ノート:洋画
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「洋画」と「外国映画」
[編集]映画の分類としての「洋画」について、国語辞典を確認しましたが、『大辞林』第三版、『デジタル大辞泉』、『新明解国語辞典』第七版、旧版ですが『広辞苑』第五版、『岩波国語辞典』第四版、いずれも欧米、ないし西洋で製作された映画を第一義としています。第二義としても、「広く外国映画全般」という語釈を挙げているのは『デジタル大辞泉』だけです。
私が知るかぎり、映画興行においては「洋画系チェーン」「洋画興行収入」など、「洋画」が外国映画全般の意味で用いられることがあるようです。映画配給は興行と重なる部分がありますが、それ以外の映画評論、文化行政などの分野では、すくなくとも公式には「洋画」が香港・台湾・中国・韓国などの映画を指すことはないはずです。一般的な用語は「外国映画」だと思います。
なお、「外画」という語がありますが、音声業界では海外ドラマ、海外アニメを含めることがあり、かならずしも「邦画」の対義語とはいえないようです。
あと、西洋画を意味する「洋画」も含めて、世界一般に通用する概念ではないはずです。東洋諸地域で「洋画」という概念が存在するかどうかは確認していません。 --KAWASAKI Hiroyuki(会話) 2014年7月19日 (土) 03:28 (UTC)