ノート:文語
リダイレクト先・曖昧さ回避
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リダイレクトの件ですが、ちょっと一方的な編集をしてしまったので異論があった場合はこちらで話し合いたいと思います。
「文語」の一般的な意味は書き言葉、「書記言語」です。たしかに「日本語の文語」を差すことも多いのですが、「日本語の文語」に転送してしまった場合、現状では閲覧者が「書記言語」の項を(特に「書記言語」という用語を知らない場合は)うまく見つけられない状態です。「日本語の文語」という意味で「文語」が使われているのであれば、地道にそう言ったリンクを「日本語の文語」へのリンクに書き直していくべきかと思います。--ペー 2007年3月27日 (火) 01:10 (UTC)
- Wikipedia:曖昧さ回避を用いるべきだと思います。日本に関する文脈で記事を書いている人は、どうしても日本語の文語という意味で「文語」と言って(そしてリンクもそのまま貼って)しまいがちでしょうから。今のままでは逆に日本語の文語という意味で文語に辿り着いた人が(下の方に一応リンクはありますが)やや戸惑いそうな気がします。--笹本和彦 2007年4月1日 (日) 06:35 (UTC)
- 早速やってみました。書記言語の方に曖昧さ回避を用いるのも変かと思ったので、文語を二択の曖昧さ回避にしました。文語と書記言語を分けることを考えています。(下記参考)--ペー 2007年4月2日 (月) 14:41 (UTC)
- 文章語と書記言語に分けることを前提に、書記言語を大幅加筆しました。
文語の項は文章語への曖昧さ回避を残しつつ日本語の文語を移動してきてはどうかと思います。--ペー 2007年4月4日 (水) 14:19 (UTC)- Literary languageの訳はやはり「文語」が最適なようです。あとは「日本語の文語」の扱いですが、そっちのノートに書いておきます。--ペー 2007年4月8日 (日) 01:28 (UTC)
- 文章語と書記言語に分けることを前提に、書記言語を大幅加筆しました。
すみません、もしよろしければ、「文章語」や「書き言葉」ではいけないと考えられる理由を教えていただけませんか? 例えば記事中の、日本で戦前「文語体と口語文という二つの文語が並存した」は、後の「文語」を「文章語/書き言葉」にしたほうがすっきり読める気がしますが、いかがでしょう。
「現代日本語の文語」のような言い方も、可能ではありますが、(日本語においては「文語」の別の意味が滲み出てしまうので)「現代日本語の文章語/書き言葉」と表現するほうが普通に聞えます。思うに、日本語では意味が微妙に違う「文語」「書き言葉」に対して英語に「literary language」という言い方しかないのは、単に日本語の文語にあたるもの(=最近まで使われていた、口語との隔たりが大きい文章語専用文体)が英語にないからでは。ですから日本語版では、英語において一つだからといって無理に一単語に対応させようとせずに、場合によって「書き言葉」「文語」を使い分ける(日本語やアラビア語などにおける或る特定の文体を指したい場合以外は「文章語/書き言葉」にする)のが、これらの語の使われ方の実情に合うように思います。--笹本和彦 2007年4月9日 (月) 01:39 (UTC)
- 「書記言語=Written language」との区別をはっきりさせるためになるべく「文語」と言う語を使って書きました。タイトルを「文語」にしたのもいろいろ検索してみて「文語」が一番Written languageと言う意味で使用されていないと言うそれだけの理由です。Wikipediaは辞書では無いので本当はタイトルも「文章語」の方がいいのかも知れませんね。Written/Literaryのコンセプトはともかく、(特に日本語の)用語に関しては自分でもはっきりとした使い分けがよくわかりません。Written languageあってのliterary languageであり、written languageがあれば(口語との差は別として)そこで使われるliterary languageが大抵存在するので、一般にはっきりと区別されていないのでしょう。笹本のおっしゃったように誤解の無い範囲で実情に合わせて「文語」「文章語」や「書き言葉」を使い分ければよいと思います。適宜書き換えていっていただけると光栄です。ただ「書き言葉」は一般に文体だけでなく、「書き言葉をもっていない」など「書記言語」を含めて使われることも多いようなので注意した方がよいのかも知れません。--ペー 2007年4月9日 (月) 11:39 (UTC)
- なるほど、literary languageとwritten languageの区別を明確にする必要があるということでしたか。丁寧なご説明、ありがとうございました。--笹本和彦 2007年4月9日 (月) 20:06 (UTC)
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用語の確認・見出し語の整理
