ノート:実在論

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「名辞、言葉に対応するものが、それ自体として実在しているという立場。」と書かれていますが、こういう一般化が妥当でしょうか。「存在論上の立場の一つ」と言うのも疑問です。「実在論」と呼ばれるのはそういう一般的な実在を言うことではないでしょう。また、観念論対実在論と言うペアは認識論上の概念とされるのではないですか。観念実在論の説明において、「人間」と言う言葉に対応するものが「それ自体として実在する」と言う表現がありますが、我々が使う「実在」と言う強い意味で使われたのか疑問です。こういった説明では、ラテン語の「もの」を表すresから、realitasに至る語彙の変遷が蔽われてしまう危険があります。中世から近代にかけての西欧にあった世界観の変容を見落とす素のように考えます。中世普遍論争、近代認識論、現代と明確に分けて記述するべきではないでしょうか。石井彰文 2007年3月13日 (火) 05:42 (UTC)[返信]