションで宇宙が急激な膨張をするとき、宇宙全体が手を携えていっせいに大きくなるとは限りません。互いに連絡がとれないような遠いところまで、同時に、同様にインフレーションが起きるという必然性はないのです。つまり、でこぼこだらけの膨張を起こす可能性は十分にあるわけです。 これは現在の宇宙のような数百億光年という「小さな」スケールの話ではありません。われわれの宇宙を越えた、とてつもなく大きな話です。そういうスケールで見ると、インフレーションを起こして急膨張をしている場所と、インフレーションが終わって緩やかな膨張をしている場所が宇宙にはいくつも混在していると考えられるのです。」 私の追記は、このような考え方を解説したものです。ランドスケープ宇宙論についても、追記したとおりです。 削除されるのであれば、その理由をきちんとご説明ください。--202.223.127.144 2014年10月11日 (土) 11:53 (UTC)