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言語学的に、「書き言葉・書記言語・文語・(Literary language)」と「話し言葉・口頭言語・口語・(Spoken language)」はそれぞれひとつのコンセプトと考えてよいのでしょうか。Literary languageとWritten languageの微妙な違いや、日本語の文語体と口語体との関連も含め、用語の正確な意味や、項目・見出し語の整理・見直しについてご意見をうかがえればと思います。
- 書き言葉・文語はLiterary languageの事と思いますが、書記言語もそうなのでしょうか。話し言葉と口頭言語についても同様に疑問です。書記言語、口頭言語というのは聞き慣れない語なので、どなたかご存知の方がいたらご教授いただけませんでしょうか。--ペー 2007年3月28日 (水) 00:42 (UTC)
- 少し調べてみたのですが、「書記言語」は主にWritten language(手段)という意味で、「文語」・
「書き言葉」は主にLiterary language(スタイル)という意味で用いられているように見受けられます。どなたか確認とれませんでしょうか?--ペー 2007年4月2日 (月) 14:50 (UTC)
- 少し調べてみたのですが、「書記言語」は主にWritten language(手段)という意味で、「文語」・
- 「書き言葉」はWritten languageにもLiterary languageにも用いられているようですね。--ペー 2007年4月4日 (水) 12:25 (UTC)
- 今気づいたのですが、カテゴリもバラバラですね。 書記言語:言語学スタブ, 言語(言語なの?) 口語:コミュニケーション, 言葉の文化(言語学もあってよさそう)--ペー 2007年3月28日 (水) 00:53 (UTC)
書記言語のほうからきました。
「書記言語」という表現は、Ferguson のとなえたダイグロシア概念とかかわってつかわれる例が多いようにおもいます。言語変種間のダイグロシア (あるいは異言語間のエクスグロシア) の下では、言語(H) (高位言語、高尚言語) と言語(L) (低位言語) のそれぞれが文語と口語に対応するとは限らないため、「書くための言語」という意味の客観的な用語をつかおうとするのだとおもわれます。たとえば日本語でも、かつて漢文が書記言語のなかでの高位言語でしたし、明治期には近体文が成立して漢文にとってかわりました。いっぼうで低位言語にも書記言語はあったわけです。サンスクリットとヒンディ語 (どちらも書記言語を持つ) の関係もおなじでしょう。
いっぽうで、高位言語は社会的権威や文化を担うという側面があって、政治的な公式記録や、公式な場での発言や、経典 (literary heritage) の言語となるといった役割を果たします。最後の経典というのは宗教文書だけでなく、文芸などもふくめた literary なものです。低位言語が高位言語に上昇しようとするときはしばしば、宗教文書や文芸作品を書き表せることが重視されます。そういうわけで、literary language といった場合は単に「文章用の言語」というだけでなく、「社会的地位の高い言語」という意味あいがあるのではないでしょうか。--Hatukanezumi 2007年4月23日 (月) 14:09 (UTC)
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用語・見出しの整理2
[編集]皆さんのコメントや英語版で勉強した結果、自分の過去の編集にかなり未熟な点があった事に気が付きましたので、以下のような修正を提案したいと思います。特に文語–Classical Languageと文章語–Literary Languageの区別が全くついていないまま編集してしまったのが悔やまれます。この二つを分ける事でそれぞれの概念がかなりすっきりすると思います。ご意見・アドバイス等頂けたら幸いです。
- en:Literary language:文章で使われる言葉遣い「文章語」 ←現在の文語から修正
- en:Classical language:古典に残る言語「文語」←主に英語版からの和訳
- en:Classical Japanese language:日本語のいわゆる文語「文語 (日本語)」←現在の文語体 (日本語)、必要あらば改名
--ペー 2008年4月20日 (日) 14:58 (UTC)
- 英語版の区分に準拠するのなら、それでいいとおもいます。文語体 (日本語)はいまの記事名でもいいようにおもいます。 --Hatukanezumi 2008年5月4日 (日) 04:50 (UTC)
用語の整理
[編集]がそれぞれ対立概念であるように書かれている出典をいくつか見つけたからです。
なお
の違いはどうもはっきりしませんでした。これらの違いよりは、
これらの違いの方が相違が明瞭です。
記事化に当たって、書記言語から文字言語へ一部記述を移動したり、似たような内容を複製したりしようと思います。音声言語も記述を改めるところが出てきます。文語・口語も手を入れるかもしれません。--КОЛЯ 会話 2010年3月27日 (土) 20:17 (UTC)