ノート:海賊の掟

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初稿に関して[編集]

英語版からの訳に関してメモ

  • 本稿は具体的な掟に関して訳が難しく誤っている可能性がある。
    • 例えばローとローサーの掟の「私掠船の船べりから違法な武器を取り上げる罪(guilty of taking up any Unlawful Weapon on Board the Privateer)」とかゴウの掟の「岸から離れるまで岸に降りてはいけない」とか、よくわからない。
  • ロバーツの掟で突如、貨幣単位ドルが出てくるが英語版の元文の通り。「Royal of Plate」は「Piece of Eight」と同じ何らかの貨幣の俗語だと思うが、わからないので英字のまま。
  • ロバーツの掟については、日本語文献でしばしば「安息日に賛美歌を歌うことを推奨した」というものがあるが、第11条は私の語学力ではそうとは読めない。
  • The Masterは航海長と訳した。Mateは航海士。Gunnerは砲手でも良いと思うが、文脈上は甲板長などと並ぶ高級船員であることを加味して掌砲長とした。

--EULE会話2019年5月10日 (金) 17:29 (UTC)[返信]

  • そこまで自信があるわけではありませんが、以下の解釈にそって本文を微調整してみました。 
"guilty of taking up any Unlawful Weapon on Board the Privateer or any other prize by us taken"のtaking upはここでは「取り上げる」ではなくon boardと呼応して「積み込む」(リーダーズ成句(2)の意味)で、その後のprizeは「戦利品」ではなく「拿捕した船」で"on Board the Privateer or (on Board) any other prize"というつながりだと思います(OED "prize, n.2"の1-b、他のprizeもたぶんほとんど「拿捕船」でしょう)。つまりこの文章は、私掠船や拿捕した船に無許可でこっそり武器を持ち込むなということを言っているのではないでしょうか。"so as to Strike or Abuse one another in any regard"は目的を示し、strikeやabuseはたぶんストライキや怠惰ではなく、文字通り誰かをぶん殴ったり喧嘩をふっかけたりすることでしょう。
「岸から離れるまで岸に降りてはいけない」は上の"Article IV's reference to no going ashore "till the ship is off the ground" suggests that the Revenge was already grounded when the articles were written, only days before Gow and his men were captured."という注釈で説明されています。"grounded"はここでは「座礁していた」です。つまり、これは船の座礁後におそらく整備をしている間に加えられたルールで、船が出港できる状態まで復活する前に勝手に遊びに出かけたり見捨てて逃げたりすることを禁じる規則なのではないでしょうか。
dollarは"piece of eight"と同じだと思います(OED, 2)。昔はdollarがいろいろなコインを示す言葉としてざっくり使われていました。"Royal of Plate"はスペインのお金の単位で1ピアストルの8分の1だそうです(OED, "plate", 5)。
第11条は、私も賛美歌の話にも思えません… --さえぼー会話2019年5月12日 (日) 02:25 (UTC)[返信]
訂正ありがとうございます。確かにおっしゃる通りだと思います。prizeは、他の文章で拿捕船か戦利品かで迷った時に戦利品としてしまい、以降、全部、戦利品と訳すべきと思い込んでました。今一度見直し、拿捕船の方が適当と思われるものは修正したいと思います。また、ここには挙げてませんでしたが、モーガンの掟の少年船員に対する部分も、よくわからないところだったのでありがとうございました。--EULE会話2019年5月12日 (日) 11:57 (UTC)[返信]
(報告)再度修正しました。ローとローサーの掟の私掠船(the Privateer)は、単純に拿捕船と並列と考えるとおかしいため、自分たちを私掠船と自称していると捉え、自船としました。--EULE会話2019年5月12日 (日) 14:18 (UTC)[返信]