ノート:山の広場
特筆性補充のお願いと削除依頼の予告
[編集]本記事は、Wikipedia:井戸端/subj/登録商標マークが付けられた記事名で不可解な商標マークの使用が指摘されているのを見て以来、懐疑的に見てきました。
初版では本文も大分主観的で、全く百科事典的な書き方ではなかったので、私にできる範囲で修正を試みました。
ところが、その過程で、出典が全くの一次資料であったことが分かりました。
まず、Wikipediaで典拠にできる資料についてはWP:RSをご確認ください。
その上で、初版で出典欄に典拠として挙げられていたのは以下の3つでした。
- https://www.yamanohiroba.com/ 内のページ。制作者のウェブサイト。
- 「『陶芸窯』里文出版、2020年5月30日」なる書籍。
- 「『TERRAM FABULAS』かわら美術館、2014年11月15日」なる文献。
1.については一見して一次資料であることが明らかな書き方だったものの、2.はあたかも陶芸の専門書籍にそのような特集がされたように見え、3.は公立美術館の機関誌に特集が組まれたかのように見えるような書き方がされていました。
ところが、2.と3.につき精査したところ、以下のとおりと判明しました。
2. は、制作プロジェクトにアドバイザーとして関与した「寺田康雄」氏(なお、初版では「寺田康夫」氏と誤記されていました。)の著作でした。https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030412555-00
3. は、制作プロジェクトの主導者であるヒメナ氏およびスティーブン氏の著作であり、かわら美術館は発行元に過ぎませんでした。https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025988037-00
すなわち、いずれも制作プロジェクトの関係者の著作であるといえ、WP:RSが定める「独立した二次資料」とはいえません。
(あまり考えたくないことですが、故意に一次資料性を秘匿して二次資料を装って記事を立項したのだとすれば、ちょっと感心しませんね。)
現状では、完全に一次資料のみに依拠して記事が作成されていることになるので、Wikipedia:削除の方針#ケース E: 百科事典的でない記事の「独自の研究結果の発表」および/または「百科事典に記載するほどの著名性・特筆性がない記事」に該当し、削除依頼の対象となります。もしかすると「広告またはスパム」かもとも思ってしまいます。
私の方で特筆性を補えないか調査してみましたが、「山の広場 美浜町」などのワードで検索しても、見つかった情報は以下のものぐらいでした(ブログなどは除く)。
- “EVENT 「山の広場」野外劇場グランドオープン!”. みはまデイズ. 2021年7月5日閲覧。
- →オープンイベントの宣伝記事であり、WP:RSとはいえません。
- “知多美浜の山の広場1” (2007年10月4日). 2021年7月5日閲覧。
- →写真は豊富にありますが、無記名の個人サイトでありWP:RSとはいえません。
- “森の劇場、焼き物の響き 16年かけ完成 愛知・美浜”. 朝日新聞DIGITAL (2016年10月20日). 2021年7月5日閲覧。
- →唯一の全国紙での言及ですが、特に記者や編集者による検証プロセスを経たとは見受けられず、制作過程の写真がほぼ全て制作者提供となっていることからも、記者の独自取材ではなく制作者から聞き取った内容をそのまま記事にしているとみえ、実質的には一次資料の焼き直しに過ぎないといえます。WP:RSとはいえません。
このように、私の調査では特筆性を有意に補うことができませんでした。このままでは、本記事は特筆性を欠くものとして削除依頼に出さざるを得ません。
そこで、関心のある方に、WP:RSとなりうる出典の追加をお願いします。例えば、建築系や美術系の雑誌などで、制作者から独立して、本作品に関する専門的観点からの評論などがされていれば、それをご紹介ください(ci.nii.ac.jpで何も出てこないのでおそらく存在しないだろうとは思いますが…。)。
一週間程度の期間をおいて成果が得られなければ、ケースE(特筆性欠如)として削除依頼を出させていただきます。
--Leukemianwalt(会話) 2021年7月6日 (火) 01:00 (UTC)
- 形式面を整えてくださった方がおり、存命人物の伝記でもないので、いきなり削除依頼に出すほどでもないかなと思い直しました。
- 引き続き二次資料の提供を待ち、忘れた頃に見返して良い出典が付いていなければ再検討したいと思います。--Leukemianwalt(会話) 2021年7月9日 (金) 03:49 (UTC)
- ページ内の表記をWikipedia的に整理した者です。私も本記事が気になったのは、Wikipedia:井戸端/subj/登録商標マークが付けられた記事名の書き込みを見たことがきっかけでした。ページ内容の記述の充実は私には出来ませんでしたが、意図したTemplate:harvnbの動作は修正できると考えたので全面的に書き換えました。
- 特筆性があるかどうかは、気になる方がしかるべき場で議論すればよいことなので、ページ存続でもページ削除でも管理者の意向に従います。--Lingualatin(会話) 2021年7月9日 (金) 07:45 (UTC)