ノート:抗力

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いくつか気になったことがあります。

  • 翼以外(というか物体一般)で誘導抗力、有害抗力といった考え方をするのか?
  • 有害抗力の項に形状抗力を含めるものか?

Yellow-cake 2007年1月26日 (金) 11:35 (UTC)[返信]

確証はありませんが、
  • 揚力を発生している(3Dの)物体については誘導抗力という考え方をすることはできる。→ することもある、のでは。e.g. lifting body - もっとも、自動車だとかフォークボールなんかの研究で実際に誘導抗力というものを使用しているのかどうかはわかりませんが……。とりあえず本文には注記してみました。
  • 有害抗力は誘導抗力(と造波抗力)以外の全てを含んだもの、という定義のようですが……。
--.m... 2007年1月26日 (金) 15:47 (UTC)[返信]

どうもです。まあ私も確証がないからこっちに書いたわけですが・・・。とりあえず後者の疑問なんですが、どうも細かく考えてみると一つ目の疑問とほとんど同じことを言うことになるかもしれません。結局言いたいこととしては「圧力と摩擦抗力は有害抗力と言った考え方と別の概念じゃないのか?」と言うことです。航空機では誘導抗力以外は全て有害抗力に含めるという考え方は多くの本に載っていますので、そうすると当然、圧力抗力と摩擦抗力は有害抗力に分類されると考えられます。しかし、普通に考えると速度を落とす目的の抗力もあるので流体一般で有害と言うことはないと思います。と言うことで、この分類は必ずしも正しくないと言う考えです。ただ確信のないことを想像で書いたのでもしかしたら変なことをいってるかもしれません。そしたらすいません。Yellow-cake 2007年1月27日 (土) 04:38 (UTC)[返信]

こんにちは。たしかに、かなり航空機(一般には無視できない程度の動的揚力を発生する飛翔体?)に限定した言い方のように思えてきました。
それと、parasite/parasitic の定訳になっている「有害」というのは(誰が始めたのかわかりませんが)ミスリーディングというか、あまりいい訳ではないという気もします……。たぶん元々の意図としては、物体が大きさを持つ以上逃れられない、いわば物体に「宿っている(あるいは、寄生している)」抗力というような感じですよね、きっと。むしろ「寄生抗力」みたいに直訳してもらったほうがよかったような気がします。とまれ、定着してしまっているようなのでこう書かざるをえませんが、「日本語では有害と呼称されるものの、必ずしも不利益をもたらすことを意味するわけではない」とかなんとか、注記してみてもいいかもしれませんね。
いやむしろ、この「抗力」というかなり一般的な、航空工学というよりは物理学としての流体力学に分類されそうな項目には、このような、ある分野に特有と思われる分類は書かない方がいいのかもしれないという気もしてきました。……と、書いていて気付いたんですが、今の記述、ストークスの抵抗法則には全く触れてませんでしたね……すっかり忘れていました。--.m... 2007年1月27日 (土) 14:19 (UTC)[返信]

なるほど確かに有害の語意から辿るのはちょっと変でしたね。ただどちらにしろ持っている意味としては揚力を発生する以上避けられない抗力と、それ以外でわけているわけですから、やはり揚力をあまり考えないような分野では使いそうにない言葉だとは思います。実際、流体関係の本も含めて航空関連以外では使っているのを見たことがありません。なので私としては注釈として誘導抗力以外を航空関連では有害抗力と呼ぶことがあるなどと書き直すのがいいかなと考えます。ただ有害抗力という言葉自体若干定義に幅があるのがちょっと悩みどころですが…。Yellow-cake 2007年1月28日 (日) 14:49 (UTC)[返信]