ノート:投下 (モンゴル帝国)

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文中での出典情報の充実をお願いします[編集]

投下について触れている中国語の文献があまり見当たらないのが気がかりですが(wikidataにもない)、内容としては秀逸な記事入りも十分にありえるものだと思います。すべての文が脚注で網羅されるよう、ぜひ出典情報を充実させてください。--4th protocol会話2021年2月18日 (木) 12:55 (UTC)[返信]

コメントありがとうございます。自分にとっても今までに無い大作となりましたので、細かい粗は多々あるかと思いますが、適宜加筆修正していこうと思っています。中国語文献としては、「研究史」の節に挙げたように李治安氏の研究が著名ですが、近傍の図書館にないため今回は参考文献に挙げませんでした。やはり、外国語文献が挙げられている方が記事としての完成度が高いのでしょうか。--カラ会話2021年2月19日 (金) 14:14 (UTC)[返信]
返信 カラ様の記述は出どころがはっきりしており、国内研究は相当押さえられているものとお見受けしますので、現状これ以上を望みにくいのかなとは思っております。ただ、これだけ重要な用語であれば他言語版がありそうなところですがそれがなく、またネット検索をしてもあまりヒットしなかったので、現地の研究は実際のところどうなっているのかが気がかりだった、という趣旨でございました。わかりにくくすみません。直接の引用をされたものでなくとも主要な国外研究を他にももしご存知であれば、参考文献に入れていただくと後日加筆したりこの記事を一種の先行研究として利用する人の助けになると思います。宜しくお願い致します。--4th protocol会話2021年2月19日 (金) 15:13 (UTC)[返信]
なるほど、そういう趣旨でしたか。それならば、日本語書籍に挙げられている外国語文献で主要なものを追記しておこうと思います。なお、「投下」についての他言語での情報が少ないのは、単純にこの分野の研究が最も進んでいるのが日本で、欧米・中国ともに日本の研究を追随する状況にあるためかと思います。例えば、舩田善之氏は参考文献にも挙げた「モンゴルの漢地統治制度(松田1978)」で示された見解(モンゴル高原で行われた遊牧民分配と、華北での投下分配が明確に連動していること)について、「投下領、そしてモンゴル帝国の構造を形作る理念として、日本の研究者の共通認識となった。しかし、海外の研究動向について言えば、多くが松田1978を参照しているにもかかわらず、この創見性には十分気づいていないように思われる」と評しています。また、中国語文献については「州県制度を導入し中国王朝化した元朝」、「中国人民を収奪対象としてしか見ていなかったモンゴル王侯」といった史観が前提としてあるため、投下制度についての研究が盛んではない面があるのだと思います。--カラ会話2021年2月19日 (金) 23:19 (UTC)[返信]
返信 丁寧にご教授くださり、誠にありがとうございました。日本での研究が先行していたとは存じ上げず(本文中で触れられていましたら失礼いたしました)大変勉強になりました。今月の新記事賞は固いと思いますが、査読依頼などを活用して更なるブラッシュアップをしていただけると幸甚です。--4th protocol会話2021年2月19日 (金) 23:49 (UTC)[返信]