ノート:弧刀影裡流居合術
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『心臓』に根拠あり。『首筋』を斬っていない。
阿部嘉典の『「映画を愛した二人」黒沢明 三船敏郎』には、例の決闘場面の連続写真・図解と、殺陣師・久世浩による『逆抜き不意打ち斬り』の連続写真が掲載されています。その134ページに、『相手の心臓を一気に斬りあげる』という記述があります。なお、その解説は、久世浩によるものです。
ただ、私が映画を見た限りでは、仲代達矢の右腕の下(肝臓辺り?)を斬ったように見えます。三船敏郎の腕の動きから、首筋を斬っていないでしょう。
しかし、殺陣師・久世浩の連続写真と解説をもって、『相手の心臓を一気に斬りあげる』と記述されているので、私は、それに従いました。