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ノート:橋本秀雄

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 半陰陽(インターセックス)は差別用語です  「性分化疾患」に訂正して下さい。

 「身体的には男性と女性の性腺の両方を持ち合わせた半陰陽(インターセックス)者であり… 」    私は小型精巣しかありません訂正してください。

 私達患者はインターセックス・半陰陽というキーワードで結ばれてはいますが、  疾患名、症状、治療方法、判定された性、年齢などが>個別違い何ら共通点が  有りません。  しかし私達患者は人間であり「男性と女性しか存在しない」という政治的、  宗教的な考えに基づかれ構築された社会構造の中で男性社会と女性社会で  全く理解されない生き辛さの体験を共有してきたのではありませんか。    「私達患者のこの生き辛さは私達患者の責任では有りません!」 --123.223.23.163 2009年12月23日 (水) 11:00 (UTC)橋本秀雄  --123.223.23.163 2009年10月31日 (土) 21:58 (UTC)橋本秀雄  --Pesfis 2009年12月7日 (月) 06:47 (UTC)橋本秀雄  橋本秀雄--123.223.23.163 2009年12月7日 (月) 08:08 (UTC)[返信]

成育医療[編集]

 母親と父親から引き継いだ遺伝情報の変異と内分泌変異により  胎児の生殖器と泌尿器に『性分化障害』が起こる場合があります。  生殖器と泌尿器に『性分化障害』のある子どもには、誕生した後  二次性徴の発現が遅れる『性発達障害』が起きます。  この子どもの事をISNA(北米半陰陽者協会)とIntersex Initiative  はDisorders of Sex Development  『性分化障害および性発達障害の子ども』と主張しています。  しかしアメリカ合衆国には社会保障制度としての母子保健システム  が存在しておりません。

 つまりアメリカ合衆国では性分化疾患の子どもに対して病院で  小児内分泌グループを中心とした小児外科、小児泌尿器科、産婦人  科等と連携したチーム医療を行い成人期まで視野に入れた成育医療  を患者全員が受診することはできません。

  性分化および性発達障害のある子どとは日本の母子保健システム  では小児慢性特定疾患に指定されていて内分泌疾患の性分化疾患  (Disorders of Sex Development)のことです。

  現在日本国内の病院で性分化疾患の子どもに対して小児科内分泌  グループを中心とした小児 外科、小児泌尿器科、産婦人科等と連携  したチーム医療を行い成人期まで視野に入れた成育医療を患者全員が  受診できるようになりました。

 但し医療崩壊で高度生殖医療を受診できない医療過疎地域が存在する  問題があります。

 さて小児期・性成熟期前に悪性腫瘍にかかりその治療のため性腺や内性器に  妊孕性を失ってしまった方に対して京都大学で開発されたES細胞(幹細胞)  を移植の臨床研究検討段階ではありますが始まろうとしています。  性分化疾患の当事者方で現在継続的に治療をつづけている方はこの高度生殖医療  を受診できる可能性が出てきました!

 最後に性分化疾患の子どもに私達は1995年インターセックス(半陰陽)  の子どもと翻訳しました。しかしこの翻訳は誤りでした。

 インターセックス ISは難治性不妊症の患者に対する蔑視差別用語です!    性分化疾患(Disorders of Sex Development)とは内分泌疾患  である下垂体疾患、甲状腺疾患、副腎疾患、性腺疾患の総称であり  遺伝情報によるヒトの内分泌代謝疾患のこと。  性分化疾患とは単一疾患のことではありません。  ヒトの内分泌代謝はホルモン代謝の司令塔である下垂体より甲状腺  副腎、性腺 これら器官が連携し合いかつ補い合っています。  しかし父親と母親から引き継がれた遺伝情報の変異によりヒトの  ホルモン代謝である器官の下垂体、甲状腺、副腎、性腺が機能不全  または欠損よりホルモン分泌量が過剰または不足により様々な疾患  を発症します。

 インターセックス、半陰陽とは性腺疾患の一症例に過ぎませんでした。  しかし性分化疾患の解釈が「遺伝情報によるヒトの内分泌代謝疾患のこと」  と拡大した結果インターセックス、半陰陽と言う医学用語ではヒトの  遺伝情報よる疾患の判定は「もはや時代錯誤」であり「当事者とその家族に対する蔑視」  差別用語であると判断されたと思います。

 ご注意!  IS インターセックスはサブカルチャーや漫画に 影響されたもので現実とは全く  乖離しイメージされたものです。

  性分化疾患(DisordersofSexDevelopmentDSD)とは全く違うものです。

 インターセックスISは性分化疾患の患者に対する蔑視差別用語です!


