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ノート:標準電極電位

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記事名変更の提案

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現在の記事名「標準電位」を「標準電極電位」に変更することを提案します。主な理由は次の通り。

  1. 本記事の内容は「反応に関与する物質が全て標準状態あるときの平衡電極電位」に関する物であり記事名が内容を適切に表現できていないこと
  2. 「標準電位」だけでは何の標準電位であるかあいまいであること(電極反応の-等が必要)
  3. 電気化学の分野では主に標準電極電位が用いられていること[1][2]

本件に関する意見をお願いいたします。--野良猫 2007年5月17日 (木) 08:20 (UTC)[返信]

積極的にどうすべきだという意見はないのですが、酸化還元電位 という記事がすでにありまして、住み分けか統合を考えないといけないかなと思います。--スのG 2007年5月17日 (木) 08:48 (UTC)[返信]
酸化還元電位の内容と標準電極電位の内容は別であると認識しております。(少なくとも私の周りでは)「標準電極電位」の意味で「標準酸化還元電位」という言葉は使いません。普通、ある電気化学的酸化還元反応が平衡になっている場合の電極電位を「平衡電極電位」と呼んでいます。しかし、電極電位を平衡電位からずらして、酸化反応(還元反応)が優位に起こるような電位を酸化電位(還元電位)と呼んだりはします。(平衡電位+アノード過電圧=酸化電位、平衡電位-カソード過電圧=還元電位という感じ。)酸化還元電位#用語の定義および記号には「酸化還元電位:実測値として求められる電位差 」との記述がありますので過電圧を含んだ実際の酸化電位・還元電位のことを指していると思われます。(酸化電位と還元電位をまとめて酸化還元電位と表記していると思われる。)もっとも、記事の内容としては重複する部分もありますので一部転記・統合を考えても良いかも知れません。--野良猫 2007年5月19日 (土) 06:26 (UTC)(一部削除--野良猫 2007年6月19日 (火) 11:22 (UTC)[返信]
(追記)標準電極電位を標準酸化還元電位とする教科書[3]も存在するのでどちらの呼称でも誤りではないようです。用語法については統一されていないようです。IUPAC Gold Bookでは、次のようになっています。
standard electrode potential
The value of the standard emf of a cell in which molecular hydrogen under standard pressure is oxidized to solvated protons at the left-hand electrode.
standard potential of an electrode reaction
Synonymous with standard electrode potential.
標準酸化還元電位に相当する項目は見つけることができませんでした。標準電位という言い方は上のstandard potential of an electrode reaction(電極反応の標準電位)に由来するものと考えます。(上の改名提案理由の2がこれです。)また、スのGさんがご指摘の酸化還元電位は何の電位を言っているのか私には判断できません。言うまでもないことですが、上で私が書いた酸化電位・還元電位なるものも一般的な用語ではないでしょう。--野良猫 2007年6月19日 (火) 11:22 (UTC)[返信]
お引き受けいただけるのであれば、必要な転記、統合についての諸作業をお任せしたいと思ってます。本項目も「標準電極電位」でよろしいかと思います。--スのG 2007年5月21日 (月) 08:15 (UTC)[返信]
転記・統合について、私はもう少し待とうと思っています。「酸化還元電位」の内容は多岐にわたっており、簡単な転記・統合では済ませられないと思うのです。「Category:電気化学」内の記事で関連してそうなものは、標準電極電位の他に基準電極過電圧サイクリックボルタンメトリーなどが考えられますが、関連が複雑すぎて正直躊躇します。とりあえず、電気化学分野の記事が(もうすこし)充実してきたら転記・統合について提案してみようと考えています。その方が議論がしやすいと思いますし。--野良猫 2007年5月28日 (月) 11:36 (UTC)[返信]
起稿するとき「標準電位」にするか、「標準電極電位」にするか迷いましたが、言われてみると後者の方が適していると思います。野良猫さんの意見に異論はありません。--Alljal 2007年5月17日 (木) 10:04 (UTC)(インデント変更--野良猫 2007年5月19日 (土) 06:26 (UTC)[返信]

記事名の変更に関して合意が得られたと判断し、提案の通り記事を移動しました。--野良猫 2007年5月23日 (水) 12:56 (UTC)[返信]

参考文献

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  1. ^ 電気化学会 編『電気化学便覧 第5版』丸善、2000年、155頁。
  2. ^ 小久見善八 編著『電気化学』オーム社、2000年、25頁。
  3. ^ 大堺利行、加納健司、桑畑進『ベーシック電気化学』化学同人、2000年、34頁。