ノート:水銀柱ミリメートル
定義と桁数
[編集]本文に記したとおり、NISTのSIガイドでは、133.3224 Pa以上の桁数は無意味としています。しかし、日本の計量法での定義は分数になっており、この定義に従う限り、換算値を小数にした場合の桁数は無限になります。あくまでも定義ですから、有効数字の問題は生じません。--121.102.173.238 2011年11月27日 (日) 10:01 (UTC)
単位「水銀柱メートル」の記述について
[編集]「1メートルの水銀柱を支えることのできる圧力を水銀柱メートル (mHg) という」とありますが、この単位が使われる場面は、どこですか。標準大気圧が0.76 mHgに当たりますので、大気圧以下であれば、むしろ単位cmHg(数値の範囲0~76)かmmHg(同0~760)の方が実用的ですし、大気圧以上の圧力を水銀圧力計で測る場面もないと思います。2012年7月現在で2013年9月30日まで使用が認められているという計量単位令のリンクは拝見しましたが、法令の条文にのみ存在して実際は使われない単位を百科事典でわざわざ説明するのは無意味ではないかと思いますので、上記の記述を思い切って削除してはいかがでしょうか。--Koz7291(会話) 2012年7月21日 (土) 20:59 (UTC)
- たかだか1.3気圧ですから、工業用途では実用範囲でしょう。[1]には、mHg表示可能な圧力キャリブレーター製品が載っています。--Greeneyes(会話) 2012年8月4日 (土) 12:47 (UTC)
血圧にmmHgが使えなくなるとの誤解
[編集]血圧の項目、その他ネット上に、「血圧」の計量に水銀柱ミリメートル(mmHg)が2013年10月1日以降は使えなくなる、との誤解が広範に広がっている模様です。正しくは次のようになっています。
- 「血圧」の計量:水銀柱ミリメートル(mmHg)が恒久的に使用できる。
- 「生体内圧力」の計量:水銀柱ミリメートル(mmHg)は2013年10月1日以降は使えない。同じ数値となる「トル」を使うことになる。つまり、数値は同じで、単位名称がmmHgからTorrに変わるだけです。
--220.156.65.71 2012年12月14日 (金) 16:55 (UTC)
ミリメートル水銀柱の定義を見直しました
[編集]ミリメートル水銀柱(mmHg)の(現代的)定義として13.5951 × 9.806 65 Pa(SI『物理化学で用いられる量・単位・記号 第3版』、講談社、2009年) とありましたが、SIの正式文書にはそのような記述はありません。IUPACの「物理化学で用いられる量・単位・記号 第3版」(いわゆるグリーンブック)の7.2 単位の換算表 p.166 、には確かに、「13.5951 × 980.665 ×10E-2 Pa =約133.322Pa」とありますが、これは表頭に「SI単位による表現」とあるとおり、「SIによる定義」ではありません。
SIの正式文書、[1] では、「SI単位による値」として、1 mmHg =約133.322 Pa としています。英語による原文も同じです[2]。
なお、グリーンブックの「7.2単位の換算表」には不正確な記述が数多く見られます。例えば、p.164では米ガロンを gal(US) = 3.785 412 dm3としていますが、gal(US) = 約3.785 412 dm3とすべきです。正確には、1 gal(US) = 3.785 411 784 dm3 です。--219.126.218.131 2013年2月18日 (月) 14:19 (UTC)
- ^ “国際単位系 (SI) 日本語版” (PDF). 独立行政法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター. p. 40. 2013年2月18日閲覧。