 小児慢性特定疾患『内分泌疾患グループ』 性分化疾患リスト

 下垂体疾患・成長障害 グループ

下垂体機能低下症 ・シモンズ病

ゴナドトロビン欠乏(欠損)症

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)欠乏(欠損)症

甲状腺刺激ホルモン(TSH) 欠乏(欠損)症

成長ホルモン(GH)欠乏(欠損)症

プロラクチン(PRL) 欠乏(欠損)症

成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性小人症)

下垂体性巨人症 ・末端肥大症

真性思春期早発症

中枢性思春期遅発症

低ゴナドトロビン性類宦官症

下垂体腺腫

クッシング(Cushing)病

下垂体性(真性)尿崩症

抗利尿ホルモン(ADH)

分泌異常症(SIADH)

腎性尿崩症(抗利尿ホルモン不応症)

ローレンス・ムーンビードル症候群

プラーダー・ヴィルリ(Prader-Willi)症候群

コールマン症候群

フレーリッヒ症候群(脂肪性器異栄養症)

ラロン型小人症

先天性全身性脂肪発育障害症候群(リボジストロフィー)


 甲状腺疾患 グループ

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺機能低下症

甲状腺形成不全

異所性甲状腺

クレチン病

粘液水腫

先天性甲状腺ホルモン不応症

単純性甲状腺腫

甲状腺腺腫

腺腫様甲状腺腫

亜急性甲状腺炎

慢性甲状腺炎

橋本病

副甲状腺機能亢進症

副甲状腺機能低下症

テタニー

特発性副甲状腺機能低下症

副甲状腺形成不全

副甲状腺機能低下

アジソン・モニリア症候群

偽性副甲状腺機能低下症

偽性副甲状腺機能低下症

偽性特発性副甲状腺機能低下症


副腎疾患 グループ

副腎腺腫

クッシング(Cushing)症候群

男性化副腎腫瘍

女性化副腎腫瘍

アジソン(Addison)病

副腎形成不全

先天性副腎皮質過形成

コレステロール側鎖切断酵素欠損症

(先天性リポイド過形成、プラーダー症候群)

副腎性器症候群

3β水酸化ステロイド脱水素酵素欠損症(ボンジョバンニ症候群)

11β水酸化酵素欠損症

17α水酸化酵素欠損症

18水酸化ステロイド脱水素酵素欠損症

18水酸化酵素欠損症

21水酸化酵素欠損症

先天性副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)不応症

アルドステロン欠損症

高アルドステロン症

原発性アルドステロン症(コン症候群)

特発性アルドステロン症

グルココルチコイド奏功性アルドステロン症

偽性低アルドステロン症

褐色細胞腫

 

性腺疾患 グループ

ターナー(Turner) 症候群

ヌーナン(Noonan) 症候群

クラインフェルター症候群

XX男性

XY女性

性早熟症

仮性思春期早発症

性腺性思春期遅発症

高ゴナドトロビン性類宦官症

卵巣形成不全

卵巣機能低下症

卵巣機能亢進症

高エストロゲン症

卵巣腫瘍

多嚢胞性卵巣症候群

(スタイン・レーベンタール症候群)

睾丸欠損症

睾丸形成不全

睾丸機能低下症

睾丸機能亢進症

睾丸腫瘍

真性半陰陽

インターセックスとはこの疾患のみを指していましたが Disorders of Sex Developmentに変更になりました 事実上インターセックスとういう診断名の患者は存在しません!


女性仮性半陰陽

男性仮性半陰陽


内分泌疾患 グループ

多発性内分泌腺腫症(MEA、MEN)

ウェルマー 症候群

シップル 症候群

シュミット(Schmidt)症候群

ゾリンジャー・エリソン

Zollinger-Ellison)症候群

ガストリン分泌異常

ヴァーナー・モリソンWDHA症候群

VIP分泌異常

インスリン分泌異常

特発性低血糖症

ロイシン過敏性低血糖症

グルカゴン分泌異常

セロイニン分泌異常(カルチノイド症候群)

エリスロボエチン分泌異常

トロンボポエチン欠損症

レニン分秘異常

腎血管性高血圧

バーター症候群

リッドル症候群

異所性コルチゾール産性腫瘍

異所性副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)症候群

異所性ゴナドトロビン産生腫瘍

異所性甲状腺刺激ホルモン(TSH)産生腫瘍

異所性成長ホルモン(GH)産生腫瘍

異所性プロラクチン(PRL)産生腫瘍

睾丸性女性化症

周期性ACTH症候群

『小児慢性疾患について』webより転載し加筆ました



pesfisi 橋本秀